E39 エンジンチェックランプ点灯
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
走行中に、突然パワーダウン。 エンジンチェックランプ点灯!!
(このところ忙しく、連日100km以上の走行でかなり酷使していたのが祟ったか?)
診断機にてエンジンの状態を確認したところ、ミスファイヤーによる燃料カットが原因
DTC Description: Misfire (Cylinder No.3) with fuel cut - off
DTC Description: Misfire (Cylinder No.6) with fuel cut - off
調査したところ、以下の部品が怪しい。
1、カムシャフトポジションセンサー2個(IN側・EX側)
2、クランクシャフトポジションセンサー
3、点火プラグ
4、ダイレクトイグニッションコイル
部品を準備し、順番に交換しました。
2
まず、吸気側のカムシャフトポジションセンサーの交換を実施
①オイルケーブルを外す
②VANOSのカプラーを外す
③VANOSを外す(32mmレンチが必要)
④カムシャフトポジションセンサーの交換
四角に部分は、外しておくと交換作業が楽になります。
3
カムシャフトポジションセンサーのボルトがかなりきついです。
オイルまみれで、かなりダメージを受けている感じです。
新旧比較ですが、純正品ではないOEM製の交換です。
配線は、エアフロメーターのしたから手を伸ばして交換できました。
交換はしたのですが、診断機では、相変わらず、エラーが出ております。
この部品は無罪でした。ですが、このまま交換しておきます。
前の部品は、予備の部品とします。(部品番号: 12147539165 )
4
カムシャフトポジションセンサーの排気側の交換です。(部品番号: 12147518628 )
これは、ラジエタークーラントの予備タンク側から手を伸ばして交換できます。
E39の前期、M52エンジンには、吸気側のみで、このセンサーはありません。M54のダブルVANOS対応のエンジンは、排気側も追加になったようです。
カプラーを外すと、カプラーはオイルまみれでこれ接触不良になっていてもおかしくないような感じです。クリーナーでカプラーを掃除して、OEMの部品を交換しました。
交換した結果、診断機では、今度は、カムシャフトポジションセンサー(B)不良のエラーが出ている。これは、部品が不良なのでしょう。たまにあるのです。大陸製の部品は品質が悪いのは承知しておりましたが、価格が純正品の8割引なのでつい購入してしまいます。(早速、交換返品を依頼しました)
元の部品に戻して、相変わらず診断機ではエラーが継続です。エンジンも片肺状態です。
カムシャフトポジションセンサーは、無罪でした。またもや準備した部品は予備部品として保管。
5
次に交換するところで、一番簡単なところは、ダイレクトイグニッションコイルです。再度、診断機で確認すると、エラーは1箇所で、
DTC Description: Misfire (Cylinder No.3) with fuel cut - off
のみとなっていました。よって、シリンダー3番のイグニッションコイルを交換した。
シリンダー番号は、先頭から、1.2.3.4.5.6となっており、一番奥が6番だ。
6
3番のみを交換したところ、パワーが復活。(部品番号: 1220703201、純正部品:12138647689 )
エラーも消えました。交換した部品は、見た目はどこが悪いかわかりません。上が故障品で、下が新品(OEM)です。
点火プラグの交換までにはいたりませんでした。
元々ついていたコイルも、OEM製のようです。
実は、交換前に、一通り点火プラグのチェックは行っておりました。
特に劣化は無く、焼け具合も理想的な状態でした。
これで修理完了ですが、クランクシャフトのポジションセンサーの交換を忘れていたので、位置の確認です。(部品番号: 12141709616 )
7
クランクシャフトのポジションセンサーの位置は、ちょうどセルモータの下の位置にあります。
今回は交換しませんでしたが、次回、エラーが発生したときにこの部品を交換できるようにメモとして記載しておきます。
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