
カタログ紹介、前回に続きホンダ・コンチェルトの今回は後期型。
平成3年2月発行のマイチェン時版です。
人気が今一つだったコンチェルト、後期型ではエクステリアの意匠を大幅に変更。
前期型にあった英国車風の雰囲気は影を潜め、プレーンなデザインに。
万人向けの、これでもかというくらいフツーの顔になりました。同じクルマとは
思えない・・・
木目インテリアは残されてます。
ダッシュ周りは大きな変更はありません。後述しますが、前期型ではOPT装備だった
エアコンと電動サンルーフは一部グレードに標準装備化。
エンジンは全て直4、1600のZC型は新たにDOHC+PGM-FI(130ps/14.7kgm)が
加わりました。他は前期型と同じSOHC+PGM-FI(120ps/14.5kgm)、デュアル
キャブ(105ps/13.8kgm)、1500キャブのD15B型(91ps/12.1kgm)の全4種。
サスは4輪ダブルウィッシュボーン、4WDもリアルタイムとイントラックの2種で
変わり無し。
装備群。イントラックに連動のみだった3チャンネルデジタルA.L.Bが
2WDにも単独で装備されるようになってます。
ではラインナップ。4ドアセダンにDOHC搭載の最上級グレード、エクスクルーシブが
加わり、スポーティグレードのJZ-iはDOHCに換装・4WDとなりJZ-Siに。代わって
JX、JL、JEが廃止され、1600PGM-FIがJX-i、デュアルキャブがJG、1500が
JEエクストラのグレード構成に。ミッションはエクスクルーシブが4速ATのみ、他は
5速MT(4WDはスーパーロー付き)と4速AT(4WDはローホールド付き電子制御)。
左:JEエクストラ。4ドアFFのみ設定。フルファブリック地シート、175/70R13
タイヤを装備、エアコンをOPT設定。ほか、全車標準でパワステ、パワーウインドー、
電動ミラー、パワードアロック、タコメーター、デジタル時計、トランク・フューエル
オープナー、リヤ熱線等を装備。
右:JG(写真は4ドアFF)。リアルタイム4WD、5ドアも有り。カラードミラー・
サイドモール・ドアハンドル、リヤ分割可倒シート(5ドア)木目調パネル、ブロンズ
ガラス、マッドガード(4WD)、175/65R14タイヤ、ホイールカバー(FF)等を装備、
オートエアコンをOPT設定。
左:JZ-Si。4ドア・イントラック4WDのみ。リヤスポイラーを専用装備、ほか
革巻ステアリング、コンビモケット地シート、オートエアコン等を装備、電動
サンルーフをOPT設定。
右:JX-i(写真は5ドア)。4ドアFF・イントラック4WDも設定あり。JGとの比較で
キーレス、AM/FMラジオ・カセット、フルモケット地シート、運転席パワーシート、
4輪ディスクブレーキ(FF)、185/65R14タイヤ(FF)等を装備、A.L.B.をOPT設定
(4WDは標準)。
そして今回追加の最上級グレード、エクスクルーシブ。4ドアFFのみ。電動サンルーフ、
CDプレーヤー、本革シート、光沢仕上げ木目パネルを専用装備、ほか革巻ステアリング、
A.L.B.、アルミホイール等が装備されます。
細かい装備差はこちらで。
諸元表。
最後に4面図。
テコ入れの効果も乏しく、平成4年、後継車のドマーニに後を託し一代限りで終了。
後期型になってからは方向性を見失ってしまった感がありますね・・・
コンチェルトのオーディオで聴きたい平成3年当時のヒット曲。
どんなときも。/槇原敬之
マッキーの代表曲。しかしてっきりデビュー曲かと思ってたら違うんですね~
この曲は「就職戦線異状なし」という織田裕二主演の映画の主題歌で、
当時高3で就職活動を控えていた自分、付き合ってた彼女が観たいというので
一緒に観に行った思い出がありますね~でも映画の内容は全然覚えてません(汗)
Posted at 2024/03/17 13:49:29 | |
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