右ハンドルです。
昔からF1でフェラーリが好きなこともあり、一度乗ってみたかった。
FRのV8なので、かなり普通の車でした。
もう少し速いかと思っていましたが…。
《良い点》
○見た目
フェラーリにしては落ち着いた外装と内装。個人的には最高のデザイン。
○エンジン(音)
速さは大したことが無いが、とにかく素晴らしい音が気持ち良い。2500回転と5000回転でそれぞれ音が変わり、気持ちを昂ぶらせる。 オープン状態でトンネルの中で聴くのが至福の時。
○ミッション
7速DCTのダイレクト感は凄まじい。ATモードで走行している時のスムースさといい、街乗りをこなせるのはこのミッションがあるからこそ。
○すぐに開く屋根
開閉速度が速く、ちょっとした信号待ちですぐに開け閉め出来る。オープンがこんなに気持ち良いとは思わなかった。風の巻き込み最高!!
○意外と良い乗り心地
フェラーリにしてはしなやかな足回りを見せる。首都高の繋ぎ目で吹っ飛びそうになった360モデナと比べると素晴らしい進歩を感じる。
○ステアフィールとアクセルフィール
これほど豊潤な情報を与えてくれる車はそうは無い。感覚を研ぎ澄まさなくても車が何を訴えたいのかが分かるようになって来た。
○収納スペース
2+2なので、リアシートにバッグなどを置ける。トランクも屋根を閉めていれば予想外の大きな荷物も入る。ボクスターとの大きな違いだ。
○ブレーキ
今まで乗った車のどれよりもブレーキがきく。さすがカーボンセラミック。ただし鳴きもキーキーとうるさい。
《気になる点》
×ナビ
論外のナビ。リモコンってなんだよ。操作もしづらいし。友人曰く、「画面は何度もダビングした裏ビデオ」。 またiPodの接続が突然切れたりと、AV関連がダメ過ぎ。保証が切れたら付け替える予定。
×燃費
街乗りで4km/L台。高速でも7km/L台。まあこんなものか。M6よりも気筒数も少ないし、排気量も少ないので良いかと思ったが、もっと悪かった。エンジン音を聞きたいがために回し過ぎているのも理由かと思われる。
×加速性能
こんなものかと感じる。M6のMモードの方が速いのでは。少なくとも4.0秒と公表している0-100km/h加速値はオカシイ。やはりV8ミッドやV12フェラーリと比べてなんちゃってフェラーリなのは否めない。
×腰に響くシート
シートが硬過ぎ。カリフォルニアはGTカーなのだから、もう少し座り心地の良いシートにして欲しい。腰痛持ちにはキツイ。
×最小回転半径のデカさと1.9mを超える車幅
小回りがきかず横幅が大きいので、東京の路地で通れない道が増えた。不便。
車好きと思われる知らない人から声を掛けられるのが、一番この車を買って良かったことかも知れません。
話が弾みます。
娘が大きくなってこの車でデートするまでは所有するつもりです。