
カタログ紹介、今回はこんなクルマあったね~シリーズ。
カルタスクレセントワゴン、平成8年2月発行版。
ステーションワゴンを持たなかったスズキが、市場の流行を受けて
前年デビューしていたカルタスクレセントのワゴンをこの時追加。
表紙もそうですが、ワゴンを強調するリヤからのショットが主になってます。

落ち着いたデザインのフロント周りと相まって、全体的に整ったスタイル。
そもそもベースのセダン・ハッチバックは妙にスタイルが不釣り合いだったので
ワゴンありきで開発されてたのかもしれませんね。
ライバルひしめき合う当時のワゴン市場への参戦でしたが、インパクトが薄く
何よりベースのクレセントがコケた事もあって?ヒットには至らず。
余裕のカーゴスペース。さらにサブトランクが付いて便利ですね。
インテリア。地味なエクステリアとは逆に、派手な柄のシートですね。
ダッシュも、アーチ状のデザインが個性的。自分的には成りが大人しいクルマは
インテリアも落ち着いた感じなのが好きなんですけどね・・・
エンジンはワゴン専用に用意された直4・1800DOHCのJ18A型(135ps)と
4WD用に1600SOHCのG16A型(115ps)、そして1500SOHCのG15A型
(97ps)の3機種を搭載。驚くべきは電子制御サスや4輪ディスクブレーキが
最上級のGTに装着されていたんですね!
ではラインナップ。1800搭載の最上級のGT、1600搭載4WDのT-4、1500のTの
3グレードにGT、T-4それぞれにパッケージOPTを用意。ミッションは全車に
5速MTと4速ATを設定。
GT(当時価格MT159.5万円/AT169.3万円)。オートエアコン、アゼストの
カセット付きオーディオ、ヒーター付電格カラードミラー、オートアンテナ、
バケットシート、ルーフスポイラー、OZ製アルミホイール等を装備。
またSパッケージ(9万円高)を選ぶと更にフォグランプ、アンダースポイラー、
4輪ABSが装備されます。
T-4(MT149.8/AT159.6万円)。前席エアバッグ、185/60R14タイヤ等を装備。
Gパッケージ(7万円高)でバケットシート、電制サス等を除きGTと同等の装備に、
また4輪ABSがOPTで設定。RVパッケージ(12万円高)だと更にサンルーフ、
フロントグリルバーを装備。
T(MT123.0/AT132.8万円)。タイヤは175/70R13を装着、前席エアバッグ、
4輪ABSをOPT設定。エアコン、パワステ、パワーウインドー、パワードアロック、
電動ミラー、タコメーター、リヤワイパー、ルーフレール等を全車に装備。
最下位グレードでもこれだけ充実した装備でこのプライスはお買い得!
スペック。
最後にカラーバリエーション。T-4のパッケージOPT車には2トーンカラーが
設定されます。
その後はエアロ仕様を追加したり、後期型で顔付きをすっかり変えるなど
人気低調なクルマの典型的なテコ入れが施されちゃいましたが、自分は
この落ち着きのある前期型が好きですね~
当時のCM。
Posted at 2022/03/21 21:19:40 | |
トラックバック(0) |
カタログ・スズキ | クルマ