新潟の春はまだ早い…① 魚沼の里へ

ようやく桜の開花がちらほら…上野では週末になるとまだ2-3分咲きの桜の下に花見の幹事がブルーシートに手持無沙汰に寝転んでいる　苦笑　今日は東京も雨で再び寒い午後となりました。
先月後半、久々にアオハルJr号で新潟県、南魚沼の秘湯に夫婦そろって温泉に浸かりに行きました。今回は「湯治」を意識して、約400年の歴史を持つ栃尾又温泉「自在館」のラジウム温泉にじっくり横たわりました。ラジウム温泉は名前の通り放射能泉（単純放射能温泉）となります。放射能泉というとどうも身体に害があると思われるかもしれませんが（自分も最初はそう思いました！）、身体に良いことも色々あるのです…

さて、まずは関越道を六日町ICまで走り、魚野川を渡りN291を北上し「魚沼の里」を目指しました。生憎の雨でしたが、谷川岳PAでは結構雪が本降りです！！

駐車場の車を見るとアオハルJr号だけでなく、東京首都圏のナンバーの車が結構サマータイヤでした…

心細そうなアオハルJr号ですが、この先の関越トンネルを抜ければその先は雨の予報です。さらに国道はしっかり除雪されているでしょう♪

予想通り新潟県に入ると雨でしたが、直近の寒波で積もった雪は路肩にしっかり残っていますね！

さて、魚沼の里に到着です。

霊峰・八海山の麓、南魚沼市長森の一角にあるのどかな里山には、清酒八海山を製造する第二浩和蔵を中心に、カフェや売店、キッチン雑貨店等を併設した「八海山雪室」、｢そば屋長森｣、菓子処｢さとや｣、｢つつみや 八蔵｣など心安らぐスポットが点在しています。

第二浩和蔵の奥には八海山雪室があり、雪国の酒蔵の特性を生かし、冬の間に降り積もった雪を利用した環境にやさしい貯蔵施設があります。

八海醸造の銘酒としては「八海山」が有名ですね…右の純米酒である「魚沼で候」はこの地域限定酒ですぞ♪

そして魚沼の里には猿倉山ビール醸造所があり、個性的で美味しいクラフトビールを製造しています。

クルマと酒が大好きな自分としては絶対外せない立ち寄り処です　笑

そして基本ここは八海山の醸造所ですね。沢山の人が働いています。「みんなの社員食堂」というのがあり、観光客もランチが手頃なお値段で楽しめます♪

嫁は肉料理のランチを選び、八海山の甘酒に漬け込み、柔らかく仕込んだ鶏の唐揚げ定食…

自分は魚料理のランチを選び、八海山の塩麴をたっぷり使用した魚二種のフライ定食を戴きました。

もちろん魚沼産のコシヒカリと一緒に♪ 昔はご飯のおかわりは自由だったようです…残念！

｢魚沼｣は、新潟県の南東部に広がるエリアの総称です。西側はなだらかな魚沼丘陵、東側には越後三山をはじめとする峻険な越後山脈が連なり、その中央を南北に 信濃川の支流･魚野川が流れる自然に恵まれた土地ですね。冬は数メートルもの雪に覆われますが、その豊富な雪が清冽な水を生み、大地を潤し、日本一の魚沼産コシヒカリを はじめ、淡麗な日本酒や雪国独特の食文化を育んできました。その魚沼の素晴らしい酒や食材を厳選して集めた「魚沼の里」は本当にお勧めです♪

さあ、それでは次は秘湯の宿である栃尾又温泉の「自在館」へ向かいましょう…