脱「カラカラ」音　~摘出編~

「切開編」で直ぐ目の前に現れた音源の物体。

開口部より大きく円形だったので、ラジオペンチで掴みながらニッパーで切断して知恵の輪の様に摘出しました。

中を覗くと他にも入っていたので同様に細かく切断。

逆さまにして振って出しました。
細かいサビもパラパラと出てきます。

確認の為に再度中を覗くと...

出口側は何も問題ありません。

ところが...

エンジン側がこの有り様です。

ここからサビによって部品が落ちて、サブタイコの中を転げ回っていたワケです。

おそらくエンジン側パイプの外周に、

インナーサイレンサー的な形状のモノが付いていたんだと思われます。

サビサビの破損箇所の上側はまだ強度があったのでこのままにしておきましたが、下側はもう剥離寸前。

タガネを差し込んでハンマーで叩き割り、摘出しました。

左上のマーキングしてあるモノが開口の為に切除したサブタイコの壁です。

開口部より大きいモノがこんなに入っているとは...
予想外でした。

内部構造が分かっていれば、あと10mmエンジン側を切開して、破損箇所をもっと上手く処理出来たと思います。

開口部のサビ予防にサビキラーを塗布。

折角穴開けして余分な開口を作らない様にしたのに、深さを気にし過ぎてサンダーがオーバーラン。

結局、余計な開口を作ってしまったっていうマヌケなわたしです。(笑)
予定より大きい蓋を作らなければならなくなりました...


次回、「脱「カラカラ」音　~閉口編~」。
排気漏れ無く上手く出来るでしょうか？...