
カタログ紹介、今回はかつてのマツダのフラッグシップ、
センティアの初代モデル。平成3年6月発行のデビュー時版です。
ルーチェの後継車としてデビュー。ボディは完全3ナンバーサイズに大型化。
セダンを廃し、パーソナル性を強調した伸びやかなスタイリングに。
当時のマツダのデザインスタディに乗っ取った曲面デザインに加え、
低く長いボディがとてもエレガントで、惚れちゃいましたね~
インテリアも曲面多用で美しいですね。絶妙な角度に寝かされたインパネは
メーターが独立してくり抜かれてたのが70年代っぽくて好きでしたね~
ロングホイールベース&フロントミッドシップレイアウトを採用。
大型サルーンでもFF化が進む中、あえてFRを継承。
エンジンは全てV6になり、歴代ルーチェに搭載されてきたロータリーは用意されず。
いずれもDOHC・NAの3000(JE-ZE型・200ps)と2500(J5-DE型・160ps)の2機種。
ミッションは全車スリップロックアップ制御付きの電子制御4速AT。
4輪マルチリンクサス、車速感応型4WS、4センサー・3ch制御ABS、
4輪ベンチレーテッドディスクブレーキ等で万全の足回り。
サンルーフに太陽電池を配し、専用ファンで室内を換気する
ソーラーベンチレーションシステムや、8ch300Wアンプに
12スピーカー・6連奏CDチェンジャー装備のスーパープレミアム
ミュージックシステムといったプレミアムな装備も用意。
その他装備群。ステアリング連動のフォグランプやセンターサンバイザーが
面白いですね。そのセンターバイザーやオシャレなデザインのアナログ時計、
静電気アースパネル、パワードアロック、トランクオープナーキャンセラー、
前後アームレスト、オートエアコンは全車標準装備。
では、ラインナップ。3000と2500に2グレードずつの全4グレード体系。
外観上のグレード差異はホイール以外ほとんどありません。
最上位のエクスクルーシブ。3000搭載、当時価格は413万円!
ビスカスLSD、ハイレフコート、本革シート、本杢パネル、本革シフトノブ、
スーパープレミアムミュージックシステム、後席温度コントロールを装備、
OPでソーラーベンチレーションシステム、全面熱反射ガラスを用意。
30リミテッドG。当時価格は357万円。
エアバッグ、ステアリング連動フォグ、オートライト、ヒーテッドミラー、
バニティミラー照明、前両席パワーシート、ステアリングオーディオスイッチ、
後席ベンチレーター、キーレスを装備、OPで電動サンルーフ、本革シート、
本杢パネル、本革シフトノブ、ハンズフリーテレフォンシステムを用意。
25リミテッドS。当時価格は296万円。
アルミホイール、ABS、本革ステアリング、オートクルーズ、CDを装備、
OPで前両席パワーシート、スーパープレミアムミュージックシステムを用意。
最下位の25リミテッド。当時価格は273万円。
フルホイールキャップ、フォグランプ、AM/FMチューナー+カセットの他、
OPでエアバッグ、ステアリング連動フォグ、オートライト、本革ステアリング、
オートクルーズ、ステアリングオーディオスイッチを用意。
カラーバリエーション。ボディカラーは全車共通の全7色で、アンダーパネルが
別色の2トーン。高級車ながらシグナスホワイトはパールではなくソリッドカラー。
インテリアはボディカラーに応じて3色ありますが、グリーンはギャラクシー
グリーンメタのみの設定。
スペック。全車4輪ベンチレーテッドディスクブレーキ、タイヤは205/65R15。
当時のCM。
クルマもさることながら、このCMソング、エルトン・ジョンの
グッバイイエローブリックロードもシビれましたね~