
カタログ紹介、前回に続き8代目ファミリアの、今回はセダン。
平成7年4月発行の前期型です。
平成6年6月に8代目にフルチェンしたファミリアですが、先代ラインナップの
ハッチバックがクーペのNEOに、アスティナがランティスへと独立した為、
純粋に先代から引き継いだのはこのセダンのみ。主力となるはずのNEOが
大コケしたことにより、このセダンが主力を担うことになりました。

ちょっと曲面のクセが強かった感のある当時のマツダのデザインスタディからは
和らいだ、程よい曲面構成のスタイリングはコンサバながらちょい上質感があって
嫌みが無いですね。
写真はインタープレーX(1500)。
テール周りもまとまりのあるデザインですね。
写真は最上位のインタープレーX(1800)。
グレード構成はNEOとほぼ同じで、唯一NEOにないグレードがこのGS。
性格的にはセダンの最上級グレードになります。
大衆クラスのセダンながら4WDやディーゼルは後期型からの設定となり、
前期型はやや寂しいラインナップ。
写真はRS。
LSと最下位グレードのES。
ES拡大。外観は営業車仕様ですね~
リヤシートはRS以上に6:4分割可倒シートを採用しトランクスルーも可能。
運転席シートリフターやチルトステアもRS以上に装備。
NEOと同じくデュアルエアバッグ、ABSをLS以上に、フロントビスカスLSDを
1800インタープレーXにOPT設定。フォグランプはセダンでは全車OPT。
エンジンラインナップもNEOと同じ。GS、RS、LS、ESに搭載の1500「ハイバランス」
Z5-DE(97ps/13.5kgm)、インタープレーXに搭載の1500「スポーティ」B5-ZE
(MT125ps/13.2kgm・AT115ps/13.7kgm)、1800「ハイパワー」BP-ZE
(135ps/16.0kgm)の3機種。足回りも同じく4輪ストラットサスにブレーキは全車
前Vディスク、1800は4輪ディスク。ミッションも全車5速MTと電子制御4速AT。
エアコンはインタープレーXとGSにオート、RSとLSにマニュアル(ESはOPT)を装備。
オーディオはNEOと異なりインタープレーXとGSにはAM/FMラジオ+カセットを
装備、他グレードはOPT。インタープレーXは4スピーカーとパワーアンテナも装備。
全車にパワステ、GSとインタープレーXにパワーウインドー・パワードアロック・
ドアカーテシランプ(LS、RSにOPT)、電動格納ミラー(RSにOPT)、スポットランプ、
GSにリヤセンターアームレスト、インタープレーXの1800にリヤスポイラー・
アルミホイール(1500にOPT)、またGSとインタープレーXに電動サンルーフをOPT設定。タイヤはインタープレーXの1800に15インチ、1500に14インチ、GS以下に13インチを
装着。
装備表。前述以外では全車にフューエルオープナー、LS以上にフルホイールキャップ、
デジタル時計、トランクオープナー、RS以上に前後スタビライザー(GSは前のみ)、
タコメーター等を装備、LSに電動リモコンミラーをOPT設定。
最後にカラーバリエーション。NEOにあるブラック、レッドが設定ない代わりに
ローズマイカとシャンパンシルバーがセダンのみに設定されます。
NEOとは異なりセダンは堅実に売れていたと思います。ただNEOもそうですが
先代にあったDOHCターボやスポーツモデルが無くなり、大人しくなって
しまったのはちょっと寂しかったですね...
ファミリアセダンのオーディオで聴きたい平成7年当時のヒット曲。
Hello, Again 〜昔からある場所〜/MY LITTLE LOVER
マイラバもよく聴いてましたね~この曲はドラマの主題歌で大ヒットした彼女らの
出世作ですね。
Posted at 2024/04/21 16:52:17 | |
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