
Xデーがおわって1日たったわけですが、なぜ24日のXデー「イブ」はやたらもりあがるくせに、「本番」のはずの25日は既にお正月準備モードに切り替わってるんでしょう?
まぁ宗教違いますからどうでもいいんですけど(笑)
さて、本屋にいったらこれが売ってました。
世界の艦船今月号です。
特集は「将来軍艦」
技術は日進月歩ですものね。
非常に興味深いものがあります。
「将来」というだけあってCGがメインですが、面白いのがありますよ。
フランスのSMX-25型将来潜水艦は、SFアニメに登場するような潜水艦みたいな形です。
こんな感じ。
水上速力が38ノットという恐ろしい高速の反面、水中速力が10ノットと、とてもユニークなものです。
運用次第では有効なシステムになるんでしょうね。
汽走軍艦から装甲艦、潜水艦の登場、石炭から石油への動力革命、ド級戦艦の登場、航空機、レーダーの出現、原子力推進、そしてステルスへとすすむ軍艦の技術から見た歴史は面白いですね。
個人的には原子力ミサイル巡洋艦”長浜”・・・じゃなくて”ロングビーチ”なんかは興味深いですね。
空母エンタープライズと同型の艦橋を無理やり載せたような形が好きです(笑)
それはさておき、現在開発中の技術が紹介されてるので読んでいてすごいなぁと感じさせられます。
その代表的なものはやはり指向エネルギー兵器です。
レーザー砲なんかがそうですが、既にロケット弾の迎撃実験には成功していますし、弾道ミサイル迎撃用にレーザー砲搭載したAL-1もありますので、そんなに遠くない将来実現できるんでしょうね。
今米海軍が開発してるのは電磁砲(レールガン)ですが2020~2025年頃実艦搭載をめざしてるそうです。
なんでも長射程の砲弾発射が可能なようで、その射程は200浬なんだとか・・・(^^;
CIWS用の小型レールガンも開発してるようですが、高速で砲弾を発射できるので命中したときの破壊エネルギはかなりのものなんでしょうね。
さて、気になる記事ですが、英国海軍からハリアーが消えました。
英海軍はインヴィンシンブル級空母を3隻建造し、”インヴィンシンブル”は退役して予備役に、残りの2隻の”アークロイヤル”と”イラストリアス”に空軍のハリアー攻撃機を搭載しています(海軍のシーハリアーFA2が退役しちゃったため)。
ところがコスト削減のために今年の12月をもってアークロイヤルの退役が決定、さらにハリアー攻撃機も即廃棄を決定しました。
ということで・・・・
今後はイラストリアスはヘリコプター空母として運用されます。
インヴィンシンブルも予備役を解かれて除籍、スクラップとして売却になるようです。
ところがイラストリアスのほうも揚陸/ヘリコプター母艦”オーシャン”と比較検討してるそうで、”オーシャン”のほうが有効とされればイラストリアスのほうも退役することになります。
ヘリコプター空母として運用されるのであれば・・・・
オーシャンのほうが有効ですよね、たぶん。
さらにシーハリアーの後継として考えていたSTOVL戦闘攻撃機のF-35Bも採用をキャンセルが決定。
CTOL型のF-35Cの採用になりました。
そのために現在建造が進められている”クイーンエリザヴェス”級はカタパルトを設置するようです。
・・・が、もう建造が進んでいるのでいまさらCTOL空母に設計変更するのは難しいんじゃないかという報道もあるようで・・・
そのクイーンエリザヴェス級の2番艦”プリンスオブウエールズ”は既に英海軍は空母としては調達しないことが決まっています(2018年頃退役する揚陸/ヘリコプター母艦”オーシャン”の後継になります)し、インドへ売却するのではないかという報道もありますし・・・
どうなるんでしょうね?
Posted at 2010/12/27 00:42:50 | |
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