Transcend DrivePro200 ドライブレコーダー修理 コンデンサ バッテリー交換（1）

全3回ドライブレコーダー修理シリーズです。

1：DrivePro200 型番の違い
（このページ）

2：DrivePro200 コンデンサモデルの修理
（https://minkara.carview.co.jp/userid/2006283/car/1512509/6188225/note.aspx）

3：DrivePro200 リチウムイオンバッテリーモデルの修理
（https://minkara.carview.co.jp/userid/2006283/car/1512509/6188248/note.aspx）

全3回のうち第1回目。まずは型番の違いから。

Transcendのドライブレコーダー、DrivePro 200。
画質・ドラレコを付けている感がある目立つ形状・信頼性・・など、とても良いドライブレコーダーです。

ただ、内蔵のコンデンサやバッテリーが弱ると動画ファイルのエラーが発生したり日付が保持できなくなってしまいます。
今回はバッテリーが弱ったものを修理してみました。

まず、DrivePro 200は形状はそのままで、中身がモデルチェンジしています。
特に日付など設定を保持するための電源が、電解コンデンサ（3日間程度）からリチウムイオンバッテリー（1週間以上）に変更されました。
それぞれの型番の違いは以下の通りです。

●TS16GDP200-J：電解コンデンサのモデル。このドラレコ初代。

●TS16GDP200A-J：電解コンデンサがリチウムイオンバッテリーに。日付保持期間が伸びる。取付ステーが強力両面テープ仕様。

●TS16GDP200M-J：電解コンデンサがリチウムイオンバッテリーに。日付保持期間が伸びる。取付ステーが吸盤仕様。

中古で購入した場合には外見で見分けがつかないので、型番を確認するか分解して中身を確認する必要があると思います。


分解するにはマイナスドライバーなどでこじりながら開きます。ネジなどはなくはめ込んであるだけなのですが、とても固いので本体に傷がつくのを覚悟して開きます。

画像のように、電解コンデンサとリチウムイオンバッテリーモデルを比較してみました。
バッテリー部分とスピーカー部分に仕様変更があります。

それでは早速修理していきます！