みぞおちの不快感がひどくなってきたので
心配になり人生4度目の胃カメラ飲んできました。
結果はやや腫れがあるものの大したことないみたいです。
このところコロナの事もあってストレス溜まってるので
旅行とか行って発散したいんですが・・・まだダメですね~
さてカタログですが、今回から昭和50年代前半の
自分的に印象に残ってるクルマを取り上げます!
日産シルビアの2代目、発行年月表記がありませんが
デビュー初期の昭和50年頃発行と思われます。
「時を得て不死鳥のように甦った名車ニュー・シルビア」・・・
フェアレディのシャーシに独特の美しいデザインのクローズドボディを
被せた高級2座クーペだった初代の販売終了から7年の時を経て復活。
「ニュー・シルビア」と謳われてますが、カタログのみの表現ではなく
正式名称だったみたいで、エンブレムにも「NEW」の文字が付きます。
なので初代とは性格が大きく異なる、スペシャリティーカーとしての
復活でしたが、それにしてもこのスタイリング・・・
幼心でも「ヘンテコなクルマ」と思ったものです。
どうやったらこんな奇抜なデザイン思いつくのか?と思ってましたが
どうやら北米を意識したものらしいですね。向こうでは好評だった様ですが
北米好みのデザインは日本じゃ通用しない・・・定説ですね~
でも、当初はロータリーエンジン搭載する予定だったらしいので
それが実現すれば、同じく(良い意味で)奇抜なスタイリングだった
コスモスポーツみたいにセンセーショナルなクルマって見方が
出来たかもしれませんね・・・
外装に負けずダッシュ周りも独特。なだらかな傾斜を持たせたデザインは
後のS13シルビアのそれと通ずるものがありますね。
オイルショックによりロータリーが幻となったエンジンは
直4・1800SOHCのL18型(105ps)を搭載。
足回りは当時のサニーのものを流用、それに大柄なボディ被せたもんだから
妙にホイールベースが短く見えるんですよね。(3代目にも言えますが・・・)
サスは前・ストラット、後・リーフ。ブレーキは前・ディスク、後・ドラム。
ラインナップ。グレード編成は「LS」を軸に各方向性を付加した
「タイプS」「タイプL」「タイプX」の全4グレード。
ミッションは全車4速と5速のMTと3速ATを設定。
ベースグレードの「LS」。
タコメーター、助手席ウォークイン、AMラジオ、時計、
熱線リヤウインド、トランクオープナー等を装備。
タイヤはZ78-13-4PR。
スポーティ志向の「LSタイプS」。
油圧計、電圧計、フォグランプ、シートベルト警告灯、革巻風
3本スポークステラリング&シフトノブ、間欠ワイパー等を装備。
タイヤは175/70HR13のラジアルを履きます。
専用のアクセントストライプがタイプSの証。
ラグジュアリー志向の「LSタイプL」。
FMラジオ、リモコンミラー、パワーウインド、コンソールボックス等を装備、
シートもラグジュアリーなものになります。
最上級の「LSタイプX」。
装備は「タイプS」と「タイプL」を合わせたもの。
ちなみにボディカラーは全車共通で4色設定。
グリーンのインテリアカラーは惹かれますね~
装備群。
カセット、エアコンをオプションで用意。
やはり超個性的なスタイリングは販売面で苦戦し
人気を得る事のないまま昭和54年に3代目へバトンタッチします。
と、ここまでネガティブな事ばかり書きましたが
そのヘンテコさゆえに好きだったりするんですよね~
もしロータリーが載ってたら・・・また大きく違うモデルライフ
歩んでたかもですよね。
当時のCM。
Posted at 2020/06/28 14:30:35 | |
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