• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

アンチコのブログ一覧

2009年10月16日 イイね!

浜松航空祭のリハーサルにいってきました

今日は仕事をサボ・・・・ではなくお休み(まぁ不景気ですしね、年に1回か2回はありますよ)だったので、お友達のこの方と一緒に朝一で浜松広報館に行ってきました。
目的はサンダーバーズ!

とにかくものすごい人がいました。
みんな!今日は平日なんだぞ~!
広報館の広場にはパッと見で千人、いやそれ以上の人がいました。
人口密集度で考えると例年の浜松航空祭並ぐらいいたぞ。

まぁ中にはテーブルやら遊具に上って写真をとろうとした人がいましたが・・・
ダメですよ、子供が真似しますから。
と、スピーカーで注意されてました(汗)

天気予報見ると本番の土曜は現時点で降水量は午前中50%、12時~18時までが70%と、ものすご~く嫌な予感がします。
晴れてくれ!!


ところでサンダバのこの塗装を見ると、米国建国200周年記念のF-15Bのバイセン塗装をイメージするのは私だけでしょうか?


ブルーインパルスがスモークを「軌跡の美しさ」とナレーションするように、スモークを重視してるのに対して、サンダバはF-16戦闘機のフルパワーで、スモークが「アクセント」というように感じます。
欧州のアクロバットチームもスモークを重視しますが、このへんの考え方が国によって違いがあって面白いですね。


この写真を見て映画「トップガン」でMig-28に挨拶をしたシーンを思い出したらマニアだw


サンダバは使用機がF-16Cと、強大なパワーをもっているのに、ブルーインパルスに比べると垂直課目が少ないように感じました。
サンダバの演目はよく知らないのですが、ブルーインパルスでいう2区分と3区分の間のようなプログラムだったのでしょうか?


とにかくものすごい迫力でした。
スピードも速いのでブレ写真続発(笑)
これは会場でみたいなぁ・・・・
明日は是非デモフライトを実施して!!


Posted at 2009/10/16 16:34:56 | コメント(9) | トラックバック(0) | ミリタリーイベント | 日記
2009年10月10日 イイね!

小牧基地航空祭にいってきました(簡易版)

レポートページはまた気が向いたときに作ります。
たぶん・・・・・1ヵ月後ぐらい先に(汗)

さて
昨日10月10日に岐阜基地に航空祭へいってきました。
この秋は来週の浜松航空祭、さらに再来週の海上自衛隊観艦式(チケットはきてませんが、外れても一般公開はやりますので・・・)がひかえてますので予算や体力的にどうしようか迷ったのですが・・・
行ってきましたw
でも11日の守山駐屯地祭、12日の岐阜基地航空祭はキャンしました。
お金や体力もありますが、イベントがつづくとそれで満足してしまって後に控えているイベントが楽しめないとか、「こんなんでいいや」と妥協しちゃったりする可能性がありますからね。
航空祭や駐屯地祭、艦艇イベントは開催する側が本気でやってるのですから受ける側も本気で楽しんだり見学しなきゃ失礼ってもんです♪

当日はこの方と終日一緒に行動しました。
本当はこの方ともお会いする予定でしたが、今回諸般の事情で残念ながらできませんでした。

ではいってみよ~


小牧基地に常駐している航空部隊は航空自衛隊の兵站を支える輸送部隊、第1輸送航空隊と危険な任務に携わる隊員を命がけで守り災害派遣でも大活躍をする航空救難団を教育する救難教育隊があります。
まずは救難教育隊の飛行展示です。


U-125A救難捜索機(1つ上の写真)とUH-60J救難ヘリコプターによる救難展示です。
ここ小牧基地では2機のUH-60Jと1機のU-125Aを使っての編隊航過と救難展示が披露されます。
大変見事な飛行展示ですが、さらに2機同時に救難展示が行われる航空祭は珍しいので必見です。


こちらは小牧基地の所属部隊ではないですが、入間ヘリコプター空輸隊CH-47JA輸送ヘリコプターです。
ヘリコプター空輸隊は滑走路をもっていないレーダーサイトなどの施設に物資を輸送する兵站部隊です。
大型のバケツに水をいれ、放水展示を行いました。


こちらは第1輸送航空隊第404飛行隊KC-767J空中における航空機に対する給油機能及び国際協力活動にも利用できる輸送機能を有する航空機(いわゆる空中給油・輸送機)です。
その名前のとおり、空中給油能力と物資の輸送という両方の機能をもった作戦機で、今後の航空自衛隊の作戦機運用にとって非常に重要な鍵となる航空機です。
機内の公開が行われました。


こちらはブルーインパルスです。
ブルーインパルスがT-4に機種変更をおこなってからは7機(6機+予備1機)による初めてのフル展開となりますが、大変残念なことに地元自治体の執拗な圧力要請により飛行展示は実現されませんでした。
この日はメンバーのサイン会と12日には岐阜基地にて航空祭があるため、それにそなえての地上滑走・離陸の展示とウォークダウンが披露されました。


お隣岐阜基地からは飛行開発実験団からT-7初級練習機T-4中等練習機F-15J戦闘機が飛行展示に参加。
3機による異機種編隊が実施されていました。
速度の遅いT-7練習機に合わせるため、F-15戦闘機がかなりの迎え角をとっています。


そのF-15戦闘機の飛行展示です。
岐阜基地の飛行開発実験団は航空自衛隊の主要装備のテストや研究を行っているため、これらの航空機を少数・多機種装備しています。


小牧基地といえばやはり第1輸送航空隊でしょう!
第401飛行隊のC-130H戦術輸送機の飛行展示です。
3機による編隊航過や2機による対進交差、レベルオープナーなどが披露されました。
C-130H輸送機は航空自衛隊の基地間の物資輸送を行う兵站部隊ですが、イラク空輸など日本の国際貢献の最前線にいる部隊です。
日本は資源が少なく食糧の自給もできず、海外に依存をしています。
しかしお金を出せば買えるというものではありません。
海外での日本の信頼や評価、そういったものがあってはじめて日本の発言力が大きくなり、貿易が円滑になるのです。
その信頼や評価を作るのは政治家の妄言でもボランティアでもありません。
日の丸を背負って砲弾の飛び交う灼熱の砂漠で、焼け付くような機雷や海賊のいる海で、地雷や民兵のいるジャングルで命がけで任務に付く日の丸を背負った国際貢献派遣部隊です。
この輸送機の翼に背負っているのは隊員の命と日本という国そのものです。
C-130H輸送機はもともと緑色の迷彩塗装でしたがこのように水色の塗装機が任務についています。
水色なのは砂漠から空を見上げたときに発見されにくいことを狙っているとされます。


ここからはおまけ。
装備品展示のところにひっそりとおかれていた業務車(エクストレイル)です。
綺麗な色ですね。
第6航空団とあるのですが、短SAMが小松基地第6航空団の基地防空隊から来ていたのでその支援でしょうか?


お腹がへったのでお昼ごはんは佐世保バーガーを。
900円と非常に高価でした。
でも大きさは通常のハンバーガーの2~3倍はありました。


航空祭終了後、電車が空くのをまつため途中にあった喫茶店でマタ~リ中。
カリホルニアテーというもので、オレンジジュースと紅茶をまぜたものです。
すごく・・・・オレンジジュースでしたw
Posted at 2009/10/11 11:16:05 | コメント(6) | トラックバック(0) | ミリタリーイベント | 日記
2009年08月31日 イイね!

富士総合火力演習にいってきたぞ

お友達のSL-35さんGREAT☆ONEさんといっしょに展示演習の見学に行ってきました。
いやもう、今年はものすごく暑かったですね。
倒れそうでした。
帰ってお風呂に入ると顔とか痛いですし(^^;
帽子かぶったし、ケロロ軍曹みたいにてぬぐいを帽子の中に入れて日焼け予防してたのになぁ・・・

それはさておき、今回はゲートオープン直後後に観覧席にはいれたのですが、既に7割うまってました。
どんだけ人気なんですか。
0630頃ぐらいから点検射がはじまりますが、その1枚

74式戦車の射撃です。
ピントが甘いですがなんとか炎は写ってます(^^)
ちなみに90式戦車と87式自走高射機関砲の点検射は写すことが出来ませんでした。
その理由は・・・・
トイレにはいってたんですよ。
朝が早いので半分寝た状態でトイレにこもっていると、突然「バシーン!」という張り倒されたような音が。
眠気も全部ぶっとびます(笑)
このあとで藤原りらさんにもご挨拶してきました。

その後1010より前段演習の開始。
前段演習は「演習」というよりは装備品の火力射撃展示ですね。


F-2戦闘機が模擬近接支援に参加です。
このほかりゅう弾砲、対人狙撃銃、小銃擲弾、クレイモア指向性散弾、迫撃砲、対戦車ミサイル、無反動砲・個人携帯対戦車弾、機銃、対戦車ヘリコプターや戦車などの射撃が展示されました。

ちなみに実を言うとこのとき軽い熱中症(?)にかかってました。
りゅう弾砲の射撃展示を見て、普通科部隊装備の展示を行ってる頃、気分が悪くなってしまいました。
水分や塩分、暑さ対策はそれなりにしてたのですが・・・甘かったようです。
反省。
ということで空挺降下の展示の頃はトイレに走っていましたorz

後段演習はちゃんと見ることが出来ましたよ。
写真のほうは・・・ピンがすごく甘い・・・
自分の腕も相当に悪いですが、さすがに6年前に中古で7800円(7万8千円じゃないよ)で買った100-300mmのズームレンズはそろそろ限界のようです・・・

後段演習では偵察活動~戦果拡張までの一連の動きを見ることが出来て大変面白いのですが、そのなかでもラストに機甲部隊の発煙弾一斉発射の直後に「状況終わり!」の号令で数十両もの先頭車両がピタっと全車停止する様は鳥肌が立つほどかっこいいです。



後段演習の後は装備品展示です。
今回の目玉はなんといっても87式自走高射機関砲と写真の遠距離操縦観測システムでしょう。
これが展示されるとはおもってもいませんでした・・・

そのあと少し休憩して御殿場駅に向かうバスの列に並んだのですが、並び始めたのが1330頃ですから・・・バスに乗れるまで2時間半ほど並んだかも(汗)
ちなみにこのバス待ちのとき、やってしまいました・・・
実は胃薬と間違えて血圧の薬を飲んでしまったようで、想定よりも血圧が下がってしまったようです。
テンションがものすごくローになりますし、立ったり歩くのがきつい状態。
薬の形が胃薬と似ていて間違って飲んでしまったようです。
普段は分けておくのですが、どういうわけか今回はいっしょになってしまったようで・・・

一緒に出かけた皆様、申し訳ございませんm(__)m

その後なんとか回復して、家に戻ってきました。

写真は私の家のイメージ図(爆)
あ~つかれた・・・・

詳細レポは気が向いた頃にそのうち・・・・
Posted at 2009/08/31 00:05:14 | コメント(6) | トラックバック(0) | ミリタリーイベント | 日記
2009年08月18日 イイね!

海上自衛隊横須賀基地サマーフェスタ(8月1日) 1/6

8月1日、海上自衛隊横須賀基地で恒例のサマーフェスタが開催されました。
横須賀基地は海上自衛隊の自衛艦隊、護衛艦隊、潜水艦隊、掃海隊群、開発隊群、海洋業務隊群、横須賀地方群が置かれている中心的な基地です。
さあ胸がDOKI☆DOKIしてきましたよ。


まず門をくぐると錨のモニュメントが出迎えてくれます。
UH-60J救難ヘリコプターの展示が始まっているようですね。


横須賀地方総監部のホンダ・アコードワゴンの業務車が停めてありました。
ボンネットに海上自衛隊のマークがかっこいいです。


さあいよいよサマーフェスタのはじまりです。
横須賀音楽隊の演奏が実施されています。


港内を見ると館山基地から飛来した第21航空群第73飛行隊のUH-60J救難ヘリコプターによる救難展示が実施されていました。


模擬要救助者を収容するUH-60J救難ヘリコプター。
UH-60Jは航空自衛隊の救難ヘリコプターUH-60Jとほぼ同じ機体ですが、装備が若干異なるとのことです。
航空自衛隊のUH-60Jが白/黄に対して、海上自衛隊のUH-60Jは白/赤なのが面白いですね。


展示を終え離脱するUH-60J救難ヘリコプター。
UH-60JはS-61A救難ヘリコプターの後継として平成3年度より本日までに18機が調達されています。

ちょっと港内をみてみましょう。

YF-2143”交通船2143号”(基準排水量6トン)です。
交通船2088号の同型船で艦艇などの人員輸送を行う内火ランチです。
130馬力のヂーゼルエンジンを搭載していて10ノットの速力があります。


桟橋にはYF-2124”交通船2124号”(基準排水量25トン)が停泊していました。
交通船2121号の同型船で上陸用舟艇のように船首のランプを展開して車両などを揚げ降ろしを行います。
主機は480馬力のヂーゼルエンジンを搭載しています。

さて、さらに基地内を探索してみましょう。

こちらは海上自衛隊の最新鋭護衛艦DDG-1.74”ちびしま”(排水量不明)です。
非常に簡易なマストは恐らくステルスを意識してのことでしょう。
OTOメララ127ミリ速射砲のほかMk15ファランクス高性能20ミリ機関砲、スーパーバード衛星通信アンテナのほか、チャフ投射装置Mk36が見えます。
SPY-1Dがありますので恐らくイージスシステムを備えてると思われますが、不思議なことにミサイル発射ランチャやVLSの類は一切確認できません。
艦橋には地上配備型迎撃レーザーと思われるものが装備されています。
謎に包まれた護衛艦です。


水中処分隊のブースです。
防爆の水中スーツが展示されていました。
水中所分隊はその名前の通り海中の不発弾や機雷などを処分するために潜水作業を行う部隊でEOD(Explosive Ordnance Disposal)と呼ばれる精鋭部隊です。


EODがゴムボート(処分艇)で港内を展示航行しています。
小回りの効くゴムボートで掃海艇などに搭載されて作業を行います。


港内には多数の支援船があります。
ズラリと並んだ支援船には独特の美しさ・かっこよさがありますね。
右手前はYT-83”曳船83号”(基準排水量50トン)です。
曳船75号型の同型船で小型のプッシャーボート(押し船)となっています。
曳船とは港湾内で艦船の入港の支援をおこなうもので、いわゆるタグボートのことです。
小型の船ですが、500馬力の高出力ヂーゼルエンジンを搭載しています。
手前左側はYF-1031”交通船1031号”(基準排水量11トン)で、交通船1029号型と同型船です。
速力が18ノットと意外と快速で、360馬力のヂーゼルエンジンを搭載しています。
その後ろに見えるのは油船35号と油船36号。


こちらも支援船。
YT-66”曳船66号”(左側)とYT-74”曳船74号”(右側)です。
ともに曳船58号型で基準排水量260トンの大型タグボートで、現在22隻が海上自衛隊に配備されています。
横に並ぶ上陸用舟艇みたいなのはYF-2135”交通船2135号”(基準排水量25トン)で、交通船2121型の同型船です。
その後ろに見えるのは油船206号と油船36号。


曳船66号、曳船74号を横から見てみましょう。
やはり大型船の印象を受けます。
曳船58号型は海上自衛隊の曳船の中で最大の大きさがあり、1800馬力のヂーゼルエンジンを搭載、軸数は2軸となっています。
マスト基部に赤い銃のようなものが見えますが、これは放水銃です。


展示されている航空自衛隊の地対空誘導弾ペトリオット能力改善3型(通称PAC-3)です。
PAC-3は航空自衛隊が使用している地対空誘導弾ペトリオットを弾道弾迎撃に改良したもので、特に発射機とミサイルの弾体が従来のものと大きく異なっています。
展示されたのは発射チューブに描かれてるようにイナート弾(訓練弾)です。
今年4月の北朝鮮の弾道弾発射実験の際には破壊措置命令に基づいて首都圏と東北に展開し、もしものときは弾道弾から必ず国民の生命財産を守ると強い意志を表明しました。


ゴムボートを使っての体験航行も行われました。
かなり近くまで艦船に近づくことが出来るようです。

では港内に停泊していた艦艇をみていきましょう。


こちらは特務艇ASY-91”はしだて”(満載排水量490トン)です。
自衛艦ぽくない形をしていて、まるで客船のようにも見えますが、これは立食パーティやレセプションなどを行う迎賓艇だからです。
自衛隊に迎賓?と思ってしまいますが、自衛隊は外国と親善交流を頻繁に行っています。
また国軍ということで総理大臣や防衛大臣という政府首脳が来基することもあります。
国内外の来賓に対して日本国として恥ずかしくないようおもてなしすることも国際交流・外交の重要な仕事のひとつです。
この”はしだて”は初めて来賓をメインとして新造された専門の艦艇です。
なお、医療機能など災害派遣に対応できる設備を有しているのも特徴です。


こちらは海洋観測艦AGS-5104”わかさ”(満載排水量3200トン)です。
”ふたみ”型海洋観測艦の2番艦で、対潜水艦戦、対機雷戦などを実施するうえで必要な気象・潮流・地磁気などの海洋情報を収集・分析して防衛活動に役立てる艦艇です。
その任務の性質上、低速を長時間航行するため可変ピッチプロペラや減揺タンクなどの設備を装備しています。


別角度から。
”わかさ”の横には海洋観測艦AGS-5105”にちなん”(満載排水量4500トン)です。
”わかさ”と比べるとその巨大さがわかりますが、”にちなん”は海上自衛隊最大の海洋観測艦です。
無人潜水装置ROVや観測作業艇を装備しているほか、主機は自らの発するノイズの少ないヂーゼル・エレクトリックを採用しています。
その横の巨大な赤い船は、言わずと知れた砕氷艦”しらせ”(初代)です。


ではここで支援船をみていきましょう。
こちらは艦船に燃料を補給する船、油船です。
手前がYG-206"油船206号"(積荷重量270トン)、その奥がYO-36”油船36号”(積荷重量490トン)で、YGが航空用燃料を、YOが艦船用燃料を補給することになっています。


では別角度から。
左側の大きな船がYO-36”油船36号”、右側の小柄な船がYG-206”油船206号”です。
両船とも積荷の燃料が少ないのか、喫水線が高いですね。
油船36号は大型の油船25号型の同型船で、460馬力のヂーゼルエンジンを搭載しています。
油船206号は4隻つくられた油船203号の同型船です。
排水量が2倍近く違うため、形は似てますが両船の大きさが全く違うのが興味深いですね。


こちらは・・・・だんだんわからなくなってきたぞ・・・
YC-09”起重機船9号”(基準排水量260トン)です。
クレーンを装備してあり、荷物の揚げ降ろしを行う支援船です。


港内に目を移すと、アトラクションとして曳船による放水展示が行われていました。
参加したのはYT-68”曳船68号”とYT-67”曳船67号”(ともに基準排水量260トン)です。
曳船には消火作業用の放水銃を装備しています。


____________________________
その1へ/その2へ/その3へ/その4へ/その5へ/その6へ

Posted at 2009/08/18 23:38:57 | コメント(1) | トラックバック(0) | ミリタリーイベント | 日記
2009年08月18日 イイね!

海上自衛隊横須賀基地サマーフェスタ(8月1日) 2/6

では続きです。

桟橋のほうにいってみましょう。

砕氷艦”しらせ”(初代)と潜水艦”たかしお”が停泊しています。
”しらせ”(初代)の一般公開はされていませんでしたが、”たかしお”は年齢制限付で青少年に見学が許可されていました。
こうしてみると”しらせ”(初代)の巨大さがわかります。


砕氷艦”しらせ”(初代)を後方から。
大変大きな船だということがわかります。
事実、基準排水量は11600トンもあり、補給艦”ましゅう”型(基準排水量13500トン)が就役するまで海上自衛隊最大の艦艇でした。
艦尾に巨大なヘリコプター甲板がありますが、ヘリコプターを3機搭載・運用することが出来ました。


砕氷艦”しらせ”(初代)ですが、非常に幅が広いことがわかります。
”しらせ”(初代)の全幅は28メートル。
護衛艦”こんごう”型(21メートル)、”たかなみ”型(17.4メートル)、掃海母艦”うらが”型(22メートル)はもちろんですが、なんと補給艦”ましゅう”型(27メートル)や空母型といわれる輸送艦”おおすみ”型(25.8メートル)よりも幅広だったりします。


砕氷艦”しらせ”(初代)の上部構造物です。
”しらせ”(初代)は昭和59年に除籍となった砕氷艦”ふじ”の後継として昭和54年度計画で建造された砕氷艦です。
”ふじ”に似たレイアウトですが、排水量は2倍近く、あらゆる面で砕氷艦としての能力が向上しています。
1.5メートルの厚さの氷を連続して砕氷する能力がある世界トップクラスの砕氷艦でしたが、老朽化のため平成20年7月末に引退しました。
除籍艦ですが見ての通り、状態は大変良好です。
”ふじ”は除籍後記念艦として展示保存がされていますが、”しらせ”(初代)は残念ながら予算がつかず廃船となる予定です。
スクラップがほぼ決まっていましたがサマーフェスタ時点では行き先はまだ未定なようです。


突然”しらせ”(初代)からロープを使って潜水隊員が懸垂降下してきました。


降下した4人は水中に消えた後、再び水中処分艇に乗り込みました。
いや、見事ですね。


同じくゴムボートで渡港します。
上の写真と比べると発動機がなく、人力(オールで漕ぐ)で進んでいますね。


次は潜水艦SS597”たかしお”(水中排水量3500トン)です。
”たかしお”は”おやしお”型潜水艦の8番艦で平成17年3月に竣工したばかりの新鋭潜水艦です。


潜水艦”たかしお”ですが、意外にコンパクトに見えます。
が、これはもちろん船体の大部分が海中にあるためで、全長は82メートルもあります。
水中排水量3500トンともなると通常動力潜水艦では非常に大きな部類になります。
通常動力潜水艦ではロシアの”キロ”級(3076トン)やドイツの”212A”型(1830トン)などがありますが、フランスの原子力潜水艦”リュビ”級(2670トン)を超える大きさといえばその巨大さがわかります。


潜水艦”たかしお”のセイル(艦橋)です。
わかりにくいですが傾斜がつけられています。
これはアクティブソナー対策のステルス性向上のための形状といわれています。
突き出ている棒状ノマストは補助潜望鏡です。


潜水艦”たかしお”の背中部分です。
こんなところに自衛艦旗を取り付けるですね。
従来の”うずしお”型、”ゆうしお”型、”はるしお”型潜水艦のような涙型潜水艦と違った直線部分の多い葉巻型なのがわかります。


潜水艦”たかしお”を前から。
潜水艦はその任務の性質上、普段は艦番号すら消してしまうのでこうやって艦番号と艦名を明記したラダーがかけられるととても新鮮に感じます。
艦首の音響要撃受信機は前型の”はるしお”型につづいて装備しています。

では支援船に目を移してみましょう。
普段見ることの出来ない支援船を一度に見ることができるのはこの基地祭ならではですね。


YF-1031”交通船1031号”(基準排水量11トン)です。
交通船1029号の同型船で、全長13.5メートルの小型の内火艇です。

>
海洋観測艦”わかさ”の内火艇と”にちなん”の観測作業艇です。


こちらは先ほど放水展示を披露したYT-68”曳船68号”(基準排水量260トン)です。
かなりいかつい形をしていますね。
タグボートということでさほど速力は求められていないのか、速力は11ノットとされています。


こちらは・・・左側はYL-13”運貨船13号”かな?
運貨船9号型(積荷重量50トン)なのはまちがいないと思います。
艦艇の物資の揚げ降ろしや補給支援をする船です。
右側はYW-24”水船24号”(積貨重量310トン)です。
その名前の通り艦船に真水の補給を行う船です。
その隣は・・・・バージに見えるけど船名はわかりません・・・・orz


手前はYF-2151”交通船2151号”(基準排水量50トン)です。
交通船2150号型の2番船で、前頁の交通船2124号と同じく、船首のランプを展開して車両の揚げ降ろしができます。
その奥はYT-53”曳船53号”(基準排水量190トン)で、長さ14.5メートルしかないのに1500馬力のヂーゼルエンジンを装備している大変力持ちなタグボートです。


交通船2151号と曳船53号を後ろ側から。
支援船は基地から出ることはあまりないのでこのような基地の一般公開は数少ない支援船の姿を見ることが出来るチャンスです。



どこからどうみても・・・すごくバージ(艀)です・・・
こちらはYL-119”運荷船119号”(積貨重量200トン)で、完全にデッキバージです。
見た目の通り非自走式で、フラットなため大量の物資を載せることが出来ます。
長さ34メートル、幅13メートルと大型なのでヘリコプター程度ならいけるかも・・・




____________________________
その1へ/その2へ/その3へ/その4へ/その5へ/その6へ

Posted at 2009/08/18 23:36:51 | コメント(1) | トラックバック(0) | ミリタリーイベント | 日記

プロフィール

「commもそうですが、「LINE 個人情報」「LINE 危険性」でぐぐって、それでもokと判断できるなら使ってもいいかも。私はちょ~っと躊躇して未だに使ってませんけど。」
何シテル?   04/11 00:38
こんにちは。 アンチコと申します。 車はレガシィTWに乗ってます。 やっぱトランスフォーマーG1といえば「ロボット殺虫剤だって?」のあの人だよね~ ...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

浜松広報館戦闘機地上展示(1月22日) 
カテゴリ:ミリタリーイベント(みんから内)
2011/01/24 23:10:56
 
救命ボート体験渡河 
カテゴリ:ミリタリーイベント(みんから内)
2010/10/16 22:53:58
 
美ら島旅行(8月8日~11日) 
カテゴリ:旅行など(みんから内)
2010/08/14 18:30:15
 

愛車一覧

スバル レガシィ スバル レガシィ
今の愛車です。 2005年6月に転職したのですが、配属2日目に先代(スカイライン25GT ...
日産 スカイライン 日産 スカイライン
インテグラZXの次の愛車です。 インテは素晴らしい車でしたがさすがに車体が古く、A/T車 ...
ホンダ インテグラ ホンダ インテグラ
免許を取って初めて乗った車です。 私は正直言って車に全く興味がなかったのですが、私を車好 ...
その他 その他 その他 その他
愛車じゃないんですが(^^; 航空祭で撮った写真専用の写真ページにしちゃいました。
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation