ほぼ無く、中身のアップデートやバリエーションの充実がメイン。

セダンでも箱バンでもない、ありそうでなかったパッケージングに着目し
見事大ヒットに導いたスズキはさすがやな~と思わされましたね!
右1・左2の1+2ドアを採用していたのも面白かったですね。まあ、後に
5ドアが追加されるとそっちに需要が流れて行っちゃいましたが・・・
デビュー時のシンプルイズベスト路線から、バンパーのカラード化や加飾の追加等、
人気に合わせて色気が付いて行くのはスズキの定番ですが、後にゴテゴテエアロ
バージョンまで出てきたのには、う~ん・・・でしたね。
姉が初期型持ってたので運転させてもらった事があるんですが、良い意味で
過不足ない、プレーンな乗り味と居住性には感銘しましたね~
一番好きだったのはこのダッシュ周りのデザインだったかもしれません。
とにかくスッキリしてて運転しやすかったですね!
レギュラーエンジンのF6A型直3・660SOHC+EPIはマイチェンでトルクアップし
55ps/6.1kgmのスペックに。足回りは前ストラット・後I.T.L.(アイソレーテッド
トレーリングリンク)、ターボのみに装着されていたリバウンドスプリング内蔵
ショックアブソーバーを全車に装着。全車前ディスクのブレーキも大径化等の
改良が加えられました。
マイチェンでリヤシートのリクライニング機構を追加し、シートのフルフラット化を
実現。助手席下の「バケツ」は重宝しますね~
ではラインナップ。ミッションはRAが5速MTのみ、他は5速MTと3速ATを設定。
一部にフルタイム4WDもラインナップ。
まずはターボエンジン搭載のRVとRT。F6A型直3・660SOHC+EPI・ICターボは
マイチェン時にパワーアップが図られ64ps/10.0kgmのスペックに。
左:RV。この時追加された新グレードで、フルタイム4WDのみのアクティブ仕様。
専用ピンストライプ、フォグランプ、サイドアンダーバー、アルミホイール等の
専用エクステリアアイテムを装着。
右:RT。この年2月に追加された初のターボグレードRT/Sより改称、2WDと
フルタイム4WDを設定。初代アルトワークスを思わせるシャンパンシルバーの
カラードバンパー+サイドストライプのエクステリアをRT/S時より継承。
ほか、ターボ車にはデュアルエキパイを装着しますがオーディオはレス仕様に。
左:Loft。2WDのみの設定。その名の通り、Loftとコラボしたスペシャルな
グレードで、リヤの吊り下げスピーカー付き6スピーカーの専用オーディオに
電動サンルーフ、サイドハンガーパイプ、ライトグレーの専用シート表皮、
Loftロゴ入り専用サイドストライプ、ハーフホイールキャップといった特別な
アイテムを装備。その他の装備はタコメーターが付かない以外RXに準じます。
ボディカラーは専用のブラックを含めた2色のみ。
右:RX。2WDのみの設定。フロントパワーウインドー、パワードアロック、
タコメーター等を装備。またRXのみ運転席エアバッグをOPT設定。
左上:RG-4S。フルタイム4WDのみの設定。RG-4にAM/FMラジオ+カセット、
フルホイールキャップを追加装備、ただしタコメーターは付きません。
左下:RG-4。こちらもフルタイム4WDのみの設定。グレード名からして単純にRGの
4WD版と思いきや、リモコンバックドアロック、タコメーター、リヤワイパー、
バックドアアウターハンドル、カラードバンパー、ルーフレール、13インチタイヤ等
結構充実装備が加わってます。
右:RG。2WDのみの設定。エアコン、パワステ等を装備。ルーフレールをOPT設定。
実用性を考えるならここまでですね。
右下:RA。2WDのみの設定、前述の通りATの設定無し。12インチタイヤ装着、
ボディカラーはホワイト・・・ではなくダークブルーのみ。全車にフューエルオープナー、
フルフラットシート、助手席アンダーボックス、リヤ熱線、間欠ワイパー等を装備。
装備表。タイヤはRG-4以上が155/65R13 73S、RG以下が135SR12。
諸元表。
最後に寸法図。
ワゴンRのオーディオで聴きたい平成7年当時のヒット曲。
KNOCKIN' ON YOUR DOOR/L⇔R