
カタログ紹介、今回もディアマンテつながりで、初代ワゴン。
平成6年3月発行版です。
初代ディアマンテには、前回のセダン版のシグマに加えこのワゴンもあり
なかなかにバラエティに富んだラインナップでした。
ワゴンは本家デビューの3年後、平成5年に追加。しかしただのワゴンでなく、
オーストラリア三菱からの輸入車だったんですよね。これは前世ギャランΣ時代に
あったマグナから引き継いだものでもありました。
マグナほどではないにしろ、このディアマンテワゴンもレアな存在で、
めったに見かけることはなかったですね。大きく伸びやかなカーゴデザインが
オーストラリアっぽいおおらかさを感じさせますね。
ウッドがあしらわれた高級なダッシュ周りは本家と共通。
ワゴンは本革シートが標準になり、本家以上のプレミアムな設定でした。
カーゴスペースも広大ですね。
ワゴンはモノグレード設定。装備もプレミアムで液晶テレビ・CDチェンジャー付き
オーディオ、ファジイ制御はないですがフルオートエアコンを装備。そして本家では
OPTの電動サンルーフを標準で装備!他にも本革巻ステアリング・シフトノブ、
クルーズCTR、運転席パワーシート等も装備。
足回りは前マクファーソンストラット、後は本家と異なり5リンクリジッド。
ABSを標準で装備。エンジンも本家には無い豪州仕様V6・3000SOHCの
Y7(6G72)型(165ps/25.6kgm)、ハイオク仕様。ミッションは4速AT。
装備は前述の他外装に205/65R15タイヤ、アルミホイール、ルーフレール、
電動格納ミラー、リヤワイパー等、内装では6:4分割可倒シート、パワステ、
チルトステア、キーレス、パワーウインドー、センタードアロック、
電磁テールゲートオープナー等を装備。エアバッグは設定されず、後期型で
装備されたようですね。右は諸元表。
ボディカラーは2色のみ。4面図もどうぞ。
本家が2代目になった後もワゴンはしばらく初代のまま併売、平成9年に2代目に
モデルチェンジされました。
Posted at 2024/02/10 15:05:31 | |
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