嫁車のブレーキキャリパー交換してみた　後編

いよいよキャリパー交換に入ります
こちらも同じように，下側の１７ミリのボルトを外します。
ブレーキパッドを取り出しておきます。
次にブレーキホースも，先程と同じように緩めます。が，緩めたとたんにフルードが，ボタボタと落ちてくるので，ウェスを用意しておかないと慌てるので注意です。

ピストンを戻すのも，忘れないように。
順番がおかしくなってますが，ナゼかというと，戻すのを忘れて，キャリパーが入りませんでした(^_^;)

最大の難関は，エア抜き作業です
ワンウェイバルブなどの，専用工具があれば早いですが，なくてもできます。
ブレーキフルードのラインは，タンクからブレーキまで常につながっていますから，ブリーダープラグを緩めるだけで，フルード（エア）が出てきます。多少，時間はかかりますが(^_^;)

ブレーキフルードをタンクに補充します。
アッパーラインなど気にせず，なみなみに入れます。
どうせ，抜けていきますので。

注意していないと，気がついた時には，画像のように空っぽになります。
タブンですが，ＡＢＳのラインまでエアが入ると，面倒なことになりそうな気がしています。
経験無いのでわかりませんm(_ _)m

ブレーキフルードは，これを使いました。
というか，DOT３はコレしかなかったです。
でも，画像のとおり「３種」と表記してあります。
これで，良いんですよね(^_^;)

エア抜き手順は
ブリーダープラグを緩める
↓
エアが出てくる
↓
フルードが出てくる
↓
頃合いを見て，ブリーダープラグを絞める
↓
ブレーキペダルを踏んでピストンを押し出す
↓
一服する
↓
ブリーダープラグを緩める
↓
エアまたはフルードが出てくる
↓
頃合いを見て，ブリーダープラグを絞める
↓
一服する
↓
ブリーダープラグを緩める
↓
エアまたはフルードが出てくる
↓
頃合いを見て，ブリーダープラグを絞める
↓
一服する

キリがないですねm(_ _)m
細かい泡が出てきだして，その後泡が出なくなったら
エンジンをかけて，ブレーキペダルを踏んで，あたりを確かめます
感触に違和感があったら，もう一度最初に戻って，エア抜きをします

最後に，各部の絞め忘れがないか確認して，元に戻します

出てきた古いフルードです。
というか，中古部品のほうに残っていたものですが・・・
前だけ交換して，フルードを３００ccほど使いました。
節約すれば，もっと少なくなるでしょうが，いいということにしといてください

肝心の結果ですが，パッドのあたりをリセットしたので，まだわかりません
これで，再発するようだったら，もはや，本当にお手上げです。

嫁に報告すると，
嫁「高かったでしょう？」
私「いや，中古部品だから・・・円くらい」
嫁「そう・・・」
私「・・・・・・（ｿﾚﾀﾞｹ?）」


最後に，コレ見て挑戦しようという人はいないと思いますが，ブレーキは重要保安部品であり，トラブルは即事故につながりますので，充分気をつけてください。