毎日新聞で気になる記事がありました。
防衛省は潜水艦を20隻超まで増やす方針を防衛大綱に盛り込むそうです。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101021ddm002010078000c.html
最近の中国海軍の行動の活発化をうけてとのことだそうです。
本当?
飛ばし記事じゃないの?
と思ってしまいました。
現在海上自衛隊の潜水艦は16隻(ほか2隻が練習潜水艦)体制になってます。
20隻ということは潜水艦数が練習潜水艦含めて22隻。
4隻も増やすことが可能なのかな・・・・?
潜水艦の退役を遅くして数を増やすのは近代改修をやっていけば(現在の16年というサイクルは世界的に見て結構早いようです)可能だと思いますが、潜水艦4隻分の維持費や運用する側の乗員は大丈夫なんでしょうか?
人手不足なんてことをよく聞きますし、増員も認められない状態な上に防衛費も下がる一方。
そのうえ政権は売国。
沖縄に陸自2千人とかグローバルホーク導入、そしてこの潜水艦20隻体制とここのところ「本来あるべき増強」がニュースにあがっていますが、現政権のなかで本当にそれが認められるのかものすご~く疑問です。
選挙で保守を取り込もうとしてこういう話を流してるだけとか、最初から「事業仕分け(笑)」されることを前提での構想じゃないことを祈ります。
でももし本当に20隻体制が実現できれば安全保障上とても重要で有効なプレゼンスになっていくでしょうね。

「増産」ではなく「耐用年数を増やす」のであれば、仮に来年から耐用年数をいきなり延ばすとしても20隻そろうには最低4年かかるわけで、その間に練習潜水艦の数を増やすなどして乗員の育成をやっていけばいい・・・・のかな?
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政治・外交・安全保障 | 日記
Posted at
2010/10/21 23:40:19