
カタログ紹介、コロナ特集続いては3代目に追加されたハードトップ。
昭和40年7月発行の追加当時版です。
前年の昭和39年にデビューした3代目コロナは
アローラインと銘打ったスタイリッシュなデザインでヒットし
歴代コロナの代表格でもありますね。
宿敵ブルーバードを販売台数でついに上回り、以後に続くBC戦争に突入。
さらに布陣を固めるべく登場したのが、国産車初のピラーレスハードトップ。
スタイリッシュなデザインと相まって、カッコイイですね~
標準車にはセダン同様のインパネにセカンダリーベンチレーター、
マップランプ付きグローブボックス、トリップメーター、
自動選局式ラジオ等を装備。オプションで装備可能なクーラーは
グローブボックスの位置にビルトインだったんですね~
コラムシフトながらセパレート式のリクライニングシート。
平べったいですが、これでも当時は「バケットシート」(^^;)
リヤシートは背面を倒して荷物置きスペースにもできる!
しかしこの黒と赤のコントラストがいいですよね~
標準車のエンジンは直4・1500OHVの2R型(70ps)。
ミッションは3速コラムMTですが、2ペダルトルコンの
トヨグライド(2速AT)も設定されていました。
そしてスポーティ仕様の1600S。外観上はエンブレムと
ホイールキャップのデザインが違う位ですが・・・
インパネはタコ・油圧・電圧・水温計が加わった丸眼メーター、
4速MTフロアミッション、フロントディスクブレーキ、
14インチローセクションハイトタイヤを装着。
エンジンは同じく直4OHVながら1600にSUツインキャブ装着で
90psを発揮する4R型を搭載。他にもデュアルエキゾーストや
高速型セッティングのサスペンション採用等、スポーティな仕様に
仕立てられてますね。
ボディカラーは全車共通?で全5色、うち3色がメタリック。
これだけでも充分スポーティですが、さらにDOHCエンジンを搭載した
「トヨタ1600GT」も後に登場。見た目はまんまコロナながら、
あえて名乗らない所が別格感を演出してシブいですね!
いわゆる「バリカン」コロナ、セダンもいいですが
このハードトップはアローラインのデザインに
すごくマッチしてて特に好きですね~
本日のBGM、当時のヒット曲から「砂に消えた涙」
先日亡くなられた弘田三枝子さんバージョンで。
昔地元にアビーロード(オールディーズなライブ店)があって
よく行ってた頃、オールディーズの神的存在と認知してましたね・・・
ご冥福をお祈りします。
Posted at 2020/08/13 15:38:19 | |
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