フロントバンパー取り外し

ブラックエンブレムへ交換するにはグリルと一体になったフロントバンパーを外す必要があるという事で思い切ってやってみました。車種グレードはFL1(2022/6),CVT,EXです。尚、各項目は私のやった内容を忠実に書いておりますが、あくまでも素人DIYですので自己責任で行ってください。

ヘッドライト周辺をマステで養生します。(ヘッドライトの下側およびバンパーとボディを繋ぐところ(赤丸)は爪に引っ掛けている構造になっていますので内張り剥がしなどを突っ込む必要も考慮して)

バンパー上部を固定しているピンを外します。画像の丸印の箇所6本、ピンの種類は青丸のところだけ短く他はすべて同じ長さです。青丸のところはゴムパッキンに隠れています。反対側も同様です。尚、ピンや爪など全部外した際にバンパーが落下しますのでどこか1本を保険のために留めておくのもアリです(私は実際に落ちてしまってヒヤリハットしました)

次にバンパーの下側です。画像は中央から左フロントタイヤを捉えています。赤丸印のピン2本、反対側も同じです。ピンの種類は上側と同じなので混ぜてしまっても大丈夫です。ジャッキアップやスロープに載せなくても作業できます。(当然、上げたほうが楽ですが)

中央から外側へ、赤丸のピン2本、橙丸のボルト1本(10mm)そして緑丸のタッピングネジ(＋)1本を外します。反対側も同じです。

フェンダーアーチ内のタッピングビス2本を外します。画像に見えている正面のピンを外したい衝動に駆られますが外さなくて良いです。反対側も同じです。タッピングビスもバンパー下側と同じものです。

ここまでは力も技もいりません。いよいよヘッドライト周辺の爪を外しに掛かります。調べてみますと本来は外側から工具を入れて爪の引っ掛かりを解除するようですが、今回は力業に頼ります。バンパーとボディーを繋いているところは爪が3個、ヘッドライトの下側は5個です。

コツというかやりかたは、まずはバンパーの端っこにフェンダーの内側から手を入れ、思いっきり引っ張ります。バンパー側の穴が爪に掛かっているので引っこ抜く感じです。

ヘッドライトの下側はバンパー側の山状の突起にボディ側のＬ字の爪の先端が引っ掛かってるので、同じように手前に引っ張ります。片方の手でバンパーの端を持ち、反対側の手で下側を抱えながら端からめくるように引っ張ります。反対側も同様に。(結局、内張り剥がし等の工具は使用しませんでした)

ハーネス類は5本繋がっています。中央の上部に1本(中央のソナーセンサ)

両端の下部に2本ずつ(コーナーセンサとフォグライト)あります。画像はもう外した後です。中央はバンパーを降ろす前に外し、残りの4本は線に余裕があるので後から外しても問題ないです(注：ジャッキアップしていない場合)

ダンボールやブルーシートなどで床の養生をしてバンパーを降ろします。(二人作業が理想です。風の強い日、炎天下での作業は止めましょう！(←自戒の念))

完了です。もう自分で外すことは無いでしょう。せっかくですのでバンパー無しのヌードショットを載せておきます。まずは真正面。

左側。

右側。ホーンが見えます。

取付け復元は基本的には逆の手順ですので難しくありませんがヘッドライト上側の成型部分の仕舞いだけコツが要ります。ボディ側にフックがあり、そこへバンパー側のフックを引っ掛ける事で浮き上がるのを防いでいます。復元時はバンパー上側を左右1本くらいピン固定した状態で、ここを先に仕上げたほうが良いです。
まず15mmくらい上へ飛び出している状態(フックの位置を互い違いにする)から→バンパー側表面とボディ表面と同ヅラにするようにバンパー側を押さえる→下へスライドさせる(フックを潜らせる)という手順です…伝わったでしょうか？
長文にお付き合いいただきありがとうございます。