ネバダ州 ラスベガス
世界中の誰もが知っているカジノの街
アメリカは50州、その地域ごとに異なる法律(州法)があるわけで
ここでは合衆国で唯一、合法的に
賭博、売春 までが認められている。
ええんかいっ o(;-_-;)o !
さらに
所得税は無し
消費税は隣のカリフォルニアより2%前後安い、
と実に寛大な州なのである。
ところで、ハワイはハワイ州だけどグアムは??( ̄~ ̄;)
実はグアムは自治基本法により合衆国には属していない
準州という立場なんです。
とは言っても実質的には島のほとんどはUS-BASE、普通にアメリカなんですけどね
さて、この煌びやかにネオン輝くラスベガスなんですが・・ (<・>_<・>)
この10月~11月はイベントが重なるのです!
NHRAレースウイークに始まり
SEMAショー
ネリス空軍基地エアショー
これら大きなイベントが
3つも重なり 一番盛り上がる季節なんですよ。 o(>▽<)o
カジノの本場で、ワタシ一週間いましたがほとんどカジノやってません(^^;)
ちょっと勝ったけどw
で、今回ご紹介するのはドラッグレースの最高峰
NHRA National Hot Rod Association
感動した分長くなる、特大長編でございます(^^;)
ご存知の方も多いと思いますが1/4マイルを早く走る、いわゆるゼロヨン競技。
実にわかりやすくて見ごたえ最高!・・・ なのに何故か日本では流行りません
もうかなりワクワクしながら早起きして会場へ・・
エントランス入ってから駐車場まで。。まー広いこと広いこと。。。(<・>_<・>)
無料のとめ放題で駐車場でキャンプしてる人たくさん居ますw
ここへは土、日と連日来ました。 今日は決勝日、入場入り口は並んでます
白いテントを超えると中は広いので歩いてても気持ちいい (*´ー`)
今回ボクは日本でチケットを手配、NHRAのHPから当日の観戦券をカード決済、
プリントアウトして持って行ったんですが、当日券・・・ヨユーであります。
また、今回行ってチケットや席確保の戦術がよーくわかりました。
席数がハンパ無いので焦る必要が無い Ψ(-◇-)Ψ
さらに安い席で十分でした。 なぜなら入っちゃえすればとにかくウロウロ出来るワケで・・・
次に行く時の為によーく調べて来ましたよww
広い会場、興味津々でウロウロしながらサーキットへ向かいます。
既に遠くに爆音が聞こえているんだけど、
そこは数秒で勝負が決まるドラッグレースのいいところで、いつ見てもド迫力!
アメリカは何でも合理的でいいですねぇ・・・
その場所は各メーカーの展示会エリアと出場者のワークスチームのピットになっています。
このベガスのNHRAタイトルはトヨタと
飲料メーカーのメローイエローがメインスポンサーのようです
各チームのトレーラーが百台以上はあるのではないでしょうか
色も鮮やかで見てるだけで盛り上がります
ゼロヨンは2&4のレースなのでバイク関係のテントも充実していて、
純正部品や改造パーツ、記念品、オートバックス見たいなカー用品、
とにかくクルマ、バイクの事なら何でもあります
もちろんフードコーナーも充実
値段はちょっと高め、それは日本も同じですねw
いよいよコースへ・・・ ここで座席チケットのチェックがあります。
既に響き渡る爆音 たまらん・・・
アメリカらしい大歓声が飛んでる!(^^)
遠くにはキャンプングカー、空には広告も
ぬおおおおーーー!!!!Σ( ̄ロ ̄lll)
ナマのNHRAに大興奮!
とりあえず色々なカテゴリがあるようなのですが、ワケもわからず大興奮のワタシw
7.14って・・・・
座席は大きな区画に分かれてチケットが発券されるのですが
その広い区画エリアは自由にウロウロ、空席に座るもよし、
じゃまにならない位置なら立見も可能です。
なのでコース目前のこんなところも行けます
でもコース目前で観戦してるとね・・・・ 怖いんですよ
なんか爆発して部品とか直撃するんじゃないか、みたいな恐怖があってね・・・
で、後ろの上段に下がって来たんです。 そしたら・・
この壁に音が反射して体に振動が来ます。
例えて言うならウーファーの上に立ってる感じ、大げさじゃなく
えげつない音圧の振動、人生で味わった事のない音のパワーですね。
耳が痛いです
二輪も走ります
男だけかと思いきや2輪も4輪も女性ドライバーをよく見ます
F-1程のテクニックがいらないから、なんでしょうか・・
これも説明は要りませんな
事故も発生!!
コースが荒れるとお掃除マシンが二台出てきてキレイにしてます
そしていよいよ最高峰 TOP FUEL
会場も熱い!! ボクもなんかわからんけど釣られて熱い!!(爆)
初めてだったので、このTOP FUELで何故これだけの人が歓声をあげて盛り上がるのか・・・
すぐわかりました。
(〇o〇;) !!
今までのがなんだったんだ! というくらいすごい
1/4マイル(402m) 3.789秒
終速325,69マイル 時速520キロ (〇o〇;)
ワケがわかりません。
二日間、朝から夕方まで見てきましたが、見所はやはりトップフューエル!
ただし、いきなり見るのではなく最後に見る、のがより感動的ww
各チームのピットはコース外の会場エリア内のテントにあり、
チケットを持っていれば誰でも見る事が出来るんです。
これはクルマ好きならたまらない光景です。 F-1のパドックパスと同じですからね
タイヤはグッドイヤーのワンメイク
でかいタンクは燃料、赤いのがニトロタンク、青いのはパラシュート用
コースは終端が上り坂、そして1000-1500m程の直線なのですが時速500キロを超えるマシン
強力なストッピングパワーは不可欠
V8エンジン、極太のコンロッドとピストン 一番奥のピストンのオイルリング、歪んでますね
よく見るとツインプラグのシングルカム!
DOHCのように高回転を必要とせず、低回転トルクに徹したエンジンなんでしょうね。
バルブもでかいです。
スタートグリッドでのエンジンをアップにしてみました
HEMIエンジンでした。 これは米クライスラーの商標
OHVに2プラグで間違いありません。
なんと、トヨタロゴのマシンも見ました。
トヨタ製V8エンジンなんでしょうか・・・わかりません。
上に乗っているのはスーパーチャージャー&後方にニトロタンク
左奥に見える点火装置のケーブル配置からこのマシンもツインプラグだと思われます。
あくまで写真だけの判断ですがこのトップフューエルでは V8 OHV 8000cc前後
どこを調べてもこのトップフューエルのエンジン規格はわからなかったのですが、写真からなんとなく紐解く事が出来ました。
このレースはワンタイムエンジンです。
一度全開走行するたびに全てバラしオーバーホールするのです。
ピストンを取り出しブロック内壁に損傷があればエンジン載せ変えてしまいます。
それを一回勝ったら次の2時間後のレースに間に合わせなければいけない。
トップチームは一日4回この作業をするわけで・・・・凄いです。
いやー、マジで凄かった・・・ ヤバすぎた・・・・
と衝撃を受けた後にはNHRAグッズショップも至るところにあります。(^^)
今回アメリカのモータスポーツ観戦にしても、
この後に行ったセマショーにしても来場者の半分以上・・いや、もっとかな・・・
イベント関係のTシャツを着ている人が本当に多いんです。
みんなでチームのグッズを身に着け、バドワイザーやコーラ飲んで応援する、
そういうのが定番なのかもしれません(^^)
ボクも買いましたww
さて!!
それではここから
ウギマガオリジナル動画数本、
当日、大事故も発生!
出来れば音量大きめ、でご覧下さい
コレが一番時間かかった
ドゾ!
決勝前のセレモニー
見れない方は コチラ
ダイジェスト (事故映像あり)
見れない方は コチラ
生音版
見れない方は コチラ
ピット作業
見れない方は コチラ
見ている方も危険をも感じるこの緊張感と興奮、スゴイとしか言葉が出てこない
エンジンはワンタイムエンジン、一回きりの勝負で全てを出し尽くす

F-1はドライビングテクニックや勝つ為の駆け引き、ドライバーの性格も出る。
人間のストーリーがある。
しかしこちらは子供でも一目でわかる単純明快なレース
誰よりも速いマシンを完成させる技術力の戦い、だからマシンの破壊力が強烈
F-1は感動 ドラッグレースは衝撃
そんな言葉が相応しい初めてのアメリカンホットロッド体験

また絶対来たい、ラスベガスモータースピードウエイ、でした。(^^)
特大長編・・・見ていただき有難うございました。
つづく