
先日5000km突破した白饅頭こと、
ウチのGTI。
実は乗り始めてからこれまでの間で、小さなことだけど良くできてるな~と思った点が、結構あります。
カタログはもちろん、雑誌のインプレにも触れられていないような、ホントに小さなことばかりですが、これを知って、なかなかイイね~と思う
フェチな方もきっといると思いますので、
こうしてネタを書きながら思いつく限りの小さな美点を挙げてみます。
※MFIの表示設定
MFI(ステアリングリモコンで操作できる車両設定)では、メーター中央のディスプレイに 瞬間燃費・平均燃費・稼働時間・車速・平均速度・油温 といった色んな車両情報を表示させることができて、ステアリングリモコンでサイクリックに表示を変更できます。
でも普段使わない表示もあるので、MFIの設定で走行中に表示できる情報を選択することが可能です。たとえば平均燃費と油温だけをONにしておけば、ステアリングリモコンの操作で、この2つだけを切り替え表示させられます。サイクリックで表示を切り替えるので、通常見ない表示をスキップさせることができるのは、なかなか便利です。
※ダイナミックコーナリングライト
これはカタログなんかにも出てることだけど、ディスチャージは速度に応じて照射角度を可変させる仕組みが入っていまして、さらにハンドルを切った方向に光軸振る機能がついています。
これはMFIでON/OFFできるので、切り替えて走ってみると、結構違うな~とわかるのです。
個人的には猫バス@トトロを思い浮かべる機能だったりします。
※フォグはマニュアル点灯のみ
VWの共通インターフェースだと思いますが、ライトスイッチは OFF→AUTO→ポジション→ON と切り替えるダイヤル式です。フォグランプはダイヤルを引っ張ると点灯しますが、AUTOの位置では引っ張れず、ポジション以降で引っ張れます。逆にフォグ点灯(引っ張った)状態からAUTOに戻すとき、ダイヤルは機械的に引っ込み、フォグが消灯します。
フォグランプは視界確保のために、運転手が意図的に操作して点灯させるもので、センサーによる自動点灯と連動させて使うものではない。という意図を感じさせるインターフェースです。
おかげで夕暮れ時に気づかないままポジションとフォグを意味なく同時点灯することはなく、フォグランプをちゃんと使い分けるという感覚が身につきます。こういう部分の発想は、個人的に大好きです。
※ワイパーゴム変形防止機能
時々、エンジンを切るときにワイパーがガクっと小さく動くことがあります。
これってワイパーがガラスに接触している面を逆にすることで、同じ方向にだけワイパーブレードが押し付けられて変形してしまうことを避けるための機能。ワイパーブレードが国産車種と違ってゴム製でヘタりやすいからなんでしょうが・・・う~ん、気配り細かい!
今まで他のメーカーで同じような機能に出くわしたことないけど、最近はこういう機能が当たり前なのかしら?
※ワイパーサービスポジション
これもVWではお約束みたいですが、エンジン停止後にワイパーレバーを1回下げると、ワイパーを起こす際、メンテナンスしやすい位置にワイパーを動かす機能。
ワイパーブレードを交換するときに使うみたいだけど、洗車中にワイパーブレード部分に洗剤や水が滞留しないようにするときにも便利です。
※ドア開放表示(ボンネット)
ドアを開けるとMFIのディスプレイにどのドアが開いているかを、絵で示してくれるんですが、この開放表示、各ドア・リアハッチだけじゃなく、ボンネットも検知します。
ちなみにボンネットの開放が検知されている状態だと、ワイパーをサービスポジションにできません。
※バック時にリアワイパー作動
ワイバーがONの状態にある、もしくはレインセンサーが雨を感知している場合、ギアをバックに入れるとリアワイパーが1回作動します。雨天時の視界確保を考慮しているんでしょうけど、気が利いた機能です(今のところ、便利だな~って思ったことはないんですが・・)
※バック時の空調内規循環
エアコンの内外気切り替えにAutoモードがあって、外気Autoにしていると排ガスを感知して自動で内気に切り替わりますが、このモードとは独立してバック時、エアコンを外気取り入れにしていると、バックの時だけは自動でコッソリ内気循環に切り替わっています。バックしてるときに自車の排ガスを取り込まないように考慮しているようです。
※車線変更ウィンカー点灯設定
標準状態ではウィンカーを1クリック(押し上げ/下げ)操作すると、操作した方向のウィンカーが3回点滅する親切というか、お節介な設定になっています。この3回点滅はウッカリ操作したときにキャンセルできないのがモドカシイのですが、MFIの設定でクリック中のみ、ウィンカーが点滅する、普通の国産車みたいな設定に戻せます。好みで設定を自由に変更できるってのは便利です。
※左右連動ドアミラー調整
運転席側のドアミラーを調整するとき左右が連動します。最初に運転席側のミラーを調整して、助手席側を調整すると、別の人が乗ったときは、運転席側のミラーを調整すれば、助手席側は連動して、いい位置になっているという機能です。最初は戸惑いますが、コレ何気に便利です。
※リバースミラードロッピング
ドアミラー調整ノブをL(助手席)の位置にした状態で、ギアをバックにすると助手席側のミラーが下を向きます。この状態でドアミラー角度を好みの位置に調整しておくと、次の作動時から調整した位置に向くので駐車のときに便利です。バック時のドアミラー下向きは、他車種でも装備されてたり、後付パーツで対応できたりしますが、コイツは調整ノブを回してやると、バック中に元のミラー位置に戻せるあたりが、良くできてると感じるポイントだったりします。
※リモコンで窓開閉
これは多くの車種で可能なことですが、キーレスリモコンをつかって、窓開閉ができるのって、夏場は便利だと思います。ECUを弄るとレインセンサーに反応して、窓を自動で閉める機能をMFIに出すことができるんですが、ウチの白饅頭には、その設定をまだしてません。
※キーレス開錠ドア設定
リモコンでロックを開錠した際に、MFIで設定しておくと特定のドアだけロック解除することができます。運転席のみ開錠に設定しておけば、リモコンで開錠したとき運転席以外のドアはロックされたままです。日本ではあまり使わない機能かもしれませんが、海外ではリモコン開錠したさいに、意図しない侵入者が他のドアから入ってくることを防ぐことができるってことなんでしょうね。
※車速感応ドアロックのON/OFF
走り出すと自動的にドアがロックされる車速感応ドアロックは、いまどき珍しくもなんともない機能ですが、MFIでON/OFFの設定ができるのは、面白いと思います。
※エンジン連動したハザード間隔の変化
エンジンかかっているときと、エンジン切ってるときで、ハザード点滅の間隔が異なります。バッテリー保護の為なのか、他に意味があるのかはわからないのですが、欧州車は基本的にそうなっているみたいですね。私はエンジン停止時の、チカッ・チカッ・チカッ と点灯時間のほうが短くなっている点滅間隔が、ちょっと好きだったりします。
※速度制限のないオートクルーズ
深夜の九州縦断帰省とかやるときに、以前の8ではオートクルーズが重宝していましたけど、国産車は100km/h以上の速度でオートクルーズを作動させることができません。この制限がなくなったので、長距離巡航がさらに楽チンになりそうな予感です。
Posted at 2010/06/09 01:51:22 | |
トラックバック(0) |
大衆車 | 日記