
ちょっと遅れましたが、世界の艦船と航空ファンの今月号をゲットしてきました。
発売時期的に震災の記事は間に合いませんでしたが、だからこそといったほうがいいんでしょうか・・・
虚しさを感じました。
巻末のイベント情報がその象徴的なものですが、雑誌の中では平和な日常と楽しい催しが掲載されてそこで時が止まっているわけです。
今必死で生きている方々がいらっしゃって、それを支える方々がいます。
そして現在進行形で危機と戦っている方々がいます。
「何か出来ること」
正直言って、能力も力もないのでそんなことはとても限られてきますし本当に小さいことしかできませんが、そのわずかなことだけでもやっていきたいですね。
被災者も私たちも同じ日本なんですから。
さて、長くなりましたが雑誌です。
編集時期の関係で世界の艦船では震災関係はニュースに6~7行の記事が2つと編集後記にあるだけ。
編集部も出来れば掲載したかったでしょうね。
自衛隊や海上保安庁、米軍の活躍は新聞やテレビも伝えていますが、やはり専門誌にはかないません。
一方航空ファンは21日が発売ですから震災関係は間に合わなかったようです。
特集は航空ファンは「アメリカ海軍航空100周年」。
サンディエゴでかなり大規模な記念行事が行われました。
日本でも厚木基地で3月9日に関係者と招待者で記念行事をおこなっています。
10日には記念塗装機のF-18Fがフライトし、写真もありました。
その1日後に・・・
そう思うと複雑な気分ですね。
興味深い記事は先日退役した瑛海軍のアークロイヤルの最終航海とハリヤーのラストの発艦、インドへのF-X売り込みが加熱したエアロインディア2011(インド航空ショー)、難航しているF-35の開発の記事でしょうか。
世界の艦船の特集は日本の駆逐艦・戦前編です。
駆逐艦という新しいカテゴリーの艦船がはじめて建造されたのが1894年。
何と1896年度には日本海軍は8隻の駆逐艦絵オ英国に発注しています。
できたばかりのカテゴリーで使い物になるのかどうかすらわからなく、議論もあったであろうに早くも導入を決めていたのですから当時の日本海軍の先を見る目、おそるべしです。
気になる記事は新型自衛艦のDDH「いせ」とSS「はくりゅう」の竣工でしょうか。
震災直後に竣工ですから習熟訓練の真っ最中でしょう。
もしあと2年ほど早く竣工していれば・・・・
乗組員でそう思われた方もいらっしゃるんでしょうね。
他はオーストラリア海軍の新型強襲揚陸艦”キャンベラ”の進水です。
なんと満載排水量25790トン!
オーストラリヤはハリヤーをもっていませんがスキージャンプ台付です。
UAVや同盟国の航空機用とのことですが、まさかF-35B・・・・いやあ、まさかねえ(^^;
また、最近中国海軍が活発化しています。
先日も震災後に尖閣周辺に中国が動きを見せているというニュースが報じられていますが。3月7日には護衛艦のわずか70メートルという至近距離まで中国国家海洋局のヘリコプターが挑発飛行をおこなっていますし、2011年の中国国防費は前年比12.7%増の7兆5378億円と非常に大きくなっています。
面白いニュースだとインド海軍に艦載型タイフーンをオファーしたっぽいですね。
こちらも気になります。
ブログ一覧 |
ミリタリー雑誌 | 日記
Posted at
2011/04/01 01:07:33