
カタログ紹介、今回は80年代後半のテンロククラスから、
ホンダ・シビックの4代目EF型。昭和63年4月発行の前期型です。
昭和62年9月フルチェン。先代「ワンダーシビック」のイメージを踏襲しつつ
角の取れた落ち着きのあるスタイリングに進化。
代ごとに愛称が付いてましたが、この4代目は「グランドシビック」。
ワイド&ローの踏ん張り感のあるスタイリングがスポーティーですね。
走りではVTEC搭載の後期型に魅力を感じますが、シンプルなフロントマスクの
前期型が自分は好きですね。この頃が一番シビックらしいシビックだったんじゃ
ないでしょうかね~
こうみると、グラスエリアの広さが目につきますね。変に抑揚したラインが
無いのでスッキリした印象。
エンジンは全車直4・16バルブ。
D15B型1500SOHCデュアルキャブ(105ps/13.2kgm)とシングルキャブ
(91ps/12.1kgm)、D13B型1300SOHCシングルキャブ(82ps/10.6kgm)、
そしてZC型1600DOHC+PGM-FI(130ps/14.7kgm)。
足回りは4輪ダブルウィッシュボーンのサス、ブレーキは全車に前ディスク、
DOHC車は4輪ディスク。
この2段造形のダッシュ周りもシビックらしくて好きですね~
ATは設定全車に電子制御ロックアップ付4速。パワステは最上位の
Siエクストラのみ標準。
シートはホールド性の高そうなバケットタイプをSi系に装備。
電動ガラスサンルーフをOPTで用意。
装備群。
ではラインナップ。1600DOHC搭載のSiエクストラ・Si、1500ツインキャブの
25X、同シングルキャブの25R、1300の23L・23Uのグレード構成。
全車に分割可倒リヤシート、ハロゲンライト、テールゲートスポイラー等を装備。
上:Siエクストラ。5速MT/4速AT、当時価格152.5/161.6万円。
パワステ、ブロンズガラスを専用装備、ほかパワーウインドー、電動リモコン
ミラーを装備。
下:Si。5速MT/4速AT、当時価格143.0/152.1万円。
バケットシート、運転席ランバーサポート、カラードサイドプロテクター、
リヤスタビ、リヤディスクブレーキ、185/60R14タイヤ等を装備。
上:25X。5速MT/4速AT。当時価格126.0/135.1万円。
フルホイールカバーを専用装備。パワーウインドー、電動リモコンミラーと
Siエクストラ並みの装備が付きます。ほかカラードドアミラー・ドアハンドル、
トリコット+モケット地シート、ロアスカート、デュアルエキパイ等も装備。
下:25R。5速MT/4速AT。当時価格112.0/121.1万円。
タコメーター、チルトステア、トリコット+ファブリック地シート、助手席
ウォークイン、カラードバンパー、間欠ワイパー、リヤガーニッシュ、フロント
スタビ、175/70R13タイヤ等を装備。
上:23L。5速MT/4速AT。当時価格96.0/105.1万円。
デジタル時計、シガーライター、トリコット地シート、フューエル・テールゲート
オープナー、サイドプロテクター、リヤワイパー、リヤ熱線等を装備。
下:23U。5速MTのみ。当時価格86.0万円。
PVCレザー地シート、フルフラットシート、165/70R13タイヤ等を装備。
ノンカラードバンパーの前期EF系は見た記憶が無いですね~
装備表。OPTでは全車にマッドガード、アルミホイールを、23Uにリヤワイパー、
リヤ熱線、23L以上にパワステ、25R以上に電動ガラスサンルーフの装着車を設定。
諸元表。
全車に前ディスク(25X以上はVディスク)、Si系に4輪ディスクブレーキを装着。
最後に寸法図。
EF前期型は歴代シビックの中で一番好きかも。地味すぎず、派手すぎず。
まとまり感のあるスタイリングがいいですね!
当時のCM。
こんなおおらかな感じでもいいですよね、前期型は。
Posted at 2025/05/10 14:35:01 | |
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