
カタログ紹介、今回はダイハツから今は亡きオプティの初代モデル。
平成5年8月発行の前期型です。
オプティは平成4年1月デビュー。丸だけで造形されたようなスタイリングは
同時期のオートザム・キャロルと並んでとてもキュートでしたね~
当初は3ドアのみでしたが、この時5ドアを追加。
当初からの3ドアにはこれまたキュートなキャンバストップも設定されてましたが
この時OPTに格下げ、後には廃止されてしまいます。
写真は3ドアのトップグレード、Axのキャンバストップ装着車。
それまでのパーソナルカー、リーザの後継車的要素も持ってましたが
5ドアの追加でファミリーユースにも対応、ユーザー層を広げました。
写真は5ドアの上位モデル、Cx。
ポン置きスタイルの丸いメーターパネルが可愛らしいダッシュ周り。
インテリアはシックなグレートーンで落ち着いてますね。
充実装備のお買い得グレード、ピコはこの時加わったグレード。
4WDもラインナップ、前年9月に追加。ATはフルタイムですが
MTはパートタイム。
エンジンは3気筒660cc+EFI、6バルブのEF-KL型(42ps/5.4kgm)と12バルブの
EF-EL型(55ps/5.8kgm)。高性能エンジンは搭載されませんでしたが足回りには
前ストラット・後セミトレアームの4独を2WD車に採用(4WD車は後5リンク)。
上位グレードのATは4速、ほかOPTですがABS、エアバッグも用意。
装備群。全車にエアコン、AM/FMラジオ+カセットを装備。
ラインナップ。全車に前述のエアコン、オーディオの他カラードバンパー、
ハロゲンライト、ハイマウントストップランプ、間欠ワイパー、リヤ熱線、
前ディスクブレーキ、トランク&フューエルオープナー等を装備。
3ドアAx。12バルブエンジン搭載、ミッションは5速MTと4速ATを設定。
当時価格91.8/99.8万円。助手席ウォークイン、トリップメーター、
リヤワイパー、145/70R12タイヤ等を装備。キャンバストップ、ABSを
OPT設定、またスポーティパックとしてリヤスポ、タコメーター、
スポーツサス、155/60R13タイヤ+アルミホイールのセットOPTも設定。
3ドアピコとAd。共に6バルブエンジン搭載、5速MTと3速ATを設定。
上:3ドアピコ。当時価格84.8/90.5万円。フルホイールキャップ、パワステ、
パワーウインドー等を装備。エアバッグ、オートライトをOPT設定。
下:3ドアAd。当時価格77.8/83.5万円。135/SR12タイヤを装備。リヤワイパー、
パワステをOPT設定。
5ドアCxとピコ。Cxは12バルブエンジン搭載、5速MTと4速ATを設定。
当時価格96.8/104.8万円。ピコは3ドアピコと同じく6バルブエンジン、
5速MTと3速ATを設定。当時価格87.8/93.5万円。
上:5ドアCx。3ドアAxとほぼ同じ装備ですがOPT設定は無し。
下:5ドアピコ。パワーウインドーがOPTになる事とほかのOPT設定が
無くなる以外は3ドアピコとほぼ同じ装備。
4WDの3ドアAℓ-4と5ドアCℓ-4。共に12バルブエンジン搭載、5速MTと
3速ATを設定。
上:3ドアAℓ-4。当時価格101.8/108.5万円。ヒーテッドミラーを装備、
フルホイールキャップが無くなり、パワーウインドーがOPTに、タイヤが
145SR12になり、ABS、エアバッグ、オートライトのOPT設定が無くなる
以外は3ドアAxと同様の装備。
下:5ドアCℓ-4。当時価格105.8/112.5万円。5ドアCxより3ドアAℓ-4と
同様の装備の変化。
装備表。
カラーバリエーション。
諸元表。
最後に寸法図。
デビュー当初は当時色んな意味で注目の的だった宮沢りえがイメキャラを
務めたこともあって一定の人気は得てましたが、経年で人気に陰りが出た後年に
息を吹き返すモデルを登場させます。次回に続く・・・
当時のCM。
CMでも宮沢りえの印象が強かったですが、この頃にはイメキャラから外れてた
ようですね。