続きです。
このときから何か変だな~という感じがしてきました。
そう、やたら風が強いのです。
先ほど買ってきた帽子もかぶれないほど風が強い。
しかもやけにゆれるし・・・
それはさておき

今回の観閲式は羽田沖で実施することもあって、途中の航路では真上を羽田空港に着陸する旅客機がアプローチしていきます。
かなり迫力ありますよ。

空港を海から見たなんて事初めてかもしれない(^^)

こちらは東京消防庁の水難救助隊(臨港消防署)臨港第1舟艇小隊の消防艇”みやこどり”(総トン数119トン)で放水銃用のポンプとして21000リットル用が1基、15000リットル用が2基装備されています。
今回の訓練展示に参加する予定です。

こちらは観閲式のため観閲隊形をとるために並ぶ準備をしている”つがる”型(ヘリコプター1機搭載型)巡視船PLH-05”ざおう”(満載排水量4037トン)です。
この辺で船が大きく揺れていることに誰もが気がつくことになります。
風もすさまじく強く、たっていられない状態に・・・

観閲式の開始です。
受閲艦船と航空機が次々に通過していきます。
やはり海上保安庁といえば世界最大の巡視船、ヘリコプター2機搭載型巡視船PLH-31”しきしま”(総トン数7175トン)ですよね。
海上自衛隊と比べて比較的小柄な海上保安庁の巡視船の中でその巨大さは圧倒されます。

ゲストとしてアメリカ沿岸警備隊極東支部(横田)よりC-130も参加しました。
この後訓練展示が実施されました。
が・・・・

容疑船追尾訓練を実施している”はやぐも”型(30メートル型)巡視船PC-108”やえぐも”(総トン数100トン)です。
この波しぶきを見ればその風と波の凄さがわかります。
あまりの天候のため大幅に変更になってしまい、先ほどの消防艇の海上防災訓練展示は中止になりました。
本当なら海賊船に見立てた不審船の補足訓練展示、放水訓練展示、高速・機動連携訓練展示をやるはずだったのですが・・・この天気では仕方ありません。
休憩室の中では船酔いに悩まされた大勢の人が青い顔をしてました。
まさに死屍累々状態・・・
観閲式とはこんなに過酷だったんだ・・・(汗)
しばらくすると艦内放送で麻生内閣総理大臣の訓示がありました。
首相が海上保安庁の観閲式に出席するのは初めてとのことですが、命を懸けて任務に就いてる海上保安庁の方々にとっても一国を代表する首相が出席するのですから士気にプラスになるのかもしれませんね。
(まぁ・・・・福●元首相では逆に士気が下がるかもしれませんが・・・)
それにしてもこの猛烈な波と風の中でよく耐えましたね、首相(^^;

観閲式と訓練展示が終わり晴海ふ頭に接岸しました。
いやあ疲れました。
でも明日は横須賀でもうひとがんばりです♪
東京駅で和風ハンバーグ定食を食べて、横須賀の宿に向かいました。
おっと、横浜線で寝過ごしてカメラのレンズを置き忘れそうになったことは内緒だぜ。
え?いつもに比べてレポが少なめだねって?
もちろん後日観閲式&訓練展示の様子はじっくり・ねっとり作るよ~。
Posted at 2009/04/28 20:25:09 | |
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