またディープなのをかっちゃいました。歴史群像シリーズの「本土決戦」と「日本の戦車」です。終戦間近の昭和19年~20年秋までどのような編成でどのような戦術を取ろうとしていたのか知識がありませんでしたから勉強になります。興味深かったのは松代大本営。私は今まで当時の日本は日本人全部が決戦に参加する総玉砕をし、その司令部として松代大本営をイメージしてましたが実際には防衛の部隊は配置せず(警備兵はおかれるようです)、少なくとも軍上層部や政府トップは沿岸部で敵に大打撃を与えて有利な条件で講和を結ぶ為の避難所としての機能を考えていたと知って驚きました。確かに負けは確実の戦いで国民全部が総特攻してしまったら全く意味がありませんものね。このシリーズ勉強になるなぁ。