
今日から公開の「超劇場版ケロロ軍曹 撃侵ドラゴンウォリアーズであります!」を見てきました。
ケロロの劇場版は4作目、私が見に行ったものでも3作目になっています。
もう完全に長寿番組の仲間入りですね。
723のガン○ム擬人化版はエロくて最高です(爆)
で、オマケが写真の回転コマ。
ひっぱるとケロン星が回るみたいです。
でも一番大きいのは長期療養だった川上とも子さんが久しぶりに冬樹きゅん役を演じられていることですね。
桑島さんもいいですが、やっぱり冬樹きゅんは川上さんが一番好きです。
そして今回はめずらしくママンが活躍するぞ!
小ネタは超劇3以上にはいっていますので楽しめると思います。
以下は感想ですが、ネタバレになるので見に行く人は読まないでね。
感想ですが・・・
正直「・・・」と思いました。
まず短編。
タイトルの「ケロ0 出発だよ! 全員集合!!」からしてドリフの全員集合ネタだというのは判ると思います。
タイトルロゴも全員集合を意識してましたから。
でも見てみると全員集合ネタはなく、原作18巻の「第零話 我輩、出発出撃・・・の巻」そのままです。
もちろん話としては面白いのですが全員集合というタイトルがついているのですからこれはどうなのかな?というのが正直なところです。
では本編。
前回の超劇3が良すぎたせいなのか、これはどうなんだろう?というのがストレートな感想です。
超劇(1作目)を50点とすれば超劇2(2作目)が70点、超劇3(3作目)が95点、そしてこの4作目は50点といったところでしょうか?
ぶっちゃけ「ケロロ」らしくない。
ケロロの世界感ってあくまでも「侵略者とペコポン人とのビミョーな関係と友情」です。
前作ではそれがいかんなく表現されていながらバツグンの面白さだったのですが、今回の作品はキャラが「ケロロでなくても成立する」わけです。
これといって侵略者視点の描写はオープニング以外皆無です。
もっとも超劇2のように侵略者とペコポン人とのビミョーな関係が薄くても話が面白ければいいのですが、これがまた微妙。
キャラクターそれぞれの活躍がほとんど無い。
毎回重要な役割のモア殿は今回はお留守番(!)でアクションはなし。
小雪や326の活躍もほとんどチョイ役に近い。
723や冬樹も見せ場が少ないのはちょっとなぁ。
モモっちは重要な役割なので見せ場は多いですがアクションはないです。
おっと、でも上にも書きましたが723のガンダムスーツ(新型ペコポン人スーツ)姿はエロくて最高w
では小隊のみなさんは?
これがもっと微妙。
早々とドラゴンに変えられてしまったため「普通の姿」での活躍が非常に少ない。
クライマックスの地球竜との戦闘シーンでは5人はすべてドラゴンの姿ですからいくら声が渡辺久美子さんたちでも、いくら723や冬樹たちがでていてもケロロっぽくありません。
それこそ「ドラゴン○○」と名前がつくアニメの戦闘シーンをそのまんまケロロ風にアレンジしたように見えてしまいます。
つまり「見せ場」がドラゴンの姿になってしまったケロロ小隊での戦いなので後半はケロロ達の姿が見られなくなってしまうわけです。
その戦闘シーンですが敵(地球竜)に有効なダメージを与えることもなくすんなり終ってしまうのでちょっと寂しいかも。
シオンが地球竜を甦らせる理由もなんだか若干無理やり感があったりしてう~んといった感じです。
渡辺久美子さん、中田譲治さん、水樹奈々さんほか声優さんの演技はすばらしかったのでもったいない感じがしました。
次回作は期待してますからね!
Posted at 2009/03/08 20:28:31 | |
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ケロロ軍曹 | 日記