今回もY31型系セドリック/グロリア新型車解説書追補版Ⅵ及び追補版Ⅶの内容についてとなります。
今回は前回ボディーカラーについて触れたついでにボディーについてと、シートベルトについて触れたいと思います。
まずボディーです。
平成3年6月現在
こちらは平成3年6月も平成5年6月も変化が無いようで、追補版Ⅶ(平成5年6月)には記載がありません。
最大のポイントは「新デュラスチール」の採用拡大による防錆性能の向上だと思います。
ボンネットフード、フロントサイドメンバー、フロントパネル、フロントフェンダー、サイドシルアウター、フロントドアアウター及びリヤドアアウターのようです。
中期以降、錆が圧倒的に少ないのはこの為と思われます。長く乗りたい人には嬉しい限りです。
ちなみに後期の後期(俗に言うY33インパネ)になりますと、センターピラーに補強が入るようです。
車重が20kg程度増加する要因の一つと思われますが、詳しい資料が手元に有りません。
後期の前期と後期の後期ではフロントドアの閉まる音が明らかに違うのは事実です。
次にシートベルトについてです。
平成3年6月現在
平成5年6月現在
まず、乗って分かるのはシートベルト未装着時警告です。
平成5年6月で簡単なシステムとなり、チャイムも無くなり、シーベルトバックルのスイッチと単純に連動する警告灯のみとなりました。
ヘッドライト消し忘れやキー抜き忘れ警告と同じチャイムを鳴らしていると思っていたのですが、平成3年6月時点ではシーベルトタイマーに独立して内蔵されていたようです。
他には全車、平成3年6月にフロントシートベルトにプリテンショナー付きテンションリデュースELR3点式シートベルトを採用しています。
私は以前、中期の前期スーパーカスタムを青内装化する際に前期(ハードトップ併売時代)のスーパーカスタムのシートベルトに交換していた為、
プリテンショナー機能を同時に捨てていた事に今気がつきました。
当時の写真。向かって左が部品取り車です。
この後、取り外した部品満載(完全一人乗り状態)にて帰宅中に職質に会うことに…(笑)
日産自動車株式会社発行「新型車解説書(Y31-6)」「新型車解説書(Y31-8)」より引用
ブログ一覧 |
書籍 | 日記
Posted at
2018/12/30 12:20:41