高速回転で突然エンスト原因判明（クラセン？）

高速回転で走行中、度重なるエンスト。お山を登ると、突然エンスト。暫く冷やすと掛かります。クラセンは、
新品に交換済です。国道の速度が乗るＹ字の分かれ道で、法定速度で走っていて、突然、ストンと静かに止まりました。しかたなく、またレッカーのお世話になり、自宅に運んで貰い、調べました。2日後に、見つけましたあ。。。

DIAGボックスを自作していたので、テスタなど接続しなくても、テストイネーブル（TE）スイッチオンで、エラーコードがすぐ分かります。
嘘です。実は、実際は、これが中々分かりませんでした。と言うのも、DIAGコードの説明では、

コードが一ケタの場合はそのままの回数です。コードが二ケタの場合は10のケタが長い点滅、一ケタが短い点滅です。
（例コード34の場合、長い点滅が３回　その後短い点滅が4回光ります。
とあります。もしもクラセンのエラーなら、
コード03　回転信号系統（G1)
　　Ne信号が数十パルス入力される間にG1信号が入力されない時
　　クランク・アングル・センサおよびその関連ハーネスの断線、短絡、コネクタ不良
が出るはずですが、素人が読むと、
03ではなく、13に読めてしまいます。
13は、NAのコード表にはありません。
他の方も、確か、この不明なコード13で悩んでいる方もおられたと思います。
ある時、紐解けました。（多分正しいですが、自信はなし）
パルスの数で数字を表しますが、これは、モールス通信の符号に似ていますね。アマチュア無線をやっておられる方は、すぐ分かりますが、０は、ツーツーツーツーツーと5回で長いんです。そこで、数字と分かっている場合は、０は、ツーの1回で略しているんです。これと同じと考えると、長点の１つは、つまり、０を示します。
と考えると、今回のエラーコードは、
03で、クランクアングルセンサーの
エラーの可能性を示唆しているわけです。
はい、クラセンと考えて、調べました。

クラセンのコネクタの端子の接触不良
を疑い、細いドライバの先で、バネを
軽く押したら、プラスチックがひび割れました。ケースも劣化していました。更に、分解すると、肝心な接触部分は真っ黒に錆びていました。エンジンに負荷が掛かり、エンジン温度が上昇すると、コネクタの外側が膨らんで、接触不良が起きて、突然信号が止まるわけでした。

アースや電源ピンが浮けば、全信号が
止まります。そりゃあ、ECUは、どしたらよかんべで、エンジン止めますわねえ。

新品コネクタは、ファミリア用の物が
オークションで出ていたので、入手できました。多分、モノタロウなどでも入手できると思います。
ファミリアＢＧ８Ｚ　クランク角センサーコネクタ　カプラー端子セット4ピンと言う物でした。

カシメだけでは、不安なので、端子は
ハンダ付けで補強しました。
しかし、このコネクタの場所は、エンジンからの放射熱をもろに受ける場所です。常に高温にさらされていますので、湿気が多い季節などでは、中の端子の錆びが急速に進んでしまうのでしょう。他には、コイルユニットのコネクタも、できれば交換した方が良さそうです。
やっと、ぶん回して、エンジン温度を
上げても、完全になりました。
クラセン本体は、以前、交換してますが、おそらく、本当は交換の必要は無かった気がします。ハウジング側のコネクタの腐食が真の原因でしたね。

実は、この不具合がきっかけで、NAからNDに乗り換えたのですが、この顛末は、プログに書きます。本当は、乗り換えの必要は無かったんです。涙）