9月末からの中部地方自衛隊イベント。
9月26日小牧基地航空祭
10月3日守山駐屯地祭
10月10日豊川駐屯地祭
10月18日エアーフェスタハママツ
・・・よくもまぁ毎週でかけてますね。
我ながらあきれます(^^;
でもって今日はそのクライマックス、航空自衛隊岐阜基地航空祭でした。
先日の浜松は曇り空でしたから、そこは抜けるような大空を期待したい!
・・・私の雨男パワーを遺憾なく発揮しました。
完全な曇天です。
というか・・・・

何ですか?この人ごみは・・・・(汗)
この写真は昼前ですが、朝の9時ごろにはこの8割程度の人がいましたよ(^^;
ちなみに飛行展示は8時30分から開始なのですが、トイレにはいってたら電車を1本逃してしまい、会場にはいったのは8時50分ごろかな?
歩道橋の上でF-15、F-4、F-2、T-4の編隊航過がすぎさっていくのとか、T-7が着陸していく姿を呆然とみてましたよ(涙)
とはいえ、飛実団第1回目の飛行展示は1/3はなんとかみることができました。

F-2A戦闘機の飛行展示。
なぜか夕方っぽいけど、もちろん今朝の飛行展示の様子です。
画像編集ソフト使っていませんけど光の関係で赤くなるんでしょうか。

こちらはF-15J戦闘機。
タッチアンドゴーした直後に上昇するヒトコマですね。
どの機体も一昨年以上に気合はいりまくりのフライトでした。

お次は第1輸送航空隊のC-130H中型輸送機の飛行展示。
なんと不正地着陸の展示を実施しました。
これをやると草や砂などのFODが機体につくので、着陸後は駐機場に移動せず、停止した位置に放置。
本気すぎます(^^;

次は飛行開発実験団第2回目の飛行展示です。
F-2はもうとにかくガンガンとびまくりましたね。
F-4やF-15と比べると機体の動きが非常にスムーズなのが印象的です。
F-4やF-15がエンジンパワーで飛んでいるのに対して、エンジンパワーにくわえて空力を適正に制御したようなフライトという感じでした(よくわかりませんが)。
ちなみにF-2パイロット曰く、
「F-4とは違うんだよ、F-4とは!」

そのF-4EJ改。
「機体性能の違いが、戦力の決定的差ではないことを教えてやる」
だそうです(^^;

C-1FTB。
C-1の機動性に驚いたパイロットははじめてC-1に乗ったときに
「こいつ・・・うごけるぞ!?」というとか。
って、今回の飛行展示、絶対に某ロボットアニメオタクいたでしょ?(笑)
ちなみに上のセリフ、本当にアナウンスで言ったんですよ。
C-1FTBは後部カーゴドアを展開しています。

岐阜基地名物、飛行開発実験団による異機種大編隊(マスフライト)
C-1FTBを先頭にT-4練習機×2、F-15戦闘機×2、F-4戦闘機×3、F-2戦闘機×2の5機種合計9機となっています。
こうしてみるとF-2戦闘機が以外にも小型なことがよく判ります。
大きさはもちろんですが機体特性も速度も全く違う航空機が精密な編隊を組むのは非常に技術が必要です。

マスフライトの間は単独機による機動飛行もおこなわれました。
F-15戦闘機の大爆音はホントーにしびれます(^^)

こちらも異機種大編隊ですが、今回は初の試みとして3次元編隊が実施されました。
デルタやダイヤモンドなどの隊形に各航空機が「面」として組んでいるのと違い、高度差を設けることで編隊に立体をだしています。
写真では「Y」の字に見えますが、頭上に来ると「T」の字に見え、通り過ぎると「↑」の矢印の形に見える非常に不思議な隊形です。

では地上展示を。
格納庫の中ではF-15、T-2CCV、F-2が展示されていました。
こちらはF-2戦闘機ですが、ヘッドアップディスプレイが緑色に輝いていました。
電源入ってたのかな?

こちらはF-2戦闘機に搭載されるJ/AAQ-2外装型赤外線前方監視装置です。
赤外線画像により目標や地形を確認して、夜間や悪天候下での飛行や打撃を有効におこなうシステムです。

今回の岐阜基地航空祭の目玉中の目玉。
次期輸送機C-2の試作機XC-2です。
現在開発が進められていて今年1月末に初飛行に成功しました。
エンジンが非常に巨大ですが、これはボーイング767と同じCF6エンジンを採用しています。

これが・・・・
空自の新型か!!
飛行開発実験ガンダム・・・いや、技術研究ガンダム・・・・
そういえば確かに試作機だ!!

ブルーインパルスがおこなわれる頃には天候もわるくなり、ついに小雨が降ってきました。
こちらはレベルオープナー。
長野オリンピックの開会式でおこなわれたあの伝説の科目ですよ。

今年はブルーインパルス50周年ということで、その記念の新科目、バックトゥバックです。
T-2ブルーインパルスでもおこなわれていた「カリプソ」をちょうど反対にしたような科目ですね。
お互いの機体、見えるのかな・・・・
技術はもちろんですがお互いの信頼が不可欠な科目に感じました。

タックアンドクロスですが、ちょうど交差する瞬間をゲットできました(^^)