
連日コロナウイルスの話題でうんざりですが
このクルマには罪は無い!って事で、
カタログ紹介はトヨタのコロナを特集していきます!
コロナは昭和32年にデビュー、平成13年に
後継車のプレミオにバトンタッチするまでの
実に11代、44年の長きにわたって親しまれた
トヨタを代表するミドルクラスファミリーカーでした。
自分的にも歴代通してファンだったクルマ。
カタログも割と集めてるので、手持ちある分で
歴代順にご紹介していきたいのですが
残念ながら初代は持ってません・・・
ちなみに初代は昭和35年まで販売。
「ダルマ」と呼ばれた丸っこいスタイルは、
いかにも古風で当時でも古臭かったそうです。
というのも、クラウンの下に属するタクシー需要がメインで
ライバルのダットサンが占拠していた牙城を崩すべく
本来は2代目が初代としてデビューする予定だったのを
そこまで待ってられるか!と取り急ぎでデビューさせたとか。
エンジンも初期はサイドバルブで時代遅れ感が否めませんね。
昭和35年モデルチェンジの2代目は
間に合わせ的な初代のイメージから脱却、
直線基調の洗練されたスタイルに一新。
今回ご紹介するカタログがこの2代目の初期、PT20型。
まだほとんどがイラストのカタログ作りがレトロですね~
平べったいベンチシートとおしゃれな2トーンカラーの
インテリアがそそりますね~でもシートはスライドできても
リクライニングはしないようですね。
給油口はナンバープレートの内側に隠れてます。
バー式のスピードメーターに、ホーンリング付きのステアリング・・・
このホーンリングはウインカーレバーも兼ねてます。
昔のカタログは装備表が無いのでわかりづらいのですが
ここで見る限りでは、ラジオ、ヒーター、シガライター、
ウインドーウォッシャーはオプションと書かれてます。
あ、よく見たらサイドミラーが無いです・・・
ワイパーはいわゆるケンカタイプ。
よく分からないのがリヤの灯火パターン、
「バックランプとターンシグナルをまとめた」・・・つまり、
バック時はウインカーがオレンジのまま灯火って事???
知ってる方いたら教えて~
サスはフロントがトーションバー、リヤはカンチレバー式リーフと
コイルを組み合わせた独特のもの。しかしこれが熟成されていない為か
足回りのトラブルが多く、「足の弱いコロナ」と酷評されたそうな。
エンジンは直4・1000ccOHVのP型(45ps)。
ボンネットは前ヒンジ式。
ちなみにミッションは3速コラムMT。
スタイルは大きく洗練されたものの、やはり主要となる
タクシー需要にとって足の弱さは致命的だった為
翌年には早くもリヤサスを普通のリーフリジッドに変更、
また1500エンジンやデラックスの追加等により
やっと人気を得る事が出来たんですが、
一番はこのハチャメチャ(死語^^;)なCMのおかげでしょうね。
足の弱さを払拭したい気持ちが伝わってきますね~
それでもフワンフワンしてるボディがなんか微笑ましい(^^)
Posted at 2020/07/26 16:14:45 | |
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