2009年09月25日
本音がでたな・・・・
政治ネタはこのブログの本来の目的ではないので、できるだけ書きたくないのですが・・・・
それでも書きたくなってしまうのは何故なんでしょう・・・
産経新聞の記事。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090925/plc0909251203014-n1.htm
与那国島に陸上自衛隊の部隊(せいぜい数十人規模ですが)を配置する構想について防衛大臣は「近隣諸国に懸念を抱かせたくない」と否定的なんだそうです。
本音が出ましたね・・・・
例えば沖縄本島に巨大な海軍基地を設置するとか、与那国島に空軍基地を作って作戦機を展開したり、陸軍の戦術ミサイル基地を建設なんかすれば確かに「懸念」にはなるでしょう。
周囲の軍事バランスが崩れかねなくなるわけですから。
でも与那国島に配置しようと考えていたのはせいぜい百数十人~数十人規模の陸上自衛隊部隊です。
どうしたら脅威になるでしょう?
与那国島は日本の国境最先端ですから安全保障上非常に重要な地域のはずです。
その重要な与那国島を守っているのは戦闘機でも戦車でもなくお巡りさんのピストルが2丁という有様です。
もっともこの有様は今までの政府が安全保障や国民の安全についてまともに考えていなかったという証明でもありますが・・・
周辺には中国海軍の潜水艦が領海侵犯をしたり、現実問題として中国の脅威に晒されています。
堂々と領海侵犯をする国に対して、申し訳程度の監視やとりあえずの抑止のための部隊を送り込むことが「相手に対して懸念をいだかせる」なんだそうです。
つまり、泥棒や暴漢から身を守るために、家の玄関にブザーをつけたら泥棒や暴漢が懸念を抱くからやめろと言ってるようなものです。
いやはや・・・
今までさんざん放置していたのに、今頃になって陸自配置という話ですから、一部で批判的な意見がでるのはわからなくもありません。
でも、それならせめて「防衛費縮小の議論がある中で新しい部隊の編成はどうか」とか、それっぽい言い方もできるはずなのに、あえてそういう言い方をしないということは本音が出たのか、それとも思いっきり中国にすりよってるからなのか・・・・
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Posted at
2009/09/25 21:57:59
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