
21日ですね。
航空ファンの発売日ということで会社帰りに買ってきました。
特集はF-18と第5空母航空団。
横須賀のGワシントンに搭載されてる航空団ですね。
F-18Eがあらたに1個飛行隊が加わって、入れ替わりに従来型F-18を運用してる飛行隊がサヨナラのようです。
横須賀の空母も確実に攻撃力をアップさせていますね。
横須賀を事実上の母港にしているGワシントンはCECシステム搭載艦ですし、より合理的に、より高機能に、有事に対処できるシステムとなっていきますから重要度はさらに高くなっている感がありますね。
個人的にはF-18は艦載ジェット機では一番好き(一番好きな現用艦載はSH-60Jね。これは俺の嫁w)なので、空母の甲板にはほとんどF-18しかないという状況はよく言われる「つまらない」どころかむしろ「これこそウエポンシステム!」という感じがして好きなんですよ~♪
それはさておき、気になった記事がいくつか。
①「フランケンホーネット」なるものが載ってました。
フィンランド空軍のF-18が空中接触して墜落事故をおこしたのですが、1機はなんとか着陸したものの修理不可能だったそうです。
そこで使える部品を探したらカナダのF-18の胴体が見つかったのでくっつけて再生したそうです(^^;
部品取りのために飛行機の部品をほかのものからもってくることはよくありますが、国が全く違うのに、くっつけて再生させてしまうというのはすごいですね。
理屈はわかりますが・・・・。
②サイドワインダーで艦船攻撃
サイドワインダー空対空ミサイルの最新型では非装甲車両や小型の艦船を攻撃できる能力があるそうです。
ゴムボートで実験を昨年の9月にやったんだそうです。
サイドワインダーを誘導装置をごそっとかえて対レーダー用対地攻撃型にしたAGM-122なんてものがありますが、空対空ミサイルをまんま対地攻撃用にというのも面白いです。
③こちらはものすごく深刻そうなニュース。
現在航空自衛隊向けの戦闘機でF-2を生産してますが、来年度で生産終了です。
そしてF-4の後継の戦闘機は・・・・です。
つまり、仮にF-4の後継の戦闘機を決めて国内で生産するとしても、タイムラグがかかります。
その間、日本では戦闘機を作れないという状態になってしまいます。
当然技術者がいなくなったり技術の衰退や下請けなどに大きな影響がでます。
一度失われた技術を取り戻すことは容易ではありません。
その懇談会が12月に行われたわけですが・・・・
ちなみに平成22年度予算案ではF-2の空対空能力向上が28機分から4機へと激減させられました。

写真はサヨナラする”黄金龍”部隊のF-18の去年の3月の姿。
Posted at 2010/01/21 22:15:35 | |
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