ヒーターバルブ取り付け(2号機)
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
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GWを過ぎると熊本は夏のように暑くなります。その前にと思い、2号機にヒーターバルブの取り付けをしました。
バルブは初号機に取り付けたものと同じヤツで、amazonで予備に買っておいたものです。
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まずハンドリューターを使って、不要なステー部分の切り取りと、流路が狭くなっている部分の拡大をしました。
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車体の方はLLCを抜いて、既存のヒーターホースを取り外します。ホース再利用は考えず、クリップをずらしたら思い切ってカッターで切って外しました。
特に室内側から出てるパイプは柔らかいので、ホースが固着している場合に、再利用しようとして無理に引き抜こうとするとパイプを変形させてしまうので、切って外すのが良いと思います。大体エンジン裏のホース取り外しが最も苦戦します。頑張ってクリップをずらし、カッターでホースの下面に切り込みを入れて抜き取ると良いです。
全てのホースを取り外し、室内との境界を塞いでいる2つのグロメットを交換しました。
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新品ホースをカットします。初号機施工の際にはカット位置をメモしていなかったので今回は計測して写真に撮っておきました。リターン側のホースは両端1cmもカットしました。これ大事。
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カットしたホースをバルブに取り付けます。この際、バルブに差し込む部分にラバー用のグリースを薄く塗布しました。車体側ののパイプに差し込む部分も同様にグリース塗布してあります。車体に取り付けるためのクリップも、邪魔にならない位置に仮置きしてあります。
ここまでできたら、いよいよ車体に取り付けです。取り付け順が大事で、写真に示した①→②→③→④の順に差し込むと上手く行きます。特に大事なのが、①の差し込み具合。思い切って深く差し込んで良いです。ここの差し込みが浅いと、②が上手く刺さりません。②を十分に差し込めたのを確認してから、①と②をクリップ留めします。続いて③と④を差し込んで、ホースがどこにも干渉していないことを確認してからクリップ留めします。
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取り付け後の写真。こんな感じで、どこにも干渉せず取り付け出来ています。
取り付け後はLLCを戻してエア抜きしました。エア抜きは整備書に記載のように、サーモスタットが開くまで暖気し、数回アクセルを空吹かししてからエンジンを止め、冷めてからラジエターキャップを開け、LLCを規定レベルまで継ぎ足し、リザーバータンクにもFULLまで入れて完了です。
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この後再度暖気して10分ほど試走し、クリップで締め付けた部分のどこからもLLC漏れが無いことを確認してからウォッシャータンクを戻して完了。
バルブ切り替えレバーが写真の位置の場合、LLCは緑の矢印のように流れますので、ヒーターOFFとなります。レバーを手前側に切り替えるとLLCは黄色矢印のように流れ、ヒーターONとなります。
これで夏を迎える準備ができました😊
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【写真追加】
4枚目の写真の右上にある、リターン側ホースの全体像が見えた方が切断位置を確認しやすいと思いましたので↑の写真を追加しました。
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