Z32tt ≫ ラジエーター カップリングファン撤去 & 電動ファン化
| 目的 |
修理・故障・メンテナンス |
| 作業 |
DIY |
| 難易度 |
  中級 |
| 作業時間 |
3時間以内 |
1
今まで、水温の冷却システムは、アルミ3層ラジエーターに純正のカップリングファン、ACコンデンサー用の補助電動ファンと言う組み合わせでした。
システムの簡素化と軽量化を目的に、システムを再構成しました。
・ 純正のカップリングファンの撤去
・ A/C用補助電動ファンの撤去
・ 大型電動ファンをメインに1基 装着
・ 電動ファンの制御回路の加工
2
ラジエーターシュラウド、カップリングファン、補助電動ファンを取り外しました。
このZ32は、エアコンレスなのでA/Cコンデンサーは既にありません。
1番の写真の様に、前置きインタークーラーとラジエーターの間に純正のA/C用補助電動ファンがありましたが、A/Cコンデンサーが既にない車両なのでラジエーターに走行風をダイレクトに当たる様にしたいと考えました。
写真の様に、補助電動ファンを撤去したことによって、ラジエーターの前面に障害物が無くなりました。
I/Cを通り抜けた走行風がダイレクトにラジエーター表面まで届きます。
3
しかし、車は走行中の水温だけコントロール出来れば良い訳では有りません。
アイドリング中や低速走行時、高回転高負荷が長時間続いた時などに対応出来る様に、撤去したカップリングファンの冷却能力に見合う、替わりの大型電動ファンを1基装着します。
使用した電動ファンは、Z32のラジエーターサイズに合わせて、汎用品の16インチのものを選びました。
4
使用した電動ファンは汎用品ですので、ラジエーターに合わせてフィッティングが必要になります。
私は、マウントステーを加工製作してコアに負担が掛からないように取り付けました。
一般的には、汎用のマウントキットなどを利用してコアに直接マウントさせる方法もありますし、また、海外などではZ32専用品がキットや単品で販売されているようです。
5
電動ファンの制御方法は、いくつか方法があると思いますが、
HKSのフルコン F-CON Vproでは、オプションで電動ファンの水温制御が可能です。
他には、各メーカーから販売されている、TRUSTのスイッチィングコントローラーや、HKSやARCやBILLIONなどの電動ファンコントローラーなどを使用する方法もあります。
今回、私は、純正の補助電動ファンの制御回路のシステムを改良・加工して接続しました。
メリットは、純正電動ファンの動力電源~リレーをそのまま再利用するので、新規でリレーや配線をしなくても良い点です。
このZ32の場合は特にバッテリーがリアラゲッジに移動されているので、配線・リレーを増設しなくて良いのは助かりました。
新規で使う電動ファンの消費電力から、純正の補助電動ファンの回路の電流容量に問題が無いかの確認が必要です。
純正の許容電流をオーバーする様であれば、新規での配線・リレーの追加が必要です。
確認もせずに無知に純正回路を使えば、ハーネスやリレーが溶解して車両火災の原因になりますので十分注意が必要です。
6
純正の補助電動ファン制御システムについてですが、
Z32のツインターボ初期型モデルに限った話になりますが、純正補助電動ファンは2段階制御になっています。
水温90℃でLOW回転、100℃でHI回転にスイッチィングする様になっています。
この純正の回路を利用して、配線加工して手動の強制スイッチも追加しました。
通常走行時は、「スイッチOFF」の状態で純正のシステムをそのまま利用し上記の水温で自動制御されます。
水温が90℃まで電動ファンは動きませんが、通常走行でしたら、ファンが動き出せば直ぐに水温も下がりました。
また、「スイッチON」では、水温の高低にかかわらず任意で電動ファンを強制作動できます。
3極スイッチを使うことで、任意で LOW回転 と HI回転 を選択できます。
水温が上昇しやすい様な走行をする場合は、予め「スイッチON」の状態で走行したり、
水温が90℃台でLOW回転している時に、強制的にHI回転に切り替えたり、
クーリング走行時や停車時のクールダウンなどにもファンを作動させれます。
7
※ 追 記
検索などでこの頁だけを見ている方が非常に多い様なので、追記しておきます。
あくまで私個人の使用条件から記述された情報ですから、その他の前提条件というものを確認・理解されないでこの情報だけを参考にすると、間違った情報の利用につながりますのでお気をつけ下さい。
まず、一般乗用(A/C使用、メンテ・整備は車検整備程度)での使用環境の車両で、電動ファンをメインの1基のみで冷却コントロールするのは無茶と言うものです。
もっと根本的な事を言えば、一般乗用車で電動ファン1基のみでの走行は、故障が生じた際の保険がありません。
社外製品の電動ファンは、極端に言えば、故障しやすい部品です。
いつ壊れてもおかしくない部品の一つです。
Z32であれば、純正の補助電動ファンは外さず併用するべきです。
一般乗用車で、1基しかない電動ファンが走行中にもし壊れれば、ほぼ間違いなくオーバーヒートで、走行不能です。
電動ファンのみで冷却システムをコントロールする場合は、メイン駆動とサブ駆動のツイン電動ファンでのコントロールが最低条件です。
2基の電動ファンの内、もし故障が生じるとすれば、駆動頻度と駆動時間の長くなるメインファンから故障すると考えるのが一般的です。
その時、メインファンが故障して水温が上がりだしても、もう1基のサブファンが機能していれば、A/Cを停止したりクーリング走行することで、走行不能に陥ることは避けられます。
2基同時に壊れる可能性はゼロではありませんが、稀な事です。
電動ファンをメインで1基のみで使う場合であれば、極限られた使用環境でしか走行しない様なチューニングカーなどで、それなりの覚悟と、日常的な徹底したメンテナンスと点検と整備、故障時に早急に修復できる予備部品の所持と交換作業に備えておく必要があると思います。
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下記 関連情報URLに、街乗り&ツーリング ストリート仕様の六号機 Z32na の電動ファン化情報をリンクしています。
ご関心のある方は、併せてご覧下さい。
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