
スカパーの日テレプラスで放送の「大都会~闘いの日々~」が今日の放送で最終回になりました。
全31話、とにかく最初から最後まで事件の結末が救いがたいドラマでした(^^;
普通の刑事ドラマなら事件(誰かを殺そうとしたり爆弾予告だったり)は未然に防止してあたりまえ。
ところがこのドラマは基本的に「手遅れ」です。
中でも印象的だったのが第3話の松田優作がゲスト出演した回。
兄を殺した男に復讐をしようとし、ついに殺害に成功し、取調室で満面の笑みを浮かべるが実は人違いだった・・・・とか。
また刑事ドラマでは定番中の定番、「組織との対立」も大都会は違います。
上からの命令に自分ではダメと判断したらそこは対立してでも信念を突き通すのが黄金パターンですが、大都会は組織や上からの命令は絶対です。
組織や命令に疑問を感じながらもそれに黙々と従う、まさに大人のドラマです。
事件はあくまでも弱者が被害者であってそれは泣き寝入りになってしまうという生々しさやリアリティも他の刑事ドラマにはあまりありません。
ヒューマンドラマといえば同じく暗い「特捜最前線」がありますが、特捜最前線が基本的にハッピーエンド(?)に対して、基本的にバッドエンドで終るのも特徴でしょうか。
とにかく見ごたえあるドラマでした。
もちろん放送を録画したやつは全部DVD(SPモード/2話ずつ)に保存してるよん。
Posted at 2008/03/29 01:32:59 | |
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大都会 | 日記