今日は海上自衛隊横須賀基地と佐世保基地でサマーフェスタ・・・・だったのですが、
有休をとることが出来ずに泣く泣くあきらめました。
悔しいので昨年夏に四日市で公開された護衛艦”ひゅうが”の艦橋を紹介するぞ。
もちろんちゃんと許可とって写してますので安心してね♪

”ひゅうが”の艦橋前側です。
前方のドーム状のものはスーパーバード衛星通信アンテナになっています。
前側と側面に大小四角形の板が張られていますが、これは発展型シースパロー(ESSM)の射撃管制用システムの射撃管制装置3型(FCS-3)のアンテナで、大型のものが主としてCバンドの探索用、小型のものが主としてXバンドのミサイル管制用アンテナです。
さぁ、艦橋にあがってみましょうか。

ひゅうがの艦橋は前部と後部で大きく役割が異なっています。
前部が艦の操舵や航海をおこなういわゆる一般的な艦橋、後部は航空管制室となっています。
こちらは前部の航海艦橋。
大型のモニタが配置されていますね。

操舵コンソールです。
隣の2個の大型モニターは海図表示装置。
”ひゅうが”から採用されたようです。
巨大な艦ですが、艦橋は従来の護衛艦と違って艦の右舷にあるので操舵は難しいとのことでした。

航海艦橋の窓から飛行甲板をみるとこんな感じに見えます。
まさしく空母のような感じにみえます。
甲板に見えるのは退役した訓練用のSH-60Jです。
では後方にいってみましょう。

こちらが後部艦橋になります。
航空管制室ですね。
赤い座席は航空管制官(LSO)用です。
写真ではちょっとわかりくらいですが、手前に青色の座席が見えます。
こちらは飛行長(エア・ボス)の座席になります。

航空管制官のコンソールです。
航空管制室は飛行甲板をみわたすことができます。

航空管制室から飛行甲板を見るとこんな感じです。
艦橋が中央ではなく右舷にオフセットされて配置されているのがよくわかります。
パカっと開いてるように見えるのは哨戒ヘリコプタ用の魚雷等の武器エレベータです。
Posted at 2011/08/06 21:40:01 | |
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艦船 | 日記