
さあ今日で今年前半の仕事もひと段落。
明日からお盆休みです。
ということで今日は仕事終ってから映画「TRANSFORMRS」を見に行ってきました。
実は何を隠そう私は日本でテレビ放送が始まる前の1984年からのファンです。
当時は雑誌テレビマガジン紙面に軽く紹介されていただけですがあのかっこよさにはしびれました。
それ以来のファンなのです。
当然1985年から始まった「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」は全話チェックしてましたよ、当時小学生でしたが。
時を越えて20年後でもアメリカではジェネレーション2のアルマーダシリーズとして人気を維持してましたが日本国内では5作目の「超人マスターフォース」以後しょわしょわとブームが去ってました。
が、米国での人気と国内での新テレビシリーズ(ギャラクシーフォースなど)での人気が高まりオモチャメーカーのタカラが大人向けのトランスフォーマーを展開して今の人気につながるわけです。
とまぁウンチクはおいといて。
映画、点数つけると65点ってとこでしょうか。
ムチャクチャすごいトランスフォーム、すさまじくシンプルでストレートなストーリー、リアルなロボットモードとヴィーグルモードのバランス、テレビシリーズのイメージを壊していない世界感、米軍の恐ろしいまでの協力と迫力ある映像。
すごいです。
「神」映画といっても過言ではないでしょう。
F-22戦闘機の地上攻撃では何と貴重な非ステルス形態(ウエポンベイではなく翼にミサイルをぶら下げている状態)で出てきましたし、A-10は劣化ウラン弾をアヴェンジャーでこれでもかというぐらいぶっとばすし、極めつけはスペクターの105mmGUN!
あんなにカッコイイ地上攻撃シーンはおそらく他にないでしょう。
妙にコミカルなところもあったり、ニヤリとするオマージュがあったりして最高に面白いです。
一つの映画としてみたとき100点とまではいかないにしても98点はつけられちゃうでしょう。
では65点とは何?
実は私は吹き替え版を見ました。
声を初代トランスフォーマーのコンボイ司令官の声をやっていた玄田さんがやられているからです。
これはもうマニアにとっては最高のことです。
・・・・が、トランスフォーマー用語(キャラ名や組織名など)がぜ~んぶ海外向けのまんまなんです。
実はトランスフォーマーは国内向けと海外向けでは同じキャラでも名前を変えています。
例えばこんなかんじ。
<キャラ>
コンボイ司令官→OPTIMUSPRIME コンドル→LASERBEAK
マイスター→JAZZ ジャガー→RAVAGE
バンブル→BUNBLEBEE ブロードキャスト→BLASTER
クリフ→CLIFFJUMPER スカイファイアー→JETFIRE
チャージャー→WINDCHARGER アダムス→COSMOS
ドラッグ→HUFFER グレン→HOOK
ゴング→BRAWN デバスター→DEVASTATOR
ランボル→SIDESWIPE
ストリーク→BLUESTREAK
リジェ→MIRAGE
<組織など>
セイバートロン星→SAIVATRON
サイバトロン戦士→AUTOBOTS
デストロン軍団→DECEPCON
日本のオモチャメーカータカラが海外でカーロボットやミクロマンシリーズを売ろうとして設定をつくったのがこのトランスフォーマーなのですが発音しにくいとかいろいろあって日本人向けに名前をいろいろかえてるんです。
だから赤いトラックに変形するあのリーダーが「私はオプティマスプライムだ」なんていうのは全くもって許せません。
なぜ「私はコンボイ司令官だ」といわないんだ!!
おかげで世界観や雰囲気がガーンとかわってしまいました。
ジャズなんていうんじゃない!マイスターさんと言え!
オートボットなんていうな!サイバトロン戦士だ!!
バンブルビーなんて「ビー」をつけるな!
ということでこの訳し方でマイナス35点です。
約し方一つで雰囲気ぶち壊しになりますからね。
ということで写真は初代テレビシリーズのトランスフォーマーのキャラです。
手前の左からゴング(BRAWN)、バンブル(BUNBLEBEE)、チャージャー(WINDCHARGER)、後ろはプロール(PROWL)、マイスター(JAZZ)です。
このうちバンブルビーとジャズは映画の劇中でも出てきます。
比べてみると面白いですよ。
Posted at 2007/08/17 00:53:03 | |
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トランスフォーマー | 日記