
会社帰りにゲットしてきました。
先日買ったと思ったらもう発売日、早いですね。
表紙は一目瞭然、F-4EJ改の戦競参加機です。
先月に戦競F-2&F-4部門が開催されましたからね。
301飛行隊、302飛行隊ともにシャークマウス(301飛行隊は・・・・アニメのエバゲリ?)やってますが、やはりF-4はシャークマウスが似合いますね。
十数年ほど前ですが、浜松航空祭にシャークマウスの第1術科学校のF-15が展示(確かシールだと思いましたが)されましたが、恐ろしく似合いませんでした・・・(^^;
さて、気になる記事といいますか、特集は「オスプレイは危険な航空機なのか!?」です。
普天間にMV-22の配備を打診してきていますから注目度の高い内容ですね。
やたら欠陥機と報道されるオスプレイを冷静に論理的に分析していくとどうなるのかという内容です。
オスプレイの普天間配備、意外に思う方も多いかもしれませんが、私はどちらかといえば慎重派です。
もちろんオスプレイの重大事故が5件おきてるからと欠陥機というつもりは全くありませんし、その能力や運用を考えると即応性が求められる海兵隊には欠かせない装備だと思います。
では何が気になるかといえば・・・・「安全性」「基地負担(心理的な意味で)」の2点です。
普天間に配備されてるCH-46の中には導入から40年以上たってる機体もあるらしく(マジっすか・・・)、それに比べればはるかに安全だと思います。
騒音などはCH-53Eに比べると5dBAほど低いらしいのでその点でも有利なんだそうです。
ではどの点が気になるかといえば・・・・
オスプレイの実績のなさです。
オスプレイが運用評価を受けたのが2005年3月~6月、フル生産が決まったのが9月です。
まだ運用評価をうけてからわずか5年しかたってません。
当然数がそろって訓練や任務でガンガン飛んで・・・となるとわずか数年しかありません。
初期におきた事故の対策(原因は同じじゃないんですよ)や技術的問題は運用評価でクリアになっているでしょうから問題とは思いますが、やはり運用実績の少なさが気になります。
これが10年、20年運用実績のある航空機ならともかく、全くの完全なる新型機、それも「テイルトローター」という実用機では今までに無いジャンルの機体ですから問題点は本当につぶしこめたのかはやはり気になります。
(技術的、構造的に問題点がなくなったからこそOKだしたんでしょうけどね)
また、配備先が普天間となると、

こんな場所ですから周囲は完全に市街地です。
クリアゾーン内に小学校(移転案がありましたが、基地反対派が小学校移転を強硬に反対したそうですね)や住宅があるわけですから安全をどのように確保するのかが問題になると思います。
基地なのですから空港のように離着陸するだけでなく、それ相当の訓練をするわけですから。
もちろん安全には十分留意するでしょうけどね。
次に基地負担。
普天間移設が事実上頓挫した状態で、マスコミが散々危険だと煽ってる機体を配備すれば当然不安に感じる住民の反発はものすごいものがあると思います。
騒音では他の機体に比べて小さいようですがマスコミはおかまいなしですからね。
沖縄は広大な基地を提供してるわけで、日本の安全保障にイチバン貢献しています。
住民の理解は必要不可欠ですがこのどっかのアホ内閣がこじれにこじらせた状態ではとても納得してもらえないでしょう。
ましてやそのまさに話題の中心の普天間なのですから。
ただでさえ困難な普天間移設が消滅して、普天間の固定化なんてことになったら危険と基地負担軽減が完全に失われてしまいます。
これが広大で場所によっては民家も少なく、クリアゾーンも設定している嘉手納や、安全と騒音を考慮した当初の普天間移設先の新基地だったら問題も小さくできたでしょうが、果たして・・・・・・
配備をするのであれば、心理的負担を少しでも軽減できるように騒音が現用機よりも小さいことや技術的な課題はクリアしているため安全性は問題ないことを政府と米国はしっかりアピールと説明をすべきだと思います。
オスプレイは海兵隊の中核を担う日本の安全保障にも関係してくる重要な装備ですからどのような運用をしていくのか注目ですね。
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ミリタリー雑誌 | 日記
Posted at
2010/10/21 22:18:42