
先日本屋に寄ったときにゲットしてきました。
航空ファン今月号とPANZER今月号と世界の艦船増刊号の自衛艦100のトリビアです。
出費が。。。。。
あ、世界の艦船今月号もそろそろ出てますよね。。。。
さて、航空ファンですが表紙は先日来日したB787です。
ANAカラーでSROVにきたので大きな話題になりましたが、この機体は結局ANA機ではないのが面白いですね。
元々この機体をANAに引き渡す予定だったものの、機体重量が増加したため受け取りを拒否したのだとか。
とはいえ消すのもお金かかるので今回のSPOVにはANAカラーのままできたのだとか。
なんだか大人の事情っぽくてこういうの好きだぞ(笑)
特集は最新型ほーネット。
先日マスコミにスーパーホーネットの最新型スーパーホーネットインターナショナルロードマップが公開されましたが、それについてです。
コンフォーマルタンクやウエポンポッドなど非常に興味深いものがあります。
そういえば妙に違和感があったと思ったらこの機体、モックアップだったのね。
運用やコストを考えるとF-4後継は個人的にはスーパーホーネットがベターな選択なのかなと感じました。
興味深い記事は飛燕のレストア作業と震災時の陸自航空科の記事でしょうか。
PANZERのほうは特集はBMP-3。
でもそれ以上に戦車の長砲身化とエジプト革命の記事が気になりました。
エジプト陸軍はM1A1を装備してるのですが、その数1015両!
M60A3も1000両を保有してるわけです。
イスラエルとの関係が良好だったからこそ米国から武器援助を得られたわけですが、革命で原理主義が政権をとったとされてますからこの戦車がどこに向かうのか、日本にとっても大きな問題ですね。
自国を守る戦車なのか、それともイスラエルと砲火をかわす戦車になるのか・・・・
さて、それ以上に気になったのはやはり震災での自衛隊の行動です。
正直想像を超えていました・・・・・
ニュースでは「被災者に暖かいものを、自分たちは冷えたものを」という記事をよく読みました。
被災者を救おうとする自衛隊員のニュースでしたが、想像よりはるかに過酷なものでした。
自衛隊は野外炊具という野外調理セットを大量に被災地にもっていきました。
炊き出しの様子もニュースに流れていました。
もちろん(震災発生直後はともかく、作業が安定してきたら)これで自分たちの食事も作るのだと思っていたのですが・・・・
実際はこの炊き出しはすべて被災者向けで、自分たちは戦闘糧食だったそうです。
それも3食を3ヶ月間も。
入浴についても野外入浴セットという野戦銭湯のようなものを被災地にもっていってるのですが、これも被災者に使ってもらってるので、自身の入浴は10~14日に1度駐屯地に休憩のためにいったときに入るのだとか。
さらにニュースでよく見た作業にあたる隊員さんが使っている防塵マスクなども自腹・・・・
官品は軍手のみなんだそうです。
入浴も毎日入れるわけではない、食事も必ずしも暖かいものが食べられるわけではない、ある程度は自腹で物を買ってもっていくとニュースで見ていましたが、そのはるか上をいってることを知り、驚きました。
もちろん震災がおきたときは真冬でしたからあのテントでの就寝もかなり厳しいものだったのでしょう・・・
確かに震災直後は混乱していますし十分な数の避難所もありませんから食事も入浴もままならないのはわかります。
が、3ヶ月もたって3食とも戦闘糧食・・・・
こんな過酷な状態なのに被災地で被災者の方々を支援したり、少しでも綺麗な状態で遺体を家族に返してあげようと手作業で瓦礫除去をされるなど、心のこもった支援をされてたんですね。
本当に頭が下がります。
結局人員も予算もないので被災地を支援している自衛隊を支援できない状態があり、さらに復興予算が進まないので、本来復興が進んで民間に委託できるような宅配や運送、炊き出し、配給などの分野も自衛隊が肩代わりしてる状態。
これ、復興以前の問題ですよね・・・・
阪神大震災では無能といわれた首相と自衛隊の派遣が遅れたため初期に大きな被害が出ましたが、3ヶ月後には地元の1個師団2000名まで派遣規模を縮小できました。
あの総理大臣ですら震災についての対応をそれなりにやっていたから(できないところはしっかり任せることで)ですが、いくら被災規模が違うとはいえ、現時点で数万人規模の派遣規模ですから比べようがないほど政府の震災対策がひどい証拠といえるかもしれませんね。
Posted at 2011/07/25 01:09:33 | |
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