ザックス パフォーマンスプラス  

基本的にノーマルだったE46ですが、唯一アフターパーツを使ったのがコレ。

腑抜けになったダンパーと、Mスポ純正の初期縮みが硬いバネとの組合せは、お世辞にも乗り心地の良い物ではありませんでした。

そこで、チョイスしたのが文字通り純正+αを謳うこのザックス Performance+。

装着したのは6気筒用の物でしたので、4気筒用より硬めの味付けだったのかもしれませんが、高反発のダンパーに純正よりも柔らかいバネレートのお陰で、それまで苦痛だった街乗りでの突き上げを、かなり軽減することができました。

また、バネレートが柔らかくなる事により、旋回性能の低下が気になりましたが、実際に走行すればロール量こそ若干増加したものの、純正であったコーナリング中に路面の凹凸をひらい、突っ張るような感覚がなくなり、よりイージーなハンドリングとなりました。

ですが、あくまで純正形状であり、快適性にベクトルを振った仕様ですので、限界性能の向上になどには繋がりませんし、全開走行ではやはり役不足です。
また、最近の強烈なグリップ力を持つハイグリップタイヤにも向いていないと思います。


まさに、純正では少し物足りない。けど、車高調までは... そんな+αを求める人向けですね。