2011年06月15日
お友達が懐かしい特撮のブログをかかれていましたので、私も便乗(笑)
何を隠そう私は特撮ファンです。
(バレバレですね)
もちろん怪獣映画も大好きなんですね。
怪獣映画といえば忘れてはならないのが自衛隊。
・・・まぁ怪獣映画という性格上、毎度毎度悲しいことになってしまうのですが・・・・
その中でも別格なのが「ガメラ2レギオン襲来」です。
何しろ事実上の主人公はガメラではなく自衛隊なんです。
自衛隊全面協力というだけあって、ハンパじゃありません。
主人公の自衛隊のなかで中心となるのが大宮化学学校の隊員というところがまたいいじゃないですか(^^)
この作品は数ある自衛隊が登場する映画の中で一番かっこよく、かつ「人間らしさ」を描いたものだと思います。
F-15が怪獣をミサイルで撃墜したり、バリアのようなものを展開させる怪獣の角を87式MATで破壊したり、怪獣から発生した無数の小型生物を87式自走高射機関砲がバタバタと叩き落したり、群がったところを対戦車ヘリコプターAH-1Sにより一掃されるシーンまであります。
ガメラ2に登場する自衛隊は強いのです!
(第3世代戦車を一撃で破壊するミサイルや戦車砲弾くらって大丈夫な生物はあまりいそうもないですものね 笑)
一方で人間らしさの描写も見事です。
作戦指揮所(ありがちな大きなスクリーンで3D満載のものではなく、天幕の中で鉄兜かぶった師団長が地図と記号を使って指揮するぞ!)で状況から判断して自衛隊はガメラに味方すべきなのではないかと苦悩(言葉しゃべらない怪獣が何を考えてるかなんて常識で考えればわかりませんものね)したり、三沢基地でF-1に爆弾を搭載する小林昭二さん演じる整備補給群の班長(?)が「子供のときは戦争で焼け野原にされた。今度は守ろうや」と若い隊員に言うシーンは名シーンだと思います。
怪獣に対して恐怖から緊張している戦車のクルーに対して車長が安心させるためにやさしく声をかけたり、「戦友」として戦ったガメラに対して敬意を表して敬礼するシーンは思わず感動します。
自衛隊を「戦闘マシーンとしての兵士」ではなく喜怒哀楽があって弱さもあるけども「一人一人が国と人を守るために戦う人々」として描いた作品、当時としては珍しかったと思います。
その一方で怪獣映画のシンボル「ゴジラ」ですが、こちらのほうでは自衛隊の扱いはちょっとひどいものがあります(^^;
ちなみに「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃」では自衛隊ではなく架空の軍隊「防衛軍」が登しますが、なぜかイージス艦ぽい巡洋艦を保有してるのに戦闘機がスホイ27っぽかったりします。
そのあつかいはひどいものがありますが自衛隊音楽はさすが「東宝の特撮!」というだけのものはあります。
こちらは昭和59年ゴジラですね。
平成ゴジラの第一作にあたります。
実際の自衛隊のマーチとは全く違いますが、頭にイメージする自衛隊の音楽にピッタリマッチします。
そういえばいつぞやの富士学校開庁記念行事の模擬戦ではゴジラのメインテーマが流れていましたっけ(笑)
前半延々とガメラ2のことを書きましたが、要するに
ガメラ2は名作だ!
と
東宝自衛隊の音楽はかっこいいぞ
が要旨です(^^;
Posted at 2011/06/15 22:54:41 | |
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