いじろうのブログ一覧

　　　クランクの前後オイルシール交換






このエンジン、ブロックとオイルパンのフランジ部や他のフランジ部に液体ガスケ
ットを併用した箇所が多数あって、それが経年劣化で強烈にこびりついてます＾＾；

液ガス併用で次回剥がし易くなるって記事を見たことがありますが、
液ガスの種類が違うのか！？剥がし難いのなんのって・・・（過去最強レベルｗｗ）

部品の洗浄以外に、このガスケット剥がしに時間が掛かり大変でした（汗


子部品も綺麗になったので、前後のシーリングフランジを取付け
NEWなウォーターポンプに合わせブリーザーやオイルクーラーを軽く塗装し装着



ふぉー　美しい♪（自己満爆


日曜は朝から2ZZをやる予定

　　　腰下を組みます　借り物のデジラチェ便利♪








親メタルのラジアルクリアランスを測定　新品STDメタルを使用




画像の感じでは0.051mmより細く写ってますが、実際は0.051mmより少し太いです
5ヶ所全て測定しましたが、大体そんなものでした。

マニュアルでは新品で0.02～0.06mm、磨耗限度0.17mmなんで
このままSTDメタルで大丈夫。国産の感覚からすると広めですね＾＾；

手元に2ZZの修理書があるんで参考までに。。。
基準値　0.016～0.032mm　限度　0.08mm

VWだと新品で既に国産の基準値越え
まぁ、比べるエンジンが悪い（笑


次に子メタル。こちらもSTDメタルで測定



位置関係がおかしいですが（一人じゃうまく写せない～）0.038mm近く
4ヶ所とも大体揃ってました！

マニュアルだと　新品：0.01～0.06ｍｍ　磨耗限度　0.12mm

いい感じです♪

ちなみに2ZZだと（笑　基準値　0.028～0.052mm　　限度　0.08mm
国産の数値でも基準値内みたい♪

親子メタルはこのままSTDサイズを使います。


メタルが決まったので、次にピストンリングを組みます
使うのはSTDサイズの新品♪



古いオイルリングは粘りが無くなるのか、不用意に力を入れると簡単に折れますが
新品のリングは張り・粘り！？があるので組むのも楽です。


ピストンをコンコンと入れて。。。





規定トルク＆角度締めで腰下組付け完了





最後に剥げかけた黒の変わりに青いペンキで色を付けて今日は終了～



元気な感じになりました♪

乾いたらハミ出た所を落として仕上げます。


腰下が意外に順調だったので、ヘッドが帰ってくるまで一休みできそう。。。



あ、2ZZ・・・

　夕方からポートをしました






日が長くなりましたね～　
夕方からコンプレッサーを回しても日没まで結構イケルのは助かります♪


ヘッド洗浄して綺麗になったのでこのままでも十分ですが、
折角なんでポートの気になるところを軽く削りました。


シートリングとポートの段差



IN/EX　両方段差調整してます。


ポートのナイフエッジ加工　　荒削りして・・・



後はペーパーで均してます。削りだすとなかなか止められないですが今回は
触り過ぎない様に！（笑　　EX側も変な段差があったので削って整えてます。
（しか、画像が無いｗ　ピンボケとも言うｗｗ）

ヘッドの面取りを一通りして削りは終了。


面研に出すので梱包してヘッドは一段落です。（帰ってきたらバルブの摺り合わせをします）




まだ体力が残ってたのでピストンの洗浄をしました（笑

ビフォー



アフター♪



リング類を外して溝の中もスラッジを落として綺麗に～


次は腰下やるんで、ドロドロの腰下を内外洗浄します




フランジ面はペーパーとオイルストーンで平滑に～



黒い塗装が剥がれかけてるので次回何か色を塗っときます。


子部品も洗浄洗浄！




腹が減ってきたので今日はここまで
何だか毎日作業日報書いてるみたい＾＾；
整備手帳にUPしとけばよかったですか！？

　　メタルクリーンの風呂に入浴中のヘッド








漬け込んでる間にバルブを磨きます





綺麗になりました！　これでもまだ150番程度です

全部で16本地味に研磨。。。


機械の音はまずい時間帯になったのでひとまず終了。


そこそこ時間が経ったので、洗浄液内でヘッドをゴシゴシ

部分的に残った汚れはエンジンコンディショナーを使ってゴシゴシ←エンコン臭いｗ


これまた地味な作業ですが、結構綺麗になりました♪






シートリングとポートの段差はPLも相変わらずです＾＾；

早速削りたいとこですが～　コンプレッサーを回せる時間じゃないので続きは今度


余った洗浄液にピストンとカムカバーを漬け込んで今日は終了でし

　　夕方に帰ってこれたので昨日の続きです。






オイルパンとオイルポンプを外したところ。
ぱっと見、距離の割には綺麗な印象です。


最初にピストンを抜きます



ピストンリング・オイルリング共全て固着無し
子メタルも距離相応！？な感じでまだ数万キロいけそう。


クランクを見てみます
クランクのキャップを外して、メタルの当たり確認




こちらも再利用してもまだ十分いける感じですが・・・

今回はピストンリング・オイルリング・親子メタルなど全て交換します。


腰下に致命的なダメージは無い様なのでひと安心。
ヘッド面研を頼んでる間に腰下は組めばいいので、ヘッドを先に進めます。


バルブコンプレッサーで圧縮しバラしてるところ




コッターが少し固着気味でしたが無事全バラ



ABFとPLは燃焼室の形状が違うんですね！今回バラして初めて知りました。
そーいえば、ピストンのリセスの切り方も違った感じでした。

燃焼室は触りませんが、ポートは少しだけ削ろうと思います。
あと、シートリングとポートの段差は相変わらずなんでそこも削ります。


外した吸気側バルブ



排気側じゃないです（笑

燃料が濃い目だったのか、全く回さない人だったのか？スラッジがこってり。
綺麗にし甲斐はありますが！（笑


夜業にはホントいい季節なんで、なるべく時間作って進めていきたいです。