
じゃなくて映画「真夏のオリオン」見てきました。
「終戦」「テ○ビ朝日」ということで、いや~なオーラがプンプン漂っていましたが、見に行ってびっくり。
そんな内容になっておらず、これは純粋に面白い!
ちゃんとエンターテイメントとしても成立しています。
日本の戦争映画というとなぜかひたすら悲壮感漂っているわ、しつこいぐらいのテーマ性を強調されるわで、お涙頂戴映画だったり、みてるだけでゲンナリする作品が多いのですが、この作品はそっち方向に走っていません。
ではリアル感ゼロのバカ映画か?といえばそんなことは全く無く、リアル(といっても本物のイ号潜水艦は見たことが無いので自分の考えてるリアルさってことになりますが)さとエンターテイメントとしての作品でバランスがとれています。
確かに一部CGで「アレ?」と思うシーンがないわけではありませんが、これは我慢できるレベル。
むしろセットやところどころのこだわりは思わず「おおおっ!」と思えるほどです。
例えば歴史群像のなかでもふれられてましたが、「艦長」という言葉の発音では普通は「カン」にアクセントを入れます。
でも映画では「かんちょう」とフラットな発音(ちょっと下品ですが「浣腸」と同じ発音といえばイメージつきやすいと思います)です。
これ、帝国海軍ではこういう発音だったらしいです。
また魚雷にグリースを手でベタベタ塗ってたりして、なるほどなあとうなづけます。
戦争映画ではありますが、やたら舞台を広げたりせず、狭い艦内で限られた相手とじっくり取り組むのは正解でしたね。
敵との見事な心理戦は一見の価値有です。
でもあえてひとこと。
茶髪はちょっとなぁ・・・。
Posted at 2009/06/14 18:10:14 | |
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