WAKO'S TR / トリプルアール 15W-50  

他メーカーの同クラスオイルに比べてコストパフォーマンスが高かったので、コレかニューテック、どちらかを使用していました。

15W-50+5W-30、おおよそ50対50の比率で、BMW指定粘土の10W-40より少し硬いくらいで使用。



同じくワコーズの4CRなど既存のトップグレードと平行して販売されていますが、事実上性能面ではトリプルRがトップグレードになるそうで、GTはわかりませんがスーパー耐久ではトリプルRが使用されています。


肝心のフィーリングですが、M43のような平凡極まりないエンジンには、このクラスのオイルなら何処の銘柄を入れても「余程」のことがない限り大した変化はおこりません。

逆に、廉価な鉱物油などから交換すれば非常に滑らか且つ高密封が生み出すトルクの増加を "かなり" 体感できるんじゃないでしょうか。


しかし
このオイルの特有のデメリットとして上げられるのが、垂れるのが早い、この一言に尽きます。

垂れると言っても、走ってる途中にフィーリングが… なんて意味じゃなく、要は賞味期限が短いんです。
ワコーズのオイル全般に言える事なんですが、高回転を多様してオイルに熱が入るような走り方をすると、他メーカのオイルに比べて劣化が早いんです。
感覚的には、他メーカーなら1500km程度の所を1000km程度で垂れてくる感じと例えればかりやすいでしょうか。

ですので、高回転を多様する走りをされる方は定期的な交換がオススメです。



まあ、
そんな走り方をする人はどれだけ高級なオイルでも定期的に交換されると思いますので、そう言った意味からコストパフォーマンスが高いオイルだと思います。


尚、街乗りのみであれば、大した劣化は感じられませんでした。