先日
のブログで日米共同訓練で陸自の実施部隊の連隊長が「同盟というものは『信頼してくれ』などという言葉だけで維持されるものではない」といったことに対し、アホ防衛大臣がほとんど被害妄想のようにうけとって勝手に処分をした件の続報です。
もっと背筋が凍る記事ですよ。
今日の朝日新聞。
http://www.asahi.com/politics/update/0213/TKY201002130232.html
長野での会合での発言。
「クーデターにつながる極めて危険な思想だ」
はぁ?ですよね。
クーデターですって。
国の仕事はいろいろありますし、多くの方々ががんばっています。
その中でも自衛隊や海上保安庁ほど忠実に任務を遂行してる組織はないんじゃないかとすら関係者でもなんでもない素人の私でもニュースを見れば感じるぐらいです。
「機関銃は2丁はダメだが1丁ならいい」とか、「目の前に地雷があったらそれを処理してもいいのか」とか、海外での派遣の祭に頭おかしいんじゃないの?とすら思える議論とがんじがらめの規制とムチャクチャのなかでも一生懸命日本の国益のために尽力していました。
周囲からのバッシングにもめげず、灼熱のペルシャ湾で、いつ砲弾が飛んでくるかわからない砂漠で、地雷だらけのカンボディアで、インド洋、モザンビーク、東チモール、ホンジュラス、ハイチ、インドネシアで・・・常に命の危険ととなりあわせで、周囲のバッシングに絶えながらも現地の方々に喜びを与え、日本のためにがんばっていました。
海外の派遣部隊からは驚かれるほどの士気や規律の高さ、任務の達成だったといいます。
政府がどんなにアレであってもその命令に忠実に従って日本の安全と国益に何よりも貢献しているのが自衛隊です。
それが連隊長の訓辞がクーデターにつながるんだそうですよ?
はっきりしましたね。
このおっさん、自衛隊を全く信じていません。
たぶん自衛隊よりも人民解放軍のほうが信頼できるんでしょう(笑)
命を懸けて国を守る人より、中国などのほうが信頼できるんでしょうね。
確かに軍隊は銃を向ける相手によっては政権をくつがえす力を持っていますので軍隊のコントロールは非常に厳しく行う必要があります。
でもそもそも連隊長の訓辞が政府批判ではありませんし、細かな調査をした上でそのような発言があったのか怪しいものです。
それこそ「政治の暴走」にほかなりません。
いち国会議員がクーデターの危険と妄言をいうのならまだしも、自衛隊を管轄する大臣がこの発言、あまりにもナサケナイです。
軽々しくクーデターなんて言うなよ(怒)
それとも現政権は外国ならクーデターがいつ起きてもおかしくない政治をしてるんだと自覚があるってことなんでしょうかね。
Posted at 2010/02/14 19:44:31 | |
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