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イイね!
2009年09月11日

鳥肌が立つほど頼もしいセリフ

本来「鳥肌」とはあまり良い意味ではないのですが・・・
それでも他に言葉が思い浮かばなかったのですから仕方ありません。


先日まで台湾の元総統李登輝氏が来日されていました。
マスコミの扱いはひじょ~に小さいですが、ご存知ですよね・・・・?

総統というのは台湾の最高指導者(大統領みたいな地位といったとこです)ですが、李登輝氏は大変な親日家で知られています。
台湾は戦後中国国民党がくるまでは日本の領土でしたので兄が戦争では日本軍人として戦われ、そして亡くなられていますが、李登輝氏は兄が靖国神社に祀られてるのだからと2007年に参拝されていますす。

もちろん元総統ということで国民の間に高い人気も影響力ももっていますが、それは日本にとっても大変なプラスであることは間違いありません。

李登輝氏が来日するたびに中国から日本政府に猛烈な圧力がかかるのはお約束ですが、日本の政権が交代する今年9月以降に、李登輝氏が再来日できるかどうかは次期政権の対中政策をチェックするひとつの手がかりになると思います。
(要するに中国からの圧力や中国への配慮で来日に圧力をかけるようなことがあるならば、ベタベタの媚中だという証拠になります。)

さてタイトルですが
昨日10日の産経新聞の記事です。
http://sankei.jp.msn.com/world/china/090910/chn0909102106004-n1.htm

李登輝氏は来日中に公演をされているのですが、その中身は思わずハッとするものばかりです。
http://sankei.jp.msn.com/world/china/090905/chn0909052100006-n1.htm
日本の政治家以上に日本のことをわかっているし、深く憂いています・・・・
ここまで日本のことを考えることの出来る日本の政治家、何人いるでしょう?

台湾は政権交代で昨年馬政権が誕生しました。
中国傾向、反日の姿勢が指摘されていますので日台関係は以前に比べて悪化してるといえると思います。
台湾は中国が最大の脅威ですが、その経済力にのみこまれてしまっているため、もはやその「最大の脅威」に頼らなければならない部分が生じてきています。
中国に配慮すれば反日になるのは自明の理です。
しかしそれは中国の影響力が増すことになるので台湾の安全保障上にとっては好ましくありません。
良好な日台関係は日本だけでなく台湾の安全保障にも寄与します。
覇権主義の中国とは違い、台湾は日本や米国などと同じ民主主義ですし、価値観を共有しているからです。

しかし、そのだんだん後退しつつある日台関係について、李登輝氏のこのセリフ。

 「李登輝が生きている限り台日関係は心配ない。今の政権が台日の連携を打ち破るなら、私がデモをやって盾になろうじゃないか。そのぐらいの覚悟はできている」

http://sankei.jp.msn.com/world/china/090910/chn0909102106004-n1.htm
これは感動しました。
リップサービスもあるのはわかりますし、あくまで台湾の国益の観点からの日台関係だというのものもわかります。
そのほかにいろんな権力や影響力の駆け引きもあるのでしょう。
でも「私が盾になろうじゃないか」なんて言えますか?

政治家は頭と言葉が最大の武器なんだなと感じました。
ブログ一覧 | 政治・外交・安全保障 | 日記
Posted at 2009/09/11 22:49:04

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この記事へのコメント

2009年9月11日 23:40
ここ数日の報道とか特番とか見てると、来年の日本の姿が恐ろしくて想像できなくなっていますが・・・。
せめてもの救いというか、一筋の光明というか・・・・。
ありがたいことです。
コメントへの返答
2009年9月12日 12:22
ちなみに韓国でも日本は大丈夫か?といわれてるようです。
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090912/kor0909120835001-n1.htm

ちなみにこれでダメ押し
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/080221/kor0802211923008-n1.htm
いったい誰の国のための次期政権なのかと疑いたくなります。
天下りだとか官僚主導からの切り替えだとか無駄遣い防止もいいですが、そんなことより国家としてどこを向いているかをちゃんとしないと全てが狂ってきます。

その中で李登輝氏の言葉は実に重く、ありがたみを感じますね。
2009年9月12日 6:02
この台詞には感銘しましたね。

流石は・・・でした。

今、日本の政治家でここまで言える人は皆無でしょう。

日本人以上に日本を思っていてくれる政治家が外国の政治家とは・・・
コメントへの返答
2009年9月12日 12:43
感銘しました。
これが本当のリップサービスであり、相手の心をつかむための技術なんだなと思いました。
ですが李登輝氏はその性格や行動、思想あってこそですから、口先だけの政治屋とは違って実に頼もしく聞こえます。
李登輝氏でなければまずいえないでしょうね。

日本人以上に日本のことを考え、憂いてくれてるのが外国の方・・・・
もちろん日本の政治は台湾の国益や経済に大きく関係していることもあるでしょうが、それでもここまで考えてくれてるのはありがたいですし、そこまで心配される側の日本っていったい・・・・と思います。
2009年9月12日 15:54
李氏ほど親日家はそうそういないですよね。

李氏を粗略に現政権が扱って欲しくないし 本当に日本の勲章を李氏に贈っても良い程なんですがね。
コメントへの返答
2009年9月12日 23:55
親日というとトルコ航空の”命の翼”と李登輝氏がまずあたまに浮かびます。
李氏は日本と台湾の関係、ひいてはアジアの関係にとってかけがえのない方ですが、媚中派(河野○平とか、河野洋○とか、○野洋平とか、河○洋平とか)にとっては李氏は絶対に入国させたくない人物でしょうが、次期政権にはそのような輩が大きな力をもっていないことを祈るばかりです。
2009年9月12日 16:29
良い意味で鳥肌が立つことは多々あります。

ストーリーが神展開に入ったときとか・・・(違
コメントへの返答
2009年9月12日 23:57
(笑)
確かに「あぃまぃみぃ!ストロベリーエッグ」の授業参観の回やガッチャマンのレッドインパルスの最後、絶対無敵ライジンオーの最終回なんかは鳥肌モノですね。

・・・って古いなぁ、私は(爆)
2009年9月18日 4:47
日本人以上に日本を憂う外国人・・・。
それに比べて日本の政治家ときたら( ´ー`)フゥー...
コメントへの返答
2009年9月18日 22:32
李登輝氏は親日ということもありますが、台湾が中国の脅威にさらされていることや経済圏に既に飲み込まれていて政治的にも逃げることが出来ない厳しい状態だということを理解してるからこそ日本に対して同じ道を歩んでほしくないと考えてるんでしょうね。
それにひきかえ・・・・・orz

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