
カタログ紹介、今回はダイハツ70年代のサブロク軽から、
フェローMAXのハードトップ。昭和48年5月発行の後期型。
昭和46年8月、フェローMAXに軽初となるハードトップを追加。この時のMC
で前後意匠を大きく変えた後期型に移行。ビルトインデザインのバンパーに4灯から
2灯になった丸目ライトで幾分スマートな顔つきになりましたね。
イメキャラは小鹿ミキさん、女優さんらしいですが私は存じ上げません・・・

ピラーレスの開放感もですが、こう見るとホイールベースの長さも際立ちますね。
写真はツインキャブ搭載の最上位グレードGSL。パープルメタのボディカラーと
レザートップがいかにも当時的ですね。
GSLのインテリア。ドライバーに向けて湾曲したデザインに木目をふんだんに
用いた豪華なダッシュボードがとても軽には思えません!
エンジンは水冷2気筒2スト360㏄、ツインキャブ(37ps/4.1kgm)とシングルキャブ
(31ps/3.7kgm)の2種。デビュー時はサブロク最強の40psを誇ったツインキャブも
排ガス対策でデチューンを余儀なくされました。FF駆動の足回りには前ストラット・
後セミトレアームのサス、ブレーキはには前ディスクを一部グレードに装着。
装備群。
カタログ中盤にはこんなシチュエーションが。どうやってここへクルマ
持ってきたんでしょうかね?
SLとTL。SLはツインキャブ、TLはシングルキャブ搭載。
シングルキャブ最上位グレードのGHL。
GLと最下位グレードのL。いずれもシングルキャブ搭載。
ラインナップ。エクステリアではGSLに145SR10ラジアルタイヤ、GHLとGLに
ダブルホワイトリボンタイヤ、GSLとGHLにレザートップ、SLにサイドストライプ、
GSLとSLに砲弾型ミラー、GSL、SL、GHL、GLにフォグランプを装備。
インテリアで面白いのがウッドの仕様がグレードによってまちまちな事。
装備表。
カラーバリエーション。
諸元表。GHL、GSL、SLは前ディスクブレーキ装着。
寸法図。
最後にセダンもちらっと。
ラグジュアリー感すら漂う魅力的なハードトップでしたが、軽市場の衰退で
セダンが550㏄新規格に移行した昭和51年5月にフェードアウト。
昭和48年当時のヒット曲。
ジョニィへの伝言/ペドロ&カプリシャス
高橋真梨子さんがソロになる前の、五番街のマリーと並ぶ代表曲ですね。
映画のワンシーンのような阿久悠氏の詞と切なげな都倉俊一氏のメロディ、
それを見事に表現した彼女の歌声が最高ですね!昭和のヒット曲の中でも
トップクラスに好きな曲です!
Posted at 2025/06/11 22:44:01 | |
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