2011年01月27日
テレビではあまり報道されませんが、今とんでもなく深刻で重大な事件が国会で話題になっています。
それは現政権が少しでも気に食わないことがあれば、国家権力をつかって監視して思想や言論を弾圧というとんでもない事件です。
その相手は・・・・自衛隊です。
そしてそれを監視する人々も・・・・自衛隊です。
身内が身内を監視させてるという状態。
極めて異様な事態です。
もちろん外国機関に機密情報をばらすとか、売国思想をもっていて外観誘致の可能性があるとか、そういう人を目をつけて監視するのなら問題はありません。
(というか現政権がそのものですしね・・・・)
テロや犯罪の疑いがある被疑者の監視や調査とか、素行調査とかも仕方ないでしょう。
が、問題になってるのはそういうものではありません。
監視対象は自衛隊の元OBの講演会です。
しかも勤務中に業務をすっぽかして聞きに行く人をリストアップするのではなく、単に業務後のオフの時間に聞きに行くのを監視されるわけです。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110126/plc11012622020162-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110125/plc11012523310167-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110125/plc11012502510026-n1.htm
これ、カンペキに言論・思想の自由の弾圧です。
相手が危険思想の団体や宗教、反日思想のある政治結社(というか現政権がそのものじゃん)というのなら監視の正当性はあるでしょう。
でももちろんそういった講演会ではありません。
(組合などで時折回ってくる「世界平和が~」「核兵器をなくそう~」のうさんくさい文句の署名のほうがはるかにアレな団体だぞ)
OBですよ?
もっといえば、「元上司」といっても過言ではないでしょう。
業務外の時間に非合法でもなんでもないところで話を聞くことが監視対象になるのですからむちゃくちゃです。
要するに現政権を批判することは絶対に許さないっていう言論弾圧をやりたいわけですよね。
もちろん軍人が政治に干渉しないないというのはよくわかります。
政治統制にかかわってきますからね。
が、フリーの時間にまでソレを持ち込むのは言語道断でしょう。
ではなぜ自衛官に参政権が認められてるのですか?
まぁ民間人にも言論弾圧を普通にやる政権です。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110118/plc11011808110036-n1.htm
何となく想像はついていましたが、これでは自衛隊を民○党の「私兵」にするのと同義ですよ。
ちなみに中国の軍隊「人民解放軍」は厳密には「国軍」ではありません。
あれは共産党の「私兵」です。
現政権がやってることはこれと同じです。
「監視する側」の保全隊の方々も嫌な気分でしょうね。
政治からの命令は絶対ですからそれを受けざるを得ない。
でもそれは誰がどう考えても不合理この上ない。
そして監視するのは身内・・・・・
本来監視しなくて良い人たちを監視しなくてはならない。
お気持ちを察します。
命を懸けて国を守ろうとする人たちを自分の党や政権に都合が良いように私兵にする連中。
気に食わないことがあれば徹底的に弾圧する連中。
我が国は確実に「中国化」しています。
それでも「政治家は誰がなっても同じ」ですか?
※統一地方選挙や県議会選挙、知事選挙が近いのでとりあえず政党名は伏字にしてます(笑)
Posted at 2011/01/27 00:08:25 | |
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