ヤホーのニュースをみておもわずギョっとしました。
またやってくれましたよ、この政権。
先日は健忘長官が
産経新聞の記者に筆でいたぶるという、ちょっと人としてどうかと思うことをやらかしましたが、今回はすっからかん(政治ネタはできるだけ感情を前に出さないように書いていたつもりですが、無意識にだんだん呼び方が荒っぽくなっていくなぁ・・・私も^^;)の失言です。
時事通信の記事。
CNNのインタビューで尖閣について
「外交上の問題、特に領土問題はその国の国民の感情を強く刺激するものだ。5年、10年後に振り返ったときに、自分の内閣が冷静に対応したことはきちんと評価されると確信している」と答えたそうです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101108-00000149-jij-pol
まぁこの際「5年、10年後に云々」というの無視しましょう。
(5年後に売国政権がつづいてないことを切に願いますが、マスコミが味方ですからね・・・)
問題はここです。
「特に領土問題は」のくだりです。
竹島や北方領土はソ連や韓国が不法占拠している状態で、現実問題として実効支配されてます。
しかしこれらは明らかに我が国の領土ですからこれは「領土問題」です。
が、尖閣諸島に領土問題は存在しないというのが日本国としての立場です。
領土「問題」ということは、その場所が日本と相手の国がどちらの帰属になるのかを争っている問題ということになります。
ところが尖閣諸島は日本の領土であり実際に我が国が統治している場所です。
非常に危険な状態ですが、中国に占拠されていません。
つまり領土問題ではないんです。
中国が尖閣は中国のものだと船をだしてこようが、それは単なる領海侵犯や不法侵入の類ですし、中国で反日デモがあろうが、それは中国国内での暴動です。
尖閣に関しては領土問題は存在していません。
中国にとっては領土問題でも、我が国にとっては領土問題ではないですし、あってはならないのです。
一見言葉じりだけのたいした問題ではないと思われますが、根本から違います。
「領土問題」は「いままさに外国とあらそっていて法的・歴史的にはまぎれもなく日本の領土でも現実問題としては日本の領土であるとは必ずしもいえない(不法占領されてて日本人はいけませんからね・・・)場所になってしまいます。
領土問題ではないからこそ尖閣が我が国の領土であり、実質的にも統治が及んでいる場所だと世界に同道といえるわけですし、国内法で対処が出来るわけです。
それともうひとつ。
日米安保では領土問題はノータッチということになっています。
竹島や北方領土では米軍は動きません。
基本的には二国間問題ですからね(もっとも竹島を不法占拠してる韓国とは米国も米韓同盟を結んでる重要なパートナーではあるのですが)。
そう、もし「領土問題」ということになれば日米安保は・・・・・
中国はこの漁船衝突事件で尖閣を「領土問題」にするという思惑があったことを忘れてはいけません。
なぜ中国が喜びそうなフレーズを次々発言するんでしょうね?
これ失職クラスの大失言だぞ!
漢字がよめないなんていう次元じゃないぞ!
Posted at 2010/11/09 00:06:21 | |
トラックバック(0) |
政治・外交・安全保障 | 日記