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アンチコのブログ一覧

2009年04月09日 イイね!

おまわりさんのお世話になりました・・・

おまわりさんのお世話になりました・・・私はやってない!
無実だ!
・・・
ってちが~うw

会社の帰り道に自転車の鍵を拾ったわけです。
そのまんまにしておくのもなんですので交番に届けたんですが、手続きが面倒ですね。
住所と名前と電話番号と・・・・
それと所有権(一定期間落とし主が現れないときは所有権をもらえるってやつです)って、鍵だけもらってもなぁ(笑)
結局20分ぐらいかかりました。
警察のルールで届け主の個人情報を把握するよう徹底されてるんでしょうけど重大なものじゃなければもう少し緩和してもいいんじゃないかなあ?
Posted at 2009/04/09 21:14:32 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記だぎゃ | 日記
2009年04月09日 イイね!

在日米海軍厚木航空施設さくら祭2009~その1~(3月28日)

1週間遅れですが、3月28日の土曜に神奈川県綾瀬市にある在日米海軍厚木航空施設へ桜祭りに行ってきました。
一言で言えば基地開放です。
厚木には飛行展示がなくなった航空ショーの次の年に1回行ったきりなのでずいぶん久しぶりでした。

朝早いうちの新幹線で新横浜駅へ。
そこでGREAT☆ONEさんと合流して厚木航空施設へGO。

曇天で今にでも降りそうですが、そこはミスター雨男の私の力で降らせてやる!是非青空をよみがえらせよう!
というのはさておき、さあオープンです。
開門したのでゲートへ。
ゲートでは簡単な持ち物検査と・・・え?本人確認?
私は運転免許証と保険証は肌身離さず持ってるのですが、持ち歩かない人きっと多いですよ?
「運転免許証がない人は住基カードやパスポートでも結構です」
・・・そんなの持ち歩いてる人もっと少ないよ。
やはりあちこちでトラブルがあったようです。
事前に身分証明書をもってこいという情報流してないから当然だよなぁ。


ゲートをくぐるとA-4E攻撃機の用廃機がゲートガーディアンとしてたたずんでいました。
A-4攻撃機は軽量小型の攻撃機で米海兵隊と海軍を中心に世界の多くの国で使われていました。
最近では映画「トップガン」で教官が乗る戦闘機として銀幕に登場していますが既に米軍からは全機が退役、今ではシンガポールやブラジル、アルゼンチン、イスラエルで少数機が使われているのみのようです。


同じくゲートガードになっていたF-4J戦闘機です。
日本のF-4EJ/EJ改と比べると機首の形が大きく違うことがわかります。


厚木航空施設消防局のハイエースと4ランナーです。
赤くないと消防車両って感じしないなぁ。


ゲートから延々と歩くこと20分。
ようやく会場に近づいてきました。
日章旗と星条旗がならべられて開放日をお祝いしています。
国旗を吊るしてある紐の基部に注目。
はしご消防車を使ってます。


そのはしご消防車。
どこから見てもアメリカンです。
やはり左ハンドルなんですね。


こちらも消防車。
色が黄色だとかなり凄みがあります。


劇場版TRANSFORMERSでトランスフォームしそうなぐらい存在感のある消防車ですね。
え?飛行機や艦船などと比べてやたら説明がいい加減なのは何も知らないからだろうって?
正解!(笑)


いよいよ会場に到着しました。
ずらりと並ぶ航空機に気分も高まります。
が、ちょっとここで目に入ったものを。
山積みの超大型の爆弾!
・・・ではなく増槽(空中で投棄できる燃料タンク)です。
F/A-18戦闘攻撃機に搭載して機体スペース上、機内に搭載できない燃料を機外にぶらさげて航続距離をのばすためのものです。


会場の奥側には米海軍第5空母航空団のF/A-18戦闘攻撃機がズラリと翼を休めていました。

では地上展示機、いってみよ~!

第30艦隊兵站支援飛行隊第5分遣隊のC-2A輸送機です。


何かに似てますね。
そう、E-2早期警戒機をベースに輸送機にしたのがこのC-2です。
乗員なら39名、貨物なら8トン弱を搭載することが可能とされています。
もちろん空母での離発艦が可能で、C-2は作戦行動中の空母への乗員や貨物の輸送任務を行う輸送機です。


第136電子戦攻撃飛行隊 通称”籠手部隊”のEA-6B電子戦機です。
EA-6はA-6攻撃機をベースに開発された電子作戦機で、敵部隊に対する電子妨害(強力な妨害電波を出して通信妨害やレーダーを麻痺させたり指揮管制システムを混乱させたりする)するための航空機です。


EA-6Bを後ろから。
垂直尾翼の先端がもっこりしてますが、この中にはAN/ALQ-99電子戦システムの通信妨害装置が入っています。
その形から「フットボール」と呼ばれてるそうな・・・


EA-6BのAN/ALQ-99電子戦システムの電子妨害装置です。
赤いカバーがついていますが、この中にはなんと風車(!)が入ってます。
この風車によって発電して電子妨害装置の電力を供給するそうな。


これは怖いw
第136電子戦攻撃飛行隊のこけし人形です。
なぜこけし人形・・・


第14対潜ヘリコプター飛行隊 通称”軍馬部隊”のSH-60F対潜ヘリコプターです。
この後で紹介するSH-60B対潜ヘリコプターと比べると各所が異なっています。


SH-60F対潜ヘリコプターを後ろから。
「Chargers(軍馬部隊)」とそんなに自己主張しなくてもよろしい(笑)
機体左側面には鷲とFUJI-YAMAが描かれてます。


なぜか操縦席上側のフェアリングに仁王立ちするクルー。
機体右側にウインチが見えますが、これは空母に搭載しての運用のため艦載機が事故を起こした場合の救難活動等にも用いることができるためのようです。


SH-60F対潜ヘリコプターの操縦席です(もちろん撮影OKとったよ)。
2つの大型ディスプレイが象徴しているようにデジタル化されていることがわかります。


SH-60Fを右側面から。
こちらにはFUJI-YAMAと葛飾北斎風の高波が描かれてます。
SH-60F対潜ヘリコプターはSH-60Bから発展したもので航空母艦に搭載して空母戦闘群周辺の対潜活動を行います。
いわば「内線防衛」を担当する対潜哨戒機で、機外に吊り下げ式の水中ソナー(ディッピングソナー)を装備して対潜監視を行うほか、対潜魚雷を装備します。
また対潜以外に警備や救難活動に用いられていて写真のように機内にキャリバー.50機関銃を搭載することもできるようです。

ではここでちょっと休憩。
展示機を一通り見たお昼頃、藤原りなさんと合流してお昼の休憩や2度目の地上展示の見学をしました。
お昼ですがさすがにアメリカンですね。
パサパサのパンにソーセージが1本だけ(ケチャップは自分で塗れというタイプ)の大変シンプルなホットドッグを2つ食べました。
あんまり美味でないのはお約束です(笑)

その2へ/その3へ/
Posted at 2009/04/09 00:05:35 | コメント(4) | トラックバック(0) | ミリタリーイベント | 日記
2009年04月09日 イイね!

在日米海軍厚木航空施設さくら祭2009~その2~(3月28日)


第192戦闘攻撃飛行隊 通称”黄金龍部隊”のF/A-18C戦闘攻撃機です。
空母では基本的に地味なねずみ色塗装ですが、機首に描かれた機番が「00(100、200、300・・・など)」のものはこのような派手な塗装が施されています。
胴体後部の立ち上がったエアブレーキに星条旗が描かれています。
ちなみに写真ではタグ(トーイングカー)にドナドナされていますが、地上展示修了間近の1枚です。


こちらは”黄金龍部隊”のF/A-18戦闘攻撃機のコクピットです。
青い塗装に青い飛行服が似合ってます。


”黄金龍部隊”のF/A-18戦闘攻撃機を後ろから。
F/A-18戦闘攻撃機はA-7艦攻とF-4艦戦の後継として開発が進められた戦闘攻撃機で、名前の通り打撃力と空中戦の両方を満たすことができるため、従来は艦隊防空戦闘機を運用する戦闘飛行隊と艦上攻撃機を運用する攻撃飛行隊を分けて運用していた空母上の部隊が両方の任務を実施可能な戦闘攻撃飛行隊にまとめて合理的な作戦を実施することができるようになりました。


第195戦闘攻撃飛行隊 通称”ダム潰し部隊”のF/A-18C戦闘攻撃機です。
緑色を基調とした塗装が施されています。


”ダム潰し部隊”のF/A-18戦闘攻撃機を後ろから。
「チッピーホ」と呼ばれる派手な鷲の塗装が描かれています。


”ダム潰し部隊”のF/A-18戦闘攻撃機の操縦席です。
F/A-18戦闘攻撃機は米空軍の軽量戦闘機計画でYF-16(F-16戦闘攻撃機の試作タイプ)と争ったYF-17が原型になります。
空軍の戦闘機としては敗れましたが双発エンジンは空母での運用をする海軍に喜ばれたのかグラマン・トムキャット艦戦を補佐する空中戦と対地攻撃が可能な戦闘機としてF/A-18の開発が進められました。
A-7艦攻、F-4艦戦の後継として、また海兵隊でもF-4の後継として配備が進められ、現在では米海軍・海兵隊の打撃力の根幹を担っています。


第127戦闘攻撃飛行隊 通称”棍棒部隊”のF/A-18E戦闘攻撃機です。
やはり派手な塗装を施しています。


”棍棒部隊”のF/A-18戦闘攻撃機を後ろから。
F/A-18E”スーパーホーネット”は元々は用途廃止が近づいていたA-6艦攻の後継としてステルス攻撃機A-12の開発が予算の関係で中止になったためホーネット2000(欧州輸出用に機体を大型化するなどを織り込んだプロジェクト。後に中止)をベースにして開発が進められました。
F/A-18Eは従来のF/A-18戦闘攻撃機最大の弱点だった航続距離を補うために大量の燃料を搭載するべく機体を大型化し、運動性能を確保するために大型の主翼と電子制御エンジンを搭載するなど、ベースのF/A-18に対して大規模な変更が行われています。


第102戦闘攻撃飛行隊 通称”菱紋動物部隊”のF/A-18F戦闘攻撃機です。
この第102戦闘攻撃飛行隊は以前はグラマンを運用する戦闘飛行隊でしたが、グラマンの「味方艦隊に襲来する爆撃機編隊の迎撃」という目的が冷戦終結によってなくなってしまった上にイージス艦の配備によるグラマンなしでも得られる防空網の強化、高価な運用費用、限定的しかない打撃力などのため運用価値がなくなってしまいました。
そのグラマンの後を多目的な運用が可能なF/A-18Fが引き継いでいます。


”菱紋動物部隊”のF/A-18F戦闘攻撃機を横から。
垂直尾翼には”菱紋動物”のガラガラ蛇が描かれています。
F/A-18FはF/A-18E戦闘攻撃機の服座型で、単なる練習型ではなく後席は兵器管制士官が乗る完全な作戦機となっています。
F/A-18E/Fは主翼の大型化や高出力・電子制御エンジンの採用と4重のコンピュータによる機体姿勢制御系により特に低速での運動性能が大幅に向上したといわれています。


こちらは第115空母早期警戒飛行隊 通称”解放の鐘部隊”のE-2C早期警戒管制機(AEW&C)です。
新型の8枚プロペラが特徴的です。
機首に書かれた「超」は・・・・いかにもアメリカ人ががんばって書きましたというような字ですね(笑)


”解放の鐘部隊”のE-2C AEW&Cを横から。
大変長い主翼と胴体上部のお皿型の巨大レーダアンテナが目を引きます。
E-2C AEW&Cはその巨大なレーダーと機内の管制システムを使って艦隊の目としての早期警戒システムと航空部隊の作戦管制を行う航空機です。
空母ジョージ・ワシントンに搭載されるこのE-2CにはCECシステム(AEW&Cと空母、艦船をネットワークでつないで、イージス艦やAEW&Cからの「空」の警戒・監視情報を共有して艦隊の防空能力を向上させるシステム)の端末を搭載していない機体ですが、ジョージ・ワシントンはCECシステムに対応しているため遠くない時期にCECシステムに対応した機体に交替するのではないかといわれてるようです。


こちらはSH-60F輸送ヘリコプターです。
SH-60F対潜ヘリを輸送仕様にしたようで、機体には「COMSEVENTHFLT」=第7艦隊司令と書かれています。
第7艦隊は米海軍の太平洋艦隊に属し、西太平洋~インド洋での活動を行っています。
旗艦は揚陸指揮艦LCC-19”ブルーリッジ”(満載排水量19177トン)となっています。
一見豪華そうですが、座席は正直言ってしょぼい。


第51軽対潜ヘリコプター飛行隊 通称”軍閥部隊”のSH-60B対潜ヘリコプターです。
SH-60Fと比べると機体下面に巨大なレーダー(AN/APS-124)が搭載されているのがわかります。


SH-60B対潜ヘリコプターのASW(対潜戦)コンソロールです。
意外とシンプルな作りですね。
※もちろん許可とって写しました


こちらはSH-60B対潜ヘリコプター機内のソノブイ発射装置です。
5×5=25基のソノブイが装填されています。
ソノブイとはソナーを組み込んだブイ(浮き)のことで、哨戒機から空中で投下され、海面に着水するとプカプカ浮きながら内部の吊り下げ式ソナーを展開、潜水艦等が発する音や、ソノブイそのものが発した音の反響から海中の潜水艦を探知、哨戒機にデータを送信するソナーシステムです。
※もちろん許可とって写しましたってば


”軍閥部隊”のSH-60B対潜ヘリコプターを後ろから。
FUJI-YAMAとSAMURAI、そして旭日旗とコテコテすぎる塗装です(笑)
SH-60B対潜ヘリコプターは巡洋艦や駆逐艦に搭載され、空母戦闘群よりも進出した場所で脅威となる潜水艦の警戒に当たります。
SH-60Bは対潜任務だけでなく艦隊の戦闘システムのひとつとして重要な役割を与えられていて限定的ながら対艦攻撃任務やSH-60Bを介して艦隊へデータリンクのネットワークをつないだり水上目標の発見・監視や救難、軽輸送、電子戦、限定的な対地打撃など多目的な使われ方をします。

長くなったのでここで休憩を。
10時にオープンした桜祭ですが、終始まったりムード・・・というわけではなく、中には青筋立てて「そこ!どいて!!」と地上展示機の撮影に命かけてる人もちらほら見かけました。
ロープが張られてないのですから機体は触りたい放題。
その雰囲気がいいわけなんだからさぁ。
人が少なくなってからタイミング待って撮ればいいじゃん。

なんてほかの人をみてたらお腹がゴロゴロ。
う~ん、朝から調子が悪いな・・・
ということでトイレに並んだわけですが、30分ぐらいの長蛇。
ほとんど気を失いそうになりましたがトイレの中もまた苦痛。
なぜか簡易トイレが洋式(まぁ米軍基地ですし)でムチャクチャ狭く、荷物や服をかけるフックひとつありません。
コートを脱いでしゃがんで・・・・拭いて・・・が一苦労。
ちなみに徒歩20分ぐらい離れたところのグランドのアメリカンフトボール観客席の下にトイレがありましたがここは並んでなくて超快適!
しかも中も広いし綺麗。
ほら、アメリカの映画なんかでトイレはひざの下ぐらいまで開いてるシーンがあるでしょ?
まんまあんな感じでしたよ。

その1へ/その3へ/
Posted at 2009/04/09 00:04:45 | コメント(1) | トラックバック(0) | ミリタリーイベント | 日記
2009年04月09日 イイね!

在日米海軍厚木航空施設さくら祭2009~その3~(3月28日)

それではおまたせしました。
ここからは海上自衛隊の航空機地上展示です。
はるばる綾瀬市にまでこれを見に来たといっても過言ではありません。
それではいってみましょう。


やはり海上自衛隊といえばP-3C哨戒機ですね。
P-3Cは俺の嫁
海上自衛隊からは固定翼機として第4航空群第3航空隊のP-3C哨戒機と第61航空隊のYS-11M輸送機が地上展示に参加しました。


第4航空群第3航空隊のP-3C哨戒機の機首部分です。
P-3対潜哨戒機はP-2対潜哨戒機の後継としてロッキードL188エレクトラという中型旅客機をベースに対潜装備を搭載するなどして開発されました。
原型となるYP-3Aの初飛行は昭和33年、実に51年前です。
P-3シリーズの最初の仕様P-3A、続くP-3Bの能力向上方がP-3Cで初飛行は意外と古くて昭和43年と実に41年前だったりします。
年代だけ聞くと大変古めかしいですが最も重要な対潜システムはその後も能力向上を続けていて現在でも世界を代表する対潜哨戒機です。


第4航空群第3航空隊のP-3C哨戒機の尾部です。
尾部はかなり特徴的な形をしていますが、この中にはMADと呼ばれる磁気探知装置が設置されています。
MADとは海中に金属の固まりがあるとその周囲にわずかな磁場の乱れが発生するのでそれを感知して潜水艦を探知する装置です。


第61航空隊のYS-11M輸送機です。
海上自衛隊には10機のYS-11が配備されていてそのうちの6機が大型機を操縦するパイロット教育用練習機のYS-11Tが、残りの4機が輸送機仕様のYS-11Mとなっています。
第61航空隊のYS-11MはYS-11旅客機の最初の量産型YS-11-100型をベースにしたYS-11Mが2機、貨物搭載型、人員/貨物搭載型のYS-11M-300/400型をベースにしたYS-11M-Aが2機任務についています。


第61航空隊のYS-11M-A輸送機のカーゴドアから機内を。
YS-11M/M-Aは海上自衛隊唯一の輸送機で航空基地間の人員/貨物輸送を行っています。
搭載量は約3トン、人員なら40名を搭乗させることができるようです。
YS-11は進駐軍によって徹底的に破壊された航空技術を失った日本が生み出した国産旅客機で昭和37年に試作機が初飛行を行っています。
その後は世界各地で中距離旅客機として活躍していましたが、海上自衛隊はP-2V-7/P-2J対潜哨戒機の練習用と輸送機用として、また航空自衛隊でも輸送機、電子戦機、支援機として導入されています。
こんな美しい輸送機が世界にあるのかと思うほど美しい飛行機ですね。


海上自衛隊の回転翼機として唯一展示された第51航空隊のSH-60K哨戒ヘリコプターです。
SH-60Bと同じように機体の下面には探索用レーダーが設置されています。
第51航空隊は航空機や装備の運用評価や運用研究、テストパイロットの養成を行う部隊でSH-60J/kのほか、P-3C、UP-3、MCH-101掃海輸送ヘリコプターなどが配備されています。


SH-60K対潜ヘリコプターのコクピットです。
大型のディスプレイが6つ(そのうち1つは戦術情報処理表示システム)並んでいて、米海軍のSH-60Fと比べてもデジタル化が進んでいることがわかります。
(許可を得て撮影しました)


こちらは機内キャビンにある対潜戦コンソロールです。
SH-60Bと比べると見た目だけでも大きく違うことがわかります。
SH-60KはSH-60Jを元に開発されましたが、そのベースとなるSH-60Jは米海軍のSH-60Bが元になっています。
ただベースになったのは機体のみで中身の対潜システムをはじめ電子装置は米国が輸出制限をかけたためほとんど国産開発のものを搭載しています。
SH-60Kはさらに進化した対潜・戦術情報処理システムを採用しているとのことです。
(許可を得て撮影しました)


こちらはSH-60K哨戒ヘリコプターのMAD(磁気探知装置)システムAN/ASQ-81です。
このほかSH-60KにはディッピングソナーHQS-104やソノブイ、探索用レーダーが搭載されているほか、SH-60Jでは対潜用の短魚雷2発と機銃のみしか搭載できなかった武装が短魚雷に加えヘルファイア対艦ミサイルの搭載も可能になったために限定的ながら対水上艦艇打撃能力も付与されているようです。


地上展示機ではありませんが、会場奥のエプロンにはP-3C哨戒機とUS-2救難飛行艇が翼を休めていました。
こちらは第31航空群第71航空隊厚木分遣隊のUS-2救難飛行艇です。
第71航空隊は岩国基地に置かれていてUS-1A救難飛行艇とUS-2救難飛行艇を装備しています。
厚木基地には分遣隊を展開していて厚木と岩国基地から洋上救難任務を行っています。


こちらも第31航空群第71航空隊のUS-2救難飛行艇です。
白地に青色という目立つ塗装をしていますが、本機がUS-2の試作2号機だから。
71航空隊で運用評価を行い、平成20年度中に任務に就いています。
US-2救難飛行艇はUS-1Aの後継となる救難飛行艇で、見た目はプロペラ以外にUS-1Aとほとんど同じですが大きく進化を遂げています。
飛行艇という特殊な運用だけに職人技級の操縦技術が必要だったUS-1Aですが、US-2はフライバイワイヤ(操縦系を電気ケーブルでつないだもの)とコンピュータによる姿勢制御を採用して操縦者の負担を軽減させたり、エンジンの出力向上とキャビン内を与圧にすることでより高高度を飛べるようになっています。
救難システムとしては赤外線暗視装置を搭載しています。


エプロンにズラリとならんだ第4航空群第3航空隊のP-3C哨戒機。
これほど並ぶと実に圧巻ですね。
これをみるためだけに来たといっても過言ではありません。
まさに感動。
これだけP-3対潜哨戒機をズラリと並べているところは世界中探してもそう多いもんじゃありません。


こちらも第4航空群第3航空隊のP-3C哨戒機です。
海上自衛隊のP-3C哨戒機はP-2J対潜哨戒機の後継として昭和56年4月に米国で引き渡され、以後川崎重工でライセンス生産が進められ101機を整備しています。
現在ではうち20機を保管状態または他機種に改造されているようで80機が任務に就いています。
P-3Cは世界トップクラスの対潜哨戒機として知られていますが、米海軍が約200機を世界各地に展開させているのにたいし、海上自衛隊は日本国内だけで100機を保有して対潜水艦任務にあたらせています。
これは米海軍が海上自衛隊に日本周辺地域の対潜任務を委任していることもありますが、太平洋戦争では日本は米軍の潜水艦などから徹底的な通商破壊戦を行われて敗戦の一因となった教訓があるとも言われています。


哨戒監視任務から帰ってきた第3航空隊のP-3C哨戒機です。
桜祭をやっているこの日(まさに4月8日の北朝鮮による弾道弾発射実験間近)も監視任務は行っていたようで、1機が着陸してきました。
機体上面にドーム状のものが見えますが、これは衛星通信装置です。


さてこれで地上展示はおしまいです。
終日まったりモードですごしていましたが日が暮れてくるとゲートガードの機体もライトアップされていました。

そのうちの1機、EA-6B電子作戦機ですが、よ~くみるとフラップと電子妨害装置がはずされていてちょっと寂しい。

以上、在日米海軍厚木航空施設さくら祭でした。
え?主役のはずの「桜」がない?
う~ん・・・

一分咲きなんだよね(笑)



いかがだったでしょう?
写真がやたら暗いのはカメラの設定ミスのようです(本当はP-3Cの着陸する瞬間もあるんですが、夜間のように真っ暗・・・)
また米軍の艦載機の部隊のニックネームを和訳して(例;ゴールデンドラゴンズ→黄金龍部隊)入れたら中国軍みたいになってしまった(笑

その1へ/その2へ
Posted at 2009/04/09 00:03:20 | コメント(2) | トラックバック(0) | ミリタリーイベント | 日記

プロフィール

「commもそうですが、「LINE 個人情報」「LINE 危険性」でぐぐって、それでもokと判断できるなら使ってもいいかも。私はちょ~っと躊躇して未だに使ってませんけど。」
何シテル?   04/11 00:38
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